このままで良いのかと思っても仕事だと割り切ってなんとか会社にしがみつく。
世の中を生きていくうえでは正しいことだと思われていますが、会社にしがみつくのは若ければ若いほど損失が大きく自分の人生が台無しになっていきます。
会社にしがみつくとメリットよりデメリットが大きいです。
会社にしがみつくのが間違いな理由を説明します。
※この記事には広告が含まれています。
楽と楽しいは全くの別物
会社にしがみつく選択をすると転職活動をしなくてもいいし、何の努力もしなくていいので楽な部分も確かにあります。
しかし、会社にしがみつく行為は楽なだけで楽しいわけでも無いし自分の人生を自分で食いつぶしてダメにしてしまっているのです。
やる気も無い、スキルも無い、充実感も無い、ただひたすら会社に媚びへつらい自分を殺して生きるのは何も考えていないからこそ出来ます。
何も考えないのは非常に楽な行為です。
ただ、楽なだけだと人生は全く面白くありません。
苦労はしている時は文句が出るし嫌でどうしようもない気持ちになります。
しかし、自分から行動して成果を得る中での苦労は後から思い出すとしみじみと良かったと記憶に残ります。
なにより、一緒に苦労を乗り切った人とは一生の思い出話になります。
会社にしがみつくことは平坦で何もしないので楽かもしれませんが、後から思い返すと結局何もない人生で後ろ向きなだけです。
会社でしがみつくことは正解のように語られるけども実際は目先のことしか考えていない痩せた発想です。
長期的に考えたらしがみつく選択肢は最悪なのです。
参照:鮫島、最後の一五日間
会社にしがみつくデメリット
会社にしがみつくのは実はデメリットが盛り沢山です。
会社にしがみつくデメリットは3つです。
生きている充実感が無く人生が燻る
会社にしがみつくと、とりあえずは給料が貰えるし生活にすぐに困ることはありません。
しかし、それってただ死んでいないだけで生きているわけではない状態です。
生きるってただ食って寝るだけで終わりではありません。
成長を感じたり、やりがいを感じて楽しく生きるのが人生です。
これが会社にしがみついてしまうと人生で一番時間を使う仕事で充実感が全く無くなってしまい人生が燻ります。
よく仕事は適当でプライベートを全力で楽しむなんて論調がありますが、これは全くのデタラメです。
若い時はそれが十分に通じますが、年を取ったら確実にわかります。
仕事が何も楽しくなく充実していない、会社にしがみついているだけの惨めな生活なのに私生活だけ彩ることは無いと。
会社にしがみつく行為は人生を燻らせます。
他人から見れば大したことが無いことでも、しっかりと自分が自分に自信を持って生きていける。
人生を輝かせることが生きていくうえで重要です。
熱い三流なら上等なのです。
参照:天 天和通りの快男児
スキルが身に付かず何かあったら再起不能
会社にしがみつく行為は目先の一手しか考えていない逃げの一手です。
会社にしがみつくことが最後まで出来れば一応成功かもしれませんが、大体の場合が逃げ切ることは難しいです。
会社にしがみつく時点で自分で道を切り開く意思も力もありません。
会社にしがみつく場合、ほとんどがよそでは役に立たない意味のないクソ仕事をやらされることになります。
ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論 [ デヴィッド・グレーバー ]
会社にしがみつくとただ与えられたことを緩慢にこなすだけなので自分に必要な知識や経験なども考えることが無いです。
そうなると年だけを取って社内でしか通じないノースキル人間が出来上がり、ますます会社にしがみつくことになります。
この状態で会社に危機に瀕して給料が下げられたり、リストラをされた場合どうにもなりません。
会社にしがみつくという一時の甘えで将来の自分が困ることになるのです。
結局媚びを売ったりするのも辛い
会社にしがみつくことをしてしまうのは何故かと言えばそれは努力をしたくなく楽に生きたいからです。
しかし、だからと言って会社にしがみつくのが本当に楽なのかと言えばそれは全く違うと言えるでしょう。
会社にしがみつく以上は避けて通れない道は媚びを売ることです。
例え相手が間違っていても理不尽であっても自分の魂を切り売りして全面的に肯定しないといけなくなります。
プライドを捨てて会社に残っても、下の世代からはバカにされて生きることになるのでいつまでも辛いことになります。
努力するのが辛いなら、何もせず会社にしがみつくのもそれ以上に辛いですし努力と違って永遠と続きます。
そのうえ、自己肯定感が満たされることすらありません。
辛いだけで何の進歩も成長も無いのが会社にしがみつく行為なのです。
悩んでいるなら行動だけはするべき
会社にしがみつく行為をしていてこれからどうしようと考えているなら絶対に行動だけはするべきです。
会社にしがみつく行為の何が最低かと言えば最初から諦めて行動しないで人生を楽しく生きていない、納得感が無い人生を送っていることです。
行動しても駄目なことは少ないですが、もし駄目でも自分の行動に納得感があるなら同じ結果でも満足感が違います。
会社にしがみつく行為に少しでも疑問があるなら行動しましょう。
個人的には在職中に転職活動をしてみることです。
転職活動をする前にまずは自分の本当の適正年収と向いている業種を知っておきましょう。
仕事は合う合わないが存在するので今一度自分がどんな仕事に向いているのか知っておきましょう。
敵を知り己を知れば百戦危うからずです。
仕事の適性把握にはミイダスが有効です。
無料で自分の適正年収と自分に向いている職種を教えてくれるのでそれを基準に活動できます。
実際に活動するときはキャリアアドバイザーを活用しましょう。
キャリアアドバイザーがいるような転職サイトは成功報酬で転職者の年収35%程度を会社から取っていきます。
つまり、キャリアアドバイザーが付くような転職サイトはお金がかかるので経営能力が無いブラック企業は登録も出来ず、そもそもが弾かれています。
また、求人票を見るだけで企業が求めている基準を知ることが出来るので自分がスキルアップする際にも役立ちます。
さらに、めんどくさい履歴書、職務経歴書は上手いこと添削してくれるし、面接では過去にどんな質問があったか教えてくれます。
自分のキャリアの棚卸しも様々な事例をキャリアドバイザーとして見ていることから、手伝ってくれたり方向性を示してくれます。
時間がない中でも効率よく転職活動が可能になるのです。
これが完全無料で使えるので使わないと損です。
あと、実際に活動してみて思ったのがキャリアアドバイザーは複数登録しとくべきです。
人によって相性が絶対にあります。
全員が全員優秀ではないので色々自分の目で見て比較した方が良いです。
完全無料なのでいくつ登録しても安心です。
相手も複数登録前提で話を進めているので逆に一つだけだと足元を見てきます。
失礼なキャリアアドバイザーっていますからね。注意しましょう。
むしろ複数登録でないと損していますよ!
現に転職に成功した人は平均4社以上登録していますから。
自分が登録したキャリアアドバイザーは4つです。
1つ目がリクルートエージェントです。
業界最大でありブランド力があり、転職実績も一番です。
そのため、確実な転職のノウハウがあります。
求人数が他と比べて圧倒的に多いので登録しない手はありません!
圧倒的な求人数があれば必ず入社したいと思える会社が見つかります。
とにかく色々な求人を見たいならこれ以上はないです!
2つ目は、DODAです。
個人的な感想としては優良な地元企業の求人が結構ある印象なので地元転職にはオススメです。
見たことあるような地元の企業が「こんなに良い条件の勤務体系になっているのか!?」って驚くことが多いです。
地元で転職したいと思うなら是非活用した方が良いです。
また、求人数も多く求人検索機能が充実しているので希望する求人が探しやすいです。
3つ目はパソナキャリアです。
お世辞にも求人数は多いとは言えません。
しかし、このキャリアアドバイザーの魅力は親身になって対応してくれることです。
初めての転職でわけがわからない状態のときにいきなり面接にぶち込まれても上手くいきません。
その点パソナキャリならしっかりとサポートしてくれます。
また、自分に合った会社選びも親身になって行ってくれます。
履歴書の添削から面接の受け答えまで本当に丁寧に指導してくれるので転職が初めての人はぜったいに登録すべきです。
20代でしたらマイナビAGENTがオススメです。
20代に完全特化した転職サイトです。利用者のほとんどが20代~30代までで若い人のサポートを中心に行っています。
20代後半でも6割程度の人が年収アップした転職が出来ているので、20代なら登録しておかないと損です。
※マイナビのプロモーションを含みます。
転職するにあたってこの本を読んでおくと逃げの転職から攻めの転職、そして自分の将来を守ることにも繋がっていきます。
是非読んでみてください。
まとめ
会社にしがみつくのは正しいことの様に言われることもありますが、個人的に言わせてもらえれば大間違いで自分をダメにしてしまう逃げの考えです。
・スキルが身に付かない
・充実感が無い人生になる
・努力するのも媚びを売るのも結局辛い
一時の感情で一番辛い選択肢を選ぶような結果になってしまうのです。
会社を辞めようと行動するのは勇気がいることですが、勇気を出すか出さないかのちょっとした差で人生って本当に変わります。
しがみつくより自分の人生を考えて行動することが大事です。