高難易度で知られる名作ゲームであるダークソウル。
そのダークソウル1のリメイクは死にゲーの魅力をこれでもかというくらいにふんだんに詰め込んだ極上のトライアンドエラーが出来る名作ゲームです。
ダークソウルリメイクは世界観が魅力的
ダークソウルリメイクは何と言っても世界観が魅力的です。
古いゲームなのでグラフィックはそこまで凄いとは思いませんが、世界を構築する要素の全てがカッコいいのです。
厨ニ心をいつまでもそそられるのです。
敵のグラフィックなんかは男なら誰もが憧れて妄想したカッコイイ敵の代表格みたいなやつばかりです。
そんな魅力的なやつらと生きるか死ぬかのしのぎを削れるゲームが面白く無いはずがありません。
また、最初はどこへ行ったらいいのか全くわからないもの凄く不親切で放置される世界で投げ出してやろうかと考えてしまいますが、クリアすると見方が全く変わります。
世界の全てが地続きでどこまでも雄大に尊大に広がっているのです。
1本道のゲームは非常にわかりやすいのですが、世界が分離されているような感覚に襲われてしまいます。
ダークソウルリメイクは最初はどこへ行ったら良いかわかりませんが、逆に言えばどこへでも好きな所へ行ける、そして世界は全て繋がっているということが体験できるのです。
終盤に訪れる場所が最初に訪れるような場所と繋がっていると判明する時の感動は従来のゲームでは味わえません。
中世ダークファンタジー要素が盛り沢山なので透き通るような闇の暗さを存分に味わうことが出来ます。
そんな先の知れない世界でドキドキしながら進み、アイテムを見つけた時の感動や強い武器を作って強さを感じられる瞬間はこのゲームに出会って良かったと思えるはずです。
高難易度ゆえの興奮がそこにはある
サクサクと敵を倒しまくってガンガンレベルアップ出来るゲームももちろん面白いですが、高難易度ゆえの達成感を感じられることも同じくらい尊いです。
高難易度なので正直に言ってこの敵は絶対に馬鹿だなって感じるような理不尽に心が何度も折れかけます。
こんなの絶対に無理だろって思うような絶望感が寄せては返す波のように襲ってくるので諦めたくなります。
しかし、諦めなかったからこその感動がダークソウルの売りです。
今まで為す術も無く死んでしまった場所でも効率的に攻略出来たりしたときは、自分の成長を如実に感じることが出来ます。
漫画とかで修行後に「俺・・・強くなっている!!!」が現実世界でも体験できてしまうのです。
そして、何度も絶望を味わったボスを倒した時なんかいい歳をしても「おっしゃ!!!よし、よし、よし!!!くぁ~、やった・・・」という日常生活ではほとんど感じられない快楽を味わえるのも名作ゲームである所以です。
ダークソウルは人生の大切さが詰まっている
死にゲーってフロム信者なんて呼ばれる人がいたり、高難易度ゆえに敬遠されがちですがダークソウルリマスターには人生の大切さが詰まっていました。
ダークソウルの魅力は何と言ってもトライアンドエラーです。
何度も何度も失敗しても決して折れない心で挑戦して自分の望む結果を獲得していくゲームです。
これって人生において最も大事な部分だと考えます。
スラスラいけば楽ですが人生で記憶に残って思い出したときに面白いのは絶対に辛い頑張った出来事です。
難易度が高いのは確かに辛いですが、思い返したときに自分に対する感慨深さや感動が味わえるのです。
また、何を達成した時の快楽などは人生を生きるうえで絶対に欠かすことが出来ない
ダークソウルは人生の縮図であると言えます。
アクションが格好いい
正直に言ってダークソウルリマスターはもっさりしています。
動きがスムーズで自分の思ったように動く感じではなく不都合を受け入れながらも最善を尽くしていくゲームです。
しかし、もっさりとしていてもアクション部分が非常にカッコイイのです。
ダークソウルシリーズでは盾パリィと呼ばれる相手の攻撃を受け流し致命的な一撃を与えるアクションがあります。
これがカッコいいし最高に気持ちが良いのです。
敵の素早い攻撃に対してタイミングを合わせると一瞬時が止まるような感じになります。
相手の攻撃を完全に見切ったということ自体が最高の快楽です。
そして、その瞬間に攻撃すれば相手の体に武器を突き刺し無慈悲に蹴りながら抜き取るという敵への恨みを一気に晴らしてくれるような動作に興奮できます。