社内改革を成功させるなら生意気な奴を使うべき!生意気な奴が会社を変える理由

技術の発展や社会常識の変化により従来のやり方では上手くいかないことが増えましたよね。

そのため会社も時代に合わせて変わっていかなければなりません。所謂社内改革です。

しかし、この社内改革は信じられないほど面倒で難しいです。

この難題を解くヒントは生意気な社員にあります。なぜ生意気社員が良いのか解説したいと思います。

社内改革は人の歴史との闘い

基本的に人間って怠惰で自堕落でどうしょうもない気質があります。人は変わろうとしないのです。例え自分の身に危険が迫っているとわかっても目先の利益を追ってしまうものなんです。変わらない理由を必死になって探して現状維持にいかに踏みとどまるか考えるのが人間です。

だから、会社の人間は悪人とかではなくただ人間の性質を理性をもって律することが出来ず権力者を必要以上に恐れて伝統に縋り自己保身に全力で走ってしまうのです。

しかも今の世の中いかに自分の利益だけを最大化するかだけ考えるのを良しとするクソみたいな風潮があるので尚更黙って唯々諾々と自己保身に走ることが正解であると多くの人間が考えます。

こうなると真面目にコツコツと目先の仕事にだけ集中して特定の誰が悪いわけでもなく全員で自分の乗る船を沈めることになっていくのです。

こんなしょうもないことが現代だけでなく過去の歴史をみると何度も何度も繰り返されて国や組織が滅んでいきます。

つまり、社内改革を断行するということはただシステムを改善すれば良いとか正論を言えば良いとかではなくまさに人の歴史との熾烈な戦いであると認識してもらいたいです。

だから、最初にやる気満々だと心が折れます。基本どんないい案を出しても無駄です。その程度のいい意味で力を抜いて臨みましょう。力を抜きつつも諦めず根気よくしつこくやっていけば必ず少しづつでも変わっていくのでドラマのような明確な改革は基本的に無いものだと理解してチャレンジしましょう。

生意気な奴が変える理由

では、どういった人間が組織を変えていくのか考えると絶対に生意気な社員であると断然できます。

会社を変えると考えると優秀な社員が上に昇りつめて変えると考えるかもしれませんがそれはあり得ません。なぜなら、日本の会社は従順な奴が良しとされているので何もしなければ上に行く人間は媚びを最善と勘違いしている人間です。仮に優秀だとしても現状のシステムで自分が得をしているのに変える必要がありますか?無いですよね。

だから、たとえ優秀だろうと従順な奴隷気質の上に好かれる人間は組織を変えません。なぜなら変える必要が無いから。

しかし、生意気な社員は違います。生意気たるゆえんは自分の意見をしっかりと言いそれが核心を突いてうっとうしいから生意気なんです。

生意気な社員は自分なりの理論があります。理論があるということは自分の考えをきっちりと持っていることになります。自分の考えがあるため上の意見にも盲目的に従わない。

そのため、会議の場でも普通は「おっしゃる通り(馬鹿じゃね?)」ってなるところを「それはおかしいですよね。これはこうなんじゃないですか!」と新しい流れを作るので既存の悪い流れを壊してくれるのです。

なので、本気で組織を変えたいなら絶対に生意気な社員を重宝しないといけません。これができないといかに優秀な人間を集めても絶対に組織は腐って崩壊します。

常識ではなく現状の最善を考える

変えるためには生意気な社員を見習うべきです。生意気な社員は基本的に伝統や風習なんかは捨てています。

伝統はその制度があるだけで勝手に利益を生み出すから伝統なんです。長く続いた=伝統ではありません。長くあるだけで利益を出さないシステムは悪しき風習です。そのため、現状の制度が良いのか社会情勢などから総合的に考えることが重要です。常に長期的に最善は何か考える姿勢が大事です。

そして、聖域なんてものは存在しないことを理解していくらでも物事は変えられると考え方を変えるべきです。

さらに、踏み込みにくい所へ踏み込んでいく勇気を持てば誰もが生意気な社員で組織を改革できる人間になります。

今の時代組織に従順でも大企業でさえ潰れます。そんな中盲目的に働くことは長期的には損です。自分の頭で考える力を身につけましょう。

ただし、どうでもいいことで生意気に喧嘩を売るのは人としてクズなのでやめましょう。

下の意見を吸い上げるシステムを作る

生意気な社員を重宝してそれ以外の社員の意識を高めることも大事ですがそれだけではなかなか上手くいきません。

よくある失敗として意見を言え、意識を高く持て→部下が何か言う→重箱の隅をつついて否定→上の人間が偉ぶって気持ちよくなって終わる→言っても無駄と閉塞感が漂う→言わなくなる→意見を言えのループが繰り返されどこで組織崩壊という悲劇で幕を閉じます。

なので、いかに下の意見を集約して上の人間がそれを真摯に受け止めてブラッシュアップしていくかが大事です。

頭ごなしに否定はせずに案としては心もとないとしても絶対にアイディア自体は今までにないものを部下が出してくれるはずですからアイディアを上手く活用してよりいい案を上の人間が出せば組織は良くなる、部下から人気になるという最高の展開が待受けているはずです。

まとめ

組織を変えるのは本当に大変で面倒です。しかし、変えなければ今の時代絶対にダメになります。そこでいつもはうっとうしい生意気な社員が役に立つのです。

本当に組織を改善したいならこの本がオススメです。

変えたいけど変えられないモヤモヤしてどうにもならない。でも、裏では批評家気取り。そんな日本の組織で見られる問題に対してどのようにアプローチしていけば改善していくのか論理的に解説し悪い風習を打ち破るための術を学ぶことが出来ます。組織改革をする人間なら必ず一読しといた方がいいです。

自分が生意気と言われたら改革的組織は十分なので落ち込む必要はありません。上の人間が見る目が無いだけです。

そして、上の人間は積極的に生意気な社員を重宝して組織改革をして上手く手柄を得て出世してもらいたいと思います。

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