ゲーム性やレベル上げが面白いゲームも最高ですが、ストーリー重視で世界観に引き込まれていくノベルゲームは小説の上位互換だと思います。
面白いノベルゲームをプレイするとついついストーリーが気になって夜更かしして毎日が辛いけども充実した人生を送れます。
そんなストーリーが面白いノベルゲーム、アドベンチャーゲームをPS4中心に紹介します。
ノベルゲームのおすすめ
廃れたと言っても過言ではないノベルゲーム。
しかし、ノベルゲームは時代を問わず面白いものは面白いと言えて熱中できます。
ノベルゲームのおすすめを紹介します。
428
ノベルゲームに実写を掛け合わせてドラマのような臨場感まであるゲーム。
それが428(シブヤ)です。
ノベルゲームというと2次元キャラの紙芝居のようになりますが、このゲームは登場人物全員が実写となっています。
ノベルゲームなのですが、実写なので普通以上に臨場感を感じられるし重要なシーンは動画になるのでノベルゲームとドラマを上手く組み合わせたような感じです。
さらに、ノベルゲームでも一番ワクワクする複数主人公制を採用しており一人一人の選択肢が別の主人公に影響していく面白さがあります。
バラバラな関係と事件が1つの巨大な事件に繋がっていく伏線回収は鳥肌ものです。
おまけ要素は正直に言ってつまらなくてビビりますが、本編は文句なしの出来です。
是非プレイしてみてください。
レイジングループ
民謡と人狼ゲームのコラボを上手く成し遂げたゲーム。
それがレイジングループです。
イキりオタク独特のノリが最初は辛いですが、そんな部分を帳消しにする極上のストーリーがこのノベルゲームにあります。
霧が出ると神様に役割を決められて人を殺す人狼の役割と人狼の正体を暴く人間側に分けられる伝承がある村に迷い込んだ主人公。
実際に霧が出ると本当に人狼ゲームが始まってしまい、村の人の狂気じみた宗教と生き残るために頭脳を駆使した人狼ゲームを楽しめます。
人狼ゲームだけでも緊張感があって面白いのに民謡に潜まれた謎まで単なるホラーではなく解決していく伏線回収もあるので最高です。
これぞノベルゲームと呼ばれる要素がてんこ盛りの名作です。
是非プレイしてみてください。
蒼の彼方のフォーリズム
スポ根、青春、可愛い美少女のザ・ノベルゲーム。
それが蒼の彼方のフォーリズムです。
架空の空を翔るスポーツを題材にした青春スポーツ美少女の欲張りセットなノベルゲームです。
ベタベタな王道展開ですが、王道展開だからこそ熱くなれて泣ける展開ばかりです。
ヒロインが4人おり、個別ルート制で掘り下げていくので当然そのキャラに愛着がわいてかわいく思えることに加えて熱い展開があるのでかなり興奮します。
元々熱いキャラがさらに燃え上がる展開、やる気のないキャラがやる気を出す展開、才能が無いキャラがひたむきに努力する姿勢。
架空のスポーツなのにストーリーが進むと熱くこみ上げるものを絶対に感じます。
是非プレイしてみてください。
Fate/stay night
あまりにも有名になり過ぎた厨二ノベルゲーム。
それがFate/stay nightです。
始めは大人向けゲームだったのに、いつの間にか市民権を得ていたぐらいストーリーの面白さと完成度の高さがあります。
一筋縄ではいかぬ個性的なキャラと絶望的なダークファンタジー要素と厨二病が確実に発症するカッコいい詠唱と肩書。
そんなセンスの塊のような世界観に加えて徐々に明らかになっていくキャラ同士の過去と因縁、不利な状況を覆す策略など止め時がわかりません。
伏線回収も盛りだくさんなのでキャラ、ストーリー、厨二全てが完ぺきと言えます。
個別ストーリー全てをクリアすることで伏線回収が出来て、理解が周回ごとに深まっていくので周回が一切苦で無いのが素晴らしいです。
是非プレイしてみてください。
グリザイアシリーズ
共通ルートの明るいギャグと個別ルートのシリアス過ぎる重いダークな展開に引き込まれるノベルゲーム。
それがグリザイアシリーズです。
元は大人向けのゲームであり、女の子が5人しかいない学校に人には言えない過去がある主人公が転校してくることから始まります。
共通ルートでは明るく頭がおかしい女の子達と過去に辛い経験があったとは思えないほどノリが無い主人公との掛け合いが面白いです。
しかし、ストーリーが進んでいくと明るい少女たち全員に過去の秘密があり重厚なストーリー展開へと変わっていきます。
シリーズもので、果実→迷宮→楽園と繋がっていきます。
シリーズを通して明らかになっていく主人公と周囲のキャラの過去と重厚な展開にノベルゲームってやっぱり面白いと実感できるはずです。
当時流行りの主人公らしくスカシまくっていますが、ストーリーを読み進めると熱い共感できる主人公になっていくのも最高なのです。
是非プレイしてみてください。
グリザイアの果実 – LE FRUIT DE LA GRISAIA –
コーヒートーク
異種族が入り混じる世界でコーヒー店を開くバリスタになり、現実世界にもある様々な悩み、人間模様を楽しめるゲーム。
それがコーヒートークです。
隠れた名作ゲームにふさわしいですが、面白さの割にボリュームが少ないのだけがちょっと残念です。
ドット絵とバリスタ然としたレトロで洗練された音楽との組み合わせは最高でいつまでもぼ~っと画面を眺めていることが可能です。
ストーリー自体は王道も王道なのですが、あえて異種族という形をとっていることで現実世界の問題も馬鹿らしいという社会メッセージもあります。
ただ説教臭いだけでなく普通に王道ゆえのストーリー展開も面白く、感動してじんわりとした優しい気持ちになれてしまうから不思議な魅力があります。
雰囲気ゲーと思いきや以外にも少しの伏線回収があるのでそこも良いです。
是非プレイしてみてください。
アドベンチャーゲームのおすすめ
ノベルゲームと少し違いますが、ノベルゲームのようなストーリー重視でゲーム操作の部分が少ないアドベンチャーゲームを紹介します。
ダンガンロンパ
息つく暇も与えないサイコホラーポップでストーリーがえげつないゲーム。
それがダンガンロンパです。
学園内に閉じ込められた生徒たちが脱出する方法は誰かを殺してバレなければ良いというもの。
逆に犯人を見つけられなかった場合は犯人以外は殺されてしまうので生死をかけた推理を学級裁判という形で行います。
えげつない絶望的展開が魅力なのですが、事件の推理も面白く明らかになっていく真実に興奮します。
ほとんどノベルゲームのように裁判パートは読み進めていくのですが、普通の違うのはノンストップトーク方式な所です。
リアルタイム形式でトークが進んでいくため時間制限以内に適切なタイミングで相手を反論していく必要があります。
これのおかげでノベルゲームのような面白さに加えて実際に自分も参加しているような気分になって没入感が強くなります。
ストーリーも推理もどちらも最高でキャラも個性的で確実にハマります。
是非プレイしてください。
一三機兵防衛圏
ノベルゲームじゃなくてアドベンチャーゲームにしたからこそ、このゲームの凄さが分かってしまうゲーム。
それが一三機兵防衛圏です。
伏線回収ありの複数主人公制の重厚なSFストーリーだけでも評価に値しますが、普通はこの設定なら誰もがノベルゲームと思います。
ノベルゲームでしか出来ないような設定なのにノベルゲームではなくアドベンチャーゲームとして表現したからこそゲームとして更に高く評価できます。
複数主人公制で一人の行動が別の主人公に影響を与える展開をアドベンチャー形式で実際にキャラを動かして操作できます。
そのため、出来る行動も時間によって変わるし、キャラ同士が何気ない瞬間に自分の選択肢の影響で横切ることになるので興奮します。
それに加えてストーリーは伏線回収がしっかりされており、謎が謎を呼びどのキャラも余すことなく活躍するので見事としか言いようがありません。
グラフィックも夕方の風景なんか泣けるようなノスタルジックな表現をするのでしみじみと画面を見つめることが出来ます。
是非プレイしてください。
逆転裁判123
ストーリーが面白いアドベンチャーゲームの金字塔。
それが逆転裁判123です。
シリーズがかなり続いていますが、基本的に3までやっていれば逆転裁判の魅力のほとんどを理解できると言っても過言では無いです。
そんな3までを全部詰め込んだのが逆転裁判123です。
1話完結のストーリーが、シリーズごとに4~5つあり、そのどれもが手に汗握る最高の逆転劇を見せてくれます。
基本的に弁護士である主人公の依頼人は絶体絶命状態にあるそこから捜査資料とハッタリを駆使して身震いするような逆転劇を体験できます。
各話完結ですが、以外にも1~3シリーズ全てが繋がっており、3の最終話をクリアしたときの達成感と感動と虚無感は何物にも代えがたいです。
是非プレイしてください。
アマガミ
ギャルゲーとしてまさに最高傑作と言えるゲーム。
それがアマガミです。
ギャルゲーですが、成長要素や運要素などが極力排除されているのでノベルゲームのように楽しめます。
アマガミの何が凄いかと言えば、女の子たちが可愛いのは当然としてキャラが濃すぎるぐらいに立っていることです。
特に気の強いキャラが多いのでそういったタイプのキャラが好きなら確実にドハマりすること間違いなしです。
キャラ一人一人にしっかりとキャラ付けがされており、愛着が湧くどころか本当に好きになってしまうのが本当に恐ろしいところです。
ヒロインだけでなく主人公も頭がおかしいので笑えるし親友キャラも笑えて頼れるのでサブキャラまで全員素晴らしくて非の打ち所がないです。
是非プレイしてみてください。