【実体験】大企業のグループ会社、子会社に転職するメリットとデメリット

働く先は大きくわけて大企業、中小企業、公務員があります。

ただ、更に細分化すると大企業のグループ会社、子会社と呼ばれる中小企業ではあるけど大企業みたいな変な会社があります。

そんな大企業のグループ会社に転職した場合のメリットとデメリットを実体験から紹介していきます。

※この記事には広告が含まれています。

大企業のグループ会社、子会社のメリット

大企業のグループ会社は一応大企業がケツを持っているだけあって中小企業と言ってもそこらへんの中小零細とはわけが違います。

グループ会社のメリットを5つ紹介します。

労働環境は整っている

大企業のグループ会社は腐っても大企業と同じような労働環境が用意されています。

これは子会社であっても大事にしてくれるとかでは決してなく、子会社でブラックなことをすると結局親会社に飛び火するからです。

 

自分たちに火の粉が降りかからないように規模としては中小企業レベルなのに労働環境整備は大企業と同じです。

そのため、残業代が1分単位できっちりと出るのはもちろん、長時間残業が抑制されています。

 

仮に長時間残業しても調整休暇なので休みが貰えるのでそこらへんの中小企業から転職するとちょっと感動してしまいます。

また、休みも多い場合もあるので安心して働く環境にありますし、22時以降は残業させない態勢もあります。

 

しっかりとした労働環境で働けるので人として生きることが出来ます。

中小零細企業と比べると給料が良い

中小零細企業はどうしても薄給です。

効率が悪いのはもちろんのこと、役員が全ての利益を吸い上げて還元しないからです。

 

そんな昇給も雀の涙ほどの中小企業と比べると大企業のグループ会社は、そこらへんの中小よりは給料が良いです。

しっかりと昇給も賞与も出して大企業のメンツも保とうとしてくれるので、見た目の月給以上にお金が貰えます。

 

また、残業代もしっかりと出るので誤魔化して払わない企業よりは当然年収が高くなります。

働いた分だけしっかりとお金が貰えるので安心して働けるし、ローンも信用があるので組みやすいです。

比較的入社しやすい

大企業のグループ会社と言っても、所詮は子会社であり中小企業に分類されます。

どうせだったら親会社の大企業や公務員になりたいと考えるのが普通です。

 

なので、大企業が募集をしていると倍率が凄いですがグループ会社だとそんなに名が知れていないので応募倍率が低いです。

そのため、比較的入社しやすいのでとりあえず大企業の息がかかった会社に入りたいならグループ会社は結構ねらい目です。

 

大企業には入れる気が無いけど、適当な中小零細企業はうんざり・・・

そんな人ほどグループ会社は、制度も整っているのでオススメなのです。

人材の質が高くて勉強になる

大企業の連結対象となる企業は中小企業の規模と言っても腐っても鯛です。

どうしようもなく仕事が出来ない、頭がおかしい、やる気がないような頭のおかしい質の低い社員が少ないです。

 

中小企業の何がヤバいかって人材の質が低く頭のおかしい人が平然といることです。

会社組織で働いていれば嫌な奴なんていくらでもいます。時には我慢が必要なのも社会人なのです。 しかし、どういうわけか嫌な奴どころか頭がおかし...

 

頭のおかしい人が居るだけで会社が本当に苦痛になります。

グループ会社の人達は能力が高い人が多く、仕事に対しても意欲があり常識人であることが多いです。

 

レベルが高いので転職すると焦ることもありますが、レベルの低い環境では人は成長もしないしろくな人生になりません。

一緒に働いていてストレスがなく、尊敬が出来る人と一緒に働けることは幸せです。

経営が安定している

普通の中小企業はバックに何もついていないので事業が失敗して銀行が見放すとその瞬間に終わりです。

これが大企業のグループ会社だと何かあったら親会社がバックアップして資金投入してくれるので助かります。

 

なにより、成長するために子会社を作るので普通の中小企業では考えられないような初期投資をつぎ込みます。

そのため、急成長する会社もあれば安定的に経営できる会社もあります。

基盤が安定しているので何か問題が起こって即終了とかの危険性が少なく、比較的将来性に不安を感じることなく働けます。

大企業のグループ会社、子会社のデメリット

大企業のグループ会社は、それなりにメンドクサイことや納得できないことが結構あります。

看板だけに注目するとこれだけ嫌なことがあるデメリットを3つ紹介します。

親会社の都合で振り回される

グループ会社、子会社とは簡単に言えば親会社である大企業の子分です。

子分なので親分の言うことには絶対服従です。

 

なので、親会社が急に思いついたこと、急にやれと言いだしたことはどんな状況であってもやらないといけなくなります。

仮に親会社の不手際であっても、その不手際を被るのは子会社です。

 

なので、相手が悪い癖に偉そうに文句をつけてきて、あれをやれ、これをやれと散々に振り回されることが平気で起こります。

突発的な出来事に対応することになるので、日常業務を同じようにひたすら繰り返したいと考える人にとっては良くない場所になります。

親会社と比べると年収が低い

そこらへんの中小企業と比べて年収は高いです。

しかし、あくまで子分なので大企業と比べては年収が低いです。

 

同じような仕事、なんだったら大企業の仕事をやってあげているにも関わらず給料は親会社の80%程度とみて間違いありません。

給料に対する意識、幸福度は相対的に決まります。

なので、大企業と比べて少ないと感じると不平不満が必ず出ます。

 

また、企業によりますがプロパーである自社社員は出世させず天下り人事で親会社社員を管理職に配置することもあります。

そうなると、仕事は出来ないし威張るし出世の望みがない会社で働く危険性も十分にあり得ます。

大企業に準ずる規則がメンドクサイ

中小企業はぶっちゃけ適当です。

適当ゆえに労働基準法も守らないし、王様の様にやりたい放題します。

 

逆に大企業は世間の評判とかもあるのでしっかりとしていますし、それが労働者にとって嬉しいこともあります。

ただ、しっかりとしているがゆえに普通だったらこんなことまでしなくていいのではと思えるようなところまできっちりとやらされます。

 

とりあえずの形式だけの書類や手続きなど大企業にありがちな無意味で表面上だけの業務が存在します。

適当にやろうとしても規則でガチガチに縛るので、適当にやることは許されません。

なので、本質的でないと感じるメンドクサイ業務をやらされることになるのでうんざりすることもあります。

中小企業に居るよりはグループ会社の方がマシ

大企業だろうがグループ会社だろうが完全にいい会社なんてものは存在しません。

それなりに嫌なことはあるし、なにより変な人が職場にいただけで一気に最悪な環境になるのが仕事です。

 

ただ、言えるのは適当な中小零細企業なんかにいるよりは絶対に大企業のグループ会社の方がマシです。

なぜなら、積める経験が違うのでいくらでも潰しが効くからです。

 

大きい会社の方が色々な事業をやるのでそれに伴って任される仕事も増えます。

小さい会社では経験したことが無い仕事も出来るので、転職しようと思ったときに転職しやすくなります。

 

なにより、適切な労働環境で働けるので良いです。

グループ会社は入社も比較的しやすいので、中小企業で将来性に悩んでいるなら転職活動をしてみることをオススメします。

 

転職活動をする前にまずは自分の本当の適正年収と向いている業種を知っておきましょう。

 

適正年収を知って搾取されることを防ぎましょう。

敵を知り己を知れば百戦危うからずです。

 

適正年収の把握にはミイダスが有効です。

 

無料で自分の適正年収と自分に向いている職種を教えてくれるのでそれを基準に活動できます。

本当の価値をミイダスで知る

実際に活動するときはキャリアアドバイザーを活用しましょう。

 

キャリアアドバイザーがいるような転職サイトは成功報酬で転職者の年収35%程度を会社から取っていきます。

つまり、キャリアアドバイザーが付くような転職サイトはお金がかかるので経営能力が無いブラック企業は登録も出来ず、そもそもが弾かれています。

 

また、求人票を見るだけで企業が求めている基準を知ることが出来るので自分がスキルアップする際にも役立ちます。

 

さらに、めんどくさい履歴書、職務経歴書は上手いこと添削してくれるし、面接では過去にどんな質問があったか教えてくれます。

自分のキャリアの棚卸しも様々な事例をキャリアドバイザーとして見ていることから、手伝ってくれたり方向性を示してくれます。

時間がない中でも効率よく転職活動が可能になるのです。

 

これが完全無料で使えるので使わないと損です。

 

あと、実際に活動してみて思ったのがキャリアアドバイザーは複数登録しとくべきです。

人によって相性が絶対にあります。

全員が全員優秀ではないので色々自分の目で見て比較した方が良いです。

 

完全無料なのでいくつ登録しても安心です。

 

相手も複数登録前提で話を進めているので逆に一つだけだと足元を見てきます。

失礼なキャリアアドバイザーっていますからね。注意しましょう。

むしろ複数登録でないと損していますよ!

 

現に転職に成功した人は平均4社以上登録していますから。

自分が登録したキャリアアドバイザーは4つです。

 

1つ目がリクルートエージェントです。

 

業界最大でありブランド力があり、転職実績も一番です。

そのため、確実な転職のノウハウがあります。

求人数が他と比べて圧倒的に多いので登録しない手はありません!

 

圧倒的な求人数があれば必ず入社したいと思える会社が見つかります。

とにかく色々な求人を見たいならこれ以上はないです!

求人数重視ならリクルートエージェント

2つ目は、DODAです。

 

個人的な感想としては優良な地元企業の求人が結構ある印象なので地元転職にはオススメです。

見たことあるような地元の企業が「こんなに良い条件の勤務体系になっているのか!?」って驚くことが多いです。

 

地元で転職したいと思うなら是非活用した方が良いです。

また、求人数も多く求人検索機能が充実しているので希望する求人が探しやすいです。

優良企業への転職情報ならdoda

3つ目はパソナキャリアです。

 

お世辞にも求人数は多いとは言えません。

しかし、このキャリアアドバイザーの魅力は親身になって対応してくれることです。

初めての転職でわけがわからない状態のときにいきなり面接にぶち込まれても上手くいきません。

 

その点パソナキャリならしっかりとサポートしてくれます。

また、自分に合った会社選びも親身になって行ってくれます。

 

履歴書の添削から面接の受け答えまで本当に丁寧に指導してくれるので転職が初めての人はぜったいに登録すべきです。

徹底した親身な対応を求めるならパソナキャリア

20代でしたらマイナビAGENTがオススメです。

 

20代に完全特化した転職サイトです。利用者のほとんどが20代~30代までで若い人のサポートを中心に行っています。

20代後半でも6割程度の人が年収アップした転職が出来ているので、20代なら登録しておかないと損です。

※マイナビのプロモーションを含みます。

20代転職でもう失敗したくないならマイナビAGENT

転職するにあたってこの本を読んでおくと逃げの転職から攻めの転職、そして自分の将来を守ることにも繋がっていきます。

是非読んでみてください。

まとめ

大企業のグループ会社は、大企業に準ずる形で制度がしっかりと整っていますし、適当な中小より年収も良いです。

中小零細企業で自分の経験やスキルが育たないよりは、グループ会社の方が優れているので転職にオススメです。

 

ただ、大企業そのものではないので中小企業規模の癖にやけにメンドクサイことをさせられます。

一番最悪なのが親会社の意味不明な一言で右往左往させられることです。

 

入社もしやすいので、楽ですが看板だけに着目しているとそれなりに嫌なことがあるのがグループ会社です。

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

サラリーマン必見!!年末調整と確定申告の違いを理解して得しよう

仕事を真面目にやるだけ損する会社は辞めちまえ!報われない会社に尽くすな

部下が会社を辞める前兆を見逃すな!辞める人には共通のサインがある

お小遣いが足りない!サラリーマン簡単オススメお小遣い稼ぎ

会議の様子

会社の最低会議が長時間にわたるも結論が決まらない原因

上司を信頼できない、信用できない上司のガッカリな特徴と対策を紹介