セミリタイアを考えていたり、実際に実現できた人は独身率が高いです。
たしかに一人だと気軽にセミリタイアを決断できます。
しかし、セミリタイアを独身でやってしまうと失敗する確率が高いのです。
リスクヘッジのためにも結婚しておいた方が良いです。
セミリタイアでも結婚すべき理由を紹介します。
セミリタイア失敗の3大理由
セミリタイアは働くことが向いていない人間にとっては夢のような人生です。
そんな夢のような人生でも失敗は付き物です。
色々なセミリタイアブログを読んだうえで起こりがちな失敗は3つあります。
その失敗理由を紹介します。
セミリタイアした後の孤独感
セミリタイアした人で失敗したと考える一番多い理由が孤独感です。
仕事の人間関係に疲弊して
「もう誰とも関わらないで生きていこう」
と心に強く誓ったはずなのに孤独感に悩まされます。
結局人間はどこまでいっても社会的動物であることに変わりはありません。
本当に誰とも関わらず孤独で生きていくなんてことは逆にストレスなのです。
セミリタイアした後も積極的にご近所付き合いなどをする性格ならば大丈夫ですが、セミリタイアをする時点でそんな人間のはずがないです。
仕事を辞めて誰とも関わらずに孤独感の中、なんだか活力のない日々に後悔するのです。
仕事の後のビールが旨いという言葉と同じです。
ストレスがあるからこそ休みの日が輝くのです。
適度なストレスがあるから自由な時間が生き生きと輝くのです。
意外と孤独感にやられてしまうセミリタイア者は多いです。
セミリタイアしたことでの健康の悪化
セミリタイアで孤独感と負けず劣らず多いのは健康被害です。
仕事をしているとなんだかんだで動きます。
そして、健康に朝日を強制イベントで浴びさせられます。
独身でセミリタイアをすると誰も不摂生な生活を注意しません。
一度堕落の沼に入ると一人では抜け出せないのです。
また、男の場合孤独感からくる健康被害もあります。
結局セミリタイアしたい男って自分も含めて人付き合いが笑えるくらい下手過ぎると考えられます。
女の場合表面上でも多くの友達がいるので、独身でも人との繋がりが全て消え去ってしまうことはありません。
男の場合は消え去ります。
で、男の場合孤独になると健康リスクが一気に跳ね上がるのです。
健康に過ごせてこそセミリタイア生活という夢の完成です。
独身だと健康を害してただただ無限の時間をふとんで過ごすことになりがちです。
セミリタイアするだけの資金不足
個人的にはちょっと考えられないですがセミリタイアでの資金不足も失敗の理由としてそこそこあります。
いざ、目標金額を達成しても生活水準を落とせない場合があるようです。
自分一人でいるためちょっと自制心が外れてしまうとそこから転げ落ちます。
とくに50代くらいでセミリタイアすると再就職は厳しいです。
セミリタイアが苦しいなんて言っている時点でバイトをしたぐらいで賄えるくらいの生活水準ではないはずです。
なので、悠々自適に暮らそうと思ったら想像以上の貧乏暮らしになってしまうのです。
言いようのない焦燥感に急かされて安月給で働かされる。
これってセミリタイアする前より最悪ですよね。
一人だと資金繰りに困ったら誰も助けてくれません。
セミリタイアの基本は分散によるリスクヘッジ
セミリタイアにおいて一番大事なのは分散すること。
リスクヘッジが大事です。
貯金することが大事なのではありません。
どのような状況においてもやっていけるように工夫するのが大事です。
独身だと気軽です。
セミリタイアの決断も自分の意思一つで決まります。
嫁にうるさく文句は言われません。
しかし、独身ということは頼れるのは自分だけですよね。
もしも何かあった時も自分だけが頼りです。
これってリスクヘッジの観点から正しいと思いますか?
違いますよね。
自分以外にも頼れる身内がいる方がどう考えてもリスク回避できますよね。
そのためセミリタイアしたい場合でも結婚だけはすべきです。
セミリタイアしたいのに結婚とか失礼だし迷惑がかかると考えていませんか?
そもそもセミリタイアしたいと考えている時点でいい意味で異常者です。
普通は「仕事が辛い、人間関係がストレス」という愚痴を楽しんで終わりです。
文句を言いながら定年まで働く気満々です。
心の底から嫌で辞めてやると考えて行動できるのは普通では無いです。
元々普通では無いのに今さら常識を自分に当てはめてもしょうがないですよ。
麻雀漫画「天」の登場人物アカギの名言で「真面目であることは悪癖だ」
という大好きな言葉があります。
常識なんて変わります。
自分の信じた道を行けばいいのです。
ちなみに麻雀がわからなくてもめちゃくちゃ面白いので読んだことない人は読んだ方が人生が輝きます。
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リスク回避を考えたら結婚しておくことはメリットが多いのです。
セミリタイアでも結婚するメリット
人と極力関わりたくないのに何で結婚しないといけないのかって思いますよね。
自分も最初はそう思っていました。
しかし、セミリタイアを目指すからこそ結婚によるメリットがあります。
孤独感の解消
結婚したからといっていつまでも幸せなんて夢を語るつもりはありません。
しかし、誰かいてくれるという事実は孤独感の解消に繋がります。
セミリタイアを許してくれる人と結婚したならば早々仮面夫婦になることは少ないと思います。
なにより、最初から何もやらずに
「結婚は自分に向いていない」
と考えるより実際にやってみて無理だった方が納得感があります。
年を取ってどうにもならなくなってから
「ああ・・・あの時結婚しておけば・・・」
なんて悩むよりは
「無理だったから仕方ないな!」
って思える方が絶対に人生を楽しめます。
結婚生活がとりあえず続けられれば孤独感の解消。
上手くいかなかったら納得感で孤独を楽しめる。
2つの意味で孤独感を解消できます。
結婚しておくことが最大の敵である孤独感の攻略法です。
動かされることで健康改善
結婚って良いなんて言っていますが、人と暮らすって苦痛ですよね。
全て自分の好きなようにはいきません。
「ごみを出せ、掃除をしろ」
なんて言われて腹立たしいことばかりです。
しかし、この適度なストレスと運動が健康改善に繋がります。
人間は少しくらいのストレスがあった方が生き生きとします。
ストレスフリーだとつまらなくなってきます。
結婚することでストレスが溜まるので結果として健康に良いです。
また、無理矢理動かされるので結果として運動することになります。
そして、とりあえず会話をすることで健康被害も減ります。
結婚しておくことは巡り巡って健康に良いのです。
共働きというリスクヘッジ
特に注目してほしいのが共働きというリスクヘッジが可能な点です。
自分一人で資産を築いて資産運用をするのが基本方針ですよね。
ただ、何かあった時が困りますよね。
突発的な出費がかさむと不安が増加します。
もしもの時までを完璧に考え過ぎたらいつまで経ってもセミリタイア出来ません。
そのもしもの時に役立つのが配偶者の財布なのです。
共働きは簡単に言えば家庭に稼ぎ口が2つあることになります。
1つの収入が潰れても、もう1つがカバーしてくれるのです。
セミリタイアこそお金についてしっかりと備えたいです。
自分が家の家事をやって配偶者に働いてもらえればこんなに安泰なことってないですよね。
お金は常に貰えないまでも死にかけている状態で無下にすることはないはずです。
収入面での強力なサポートが共働きです。
結婚はセミリタイアにとって最高のリスクヘッジです。
まとめ
セミリタイアするなら独身より結婚した方が得です。
孤独感、健康悪化、資産運用失敗のリスクを減らすことが出来るからです。
人付き合いが嫌いでもとりあえず結婚する方向で戦略立てをした方が良いです。
そもそも男で
「人付き合いが苦手だし女と話すのはもっと苦手だから結婚なんて無理」
なんて思っている人はいませんか?
学生時代女関係を全て断ち切っていた修行僧な生活を送った自分がモテないからこその恋愛戦略を編み出しました。
女慣れしといて損はありません。
少しでも結婚を考えた人はこの記事を見て頑張って下さい。
最高のリスク回避策を是非実践してください。