トロコンブーストゲームと呼ばれているシャーロックホームズ悪魔の娘をトロコンしたうえでの評価感想を紹介します。
推理ゲームなのでストーリーが面白いと期待してしまいますが、実際はトロフィーが取りやすい以外良い所がないゲームです。
暇だからやろうか迷った人の判断の材料にしてもらいたいと思います。
シャーロックホームズ悪魔の娘で気になるところ
シャーロックホームズ悪魔の娘は気になる部分が多々あります。
プレイして気になった部分を紹介します。
推理が無駄に難しい
推理ゲームなのですから当然推理をします。
でも、この推理が普通に難しいのです。
昔のゲームの様に完全なノーヒントでストーリーが進むので最近の道筋を示してくれるぬるいゲームに慣れるときついです。
本当に調べ終わったのか、次はどこでどんなことをすればいいのか、判断がつきにくい場面が多々あります。
そのくせ、犯人だけは簡単にわかるので、わかりきった犯人をメンドクサイ証拠集めでひたすら頑張る苦行があります。
マルチエンドのメリット無し
何を思ったのか推理の結末がマルチエンドです。
犯人を有罪にしても良いし、無罪にしても良いです。
全ての選択を見たうえで結論を決めれます。
ただ、マルチエンドがエンディングに影響してきません。
どの選択肢を選んでも別に何も変わらないので一体何のためにこれを作ってどうして欲しいのかの意図が見えません。
マルチエンドのくせに利点が全くありません。
しかも、結論によってはシャーロックホームズの家に当てつけのような内容が書かれた手紙があるのでムカつきます。
グラフィックが汚い
シャーロックホームズ悪魔の娘はPS4のゲームですが、PS3と勘違いするほどグラフィックが汚いです。
グラフィックがゲームの全てではないです。
しかし、パッケージや雰囲気からいかにもグラフィック良いようなそぶりをしておきながら低グラフィックなところが気になります。
アンチャーテッドの初回作の方が確実にグラフィックが綺麗まであります。
ストーリーがつまらない
推理ゲームの醍醐味はやっぱりストーリーです。
期待してしまいますよね。
天下のシャーロックホームズに。
ただ、ストーリーがつまらないのです。
すぐに犯人はわかるし、トリックもろくすっぽありません。
黒幕も別に高度なトリックなど一切しないので一体何がしたいゲームなのかわかりません。
登場人物全員に何一つ感情移入が出来ないゲームです。
ひたすら、推理ごっこをして意味もなく終わり。
因縁めいた話を加えていますが、ストーリーでは登場しないのでこちらとしては全く理解不能な状態。
完全に何をしたいのか見失ったストーリーです。
映画は小説とキャラが違うと批判されていますが、普通にストーリーも面白くアクションもあるので楽しめるのが大違いです。
ロードが長い
一番嫌なのがロードがめちゃくちゃ長いです。
街を移動する場面が結構あるのですが、その度に10秒以上のロードが入ります。
馬車に乗って移動している体を装っていながら、ひたすらロード地獄です。
おじさんが狭い社内で座っている場面を何度も長時間にわたって見る意味が分かりません。
ロードが長いのも推理要素の負担になっています。
シャーロックホームズ悪魔の娘の良い所
シャーロックホームズ悪魔の娘の唯一良い所を紹介します。
トロコンが簡単
何と言ってもトロコンが楽です。
ストーリーをクリアするだけでトロコンが可能なのでストレスが無いです。
しかも、10時間程度でクリアできるので簡単にトロフィーレベルが上がります。
とりあえずやってやったぞという気持ちになるのが良い所です。
まとめ
シャーロックホームズ悪魔の娘は暇つぶしにトロコン目的にやる分には非常に良いゲームです。
ただ、ゲーム性やストーリーを求めると途端に酷いゲームになります。
暇だから何かやってトロフィーが集まればいいなと思うならこのゲームがオススメです。