ブラック企業は大義名分とか綺麗ごとで人を洗脳してくる

ブラック企業は一見するとあり得ない無茶なことを平気でします。

しかし、だからといってブラック企業無くなるかと言えば違います。

そこで一生懸命働いてしまう従業員もいるのです。

その理由はブラック企業は洗脳が上手いからです。

ブラック企業の洗脳の仕方を説明します。

ブラック企業の長時間労働はヤバさの一要素でしかない

ブラック企業は長時間労働からヤバいと話題になりがちです。

しかし、普通に考えれば長時間労働で大して給料も無ければ辞めて転職するのが普通ですよね。

ヤバいと言いながら嬉しそうに残業してしまうのはブラック企業が宗教であり人を洗脳しているからです。

宗教とか特殊な状況に置かれた人間は冷静な立場の人間からすると理解できないような行動をよく取りますよね。

これはおかしな人がおかしな行動をしているのではなく、普通の人でも心の状態を弄ってあげれば誰でもおかしくなってしまうのです。

人がいかに知らず知らずのうちに心理的な影響を受けて行動を制限されてしまうのかはこの本を読めば恐ろしいまでにわかります。

分野としては行動経済学と呼ばれる人の心理まで考慮した実態に即した経済活動について学べます。

つまち、ブラック企業は長時間労働がヤバいのではなく同じような特徴で上手いこと人を洗脳するからヤバいのです。

ブラック企業は大義名分で人を洗脳する

ブラック企業の代名詞の長時間労働は結果でしかありません。

ブラック企業は洗脳が優れているのです。その洗脳には大義名分を使います。

なぜ大義名分がそんなに人を洗脳してしまうのか説明します。

大義名分は夢がある

大義名分の何が厄介かと言えば中途半端に夢があることです。

人って結局、褒められたい、自分が特別な価値のある何かでいたいという気持ちが非常に強いのです。

人はこの欲求を満たす使命感のためなら一生懸命になってしまいます。

ブラック企業はよく

「自分たちのやっている仕事にはこれだけの価値がある!」

とか適当なことを言って洗脳してきます。

自分たちは特別、優れている、普通とは違う、そんな中頑張っているという充実感もあるなんて信じさせてくるのです。

本当に価値があるなら給料も上がっていくし、人も増えるし、会社も大きくなっていきます。

しかし、そんな現実は見せようともせず、人知れず損をしながらでも努力している自分たちは凄い、お客のために頑張る姿は尊いと夢も見させます。

人は絶望的な現実より嘘の夢に浸りたい心理をうまく利用して洗脳するのです。

すると、次第に自分は頑張っているから凄いんだって気持ちになりブラック企業で愚痴を嬉しそうに言いながら頑張るのです。

やりがい搾取も夢で行動を縛っているだけです。

大義名分は綺麗ごとで正論の部分がある

大義名分で一番恐ろしいのは正論の部分もあるのでより混乱するからです。

一部もっともらしいことを混ぜて反論できない様にさせるのが洗脳です。

例えばよくありがちなのが、お客様のために頑張ろうというスローガンです。

確かにお客様のために働くことは悪いことでないし、お客あっての仕事という面もあります。

これを良い様に使って、お客様のために身を粉にして際限なく働かせて来るのがブラック企業の特徴です。

何かおかしいと感じても

「お客様のために働こうって意思は無いのか!?」

「全てお客様があって給料が出ているんだぞ!?」

なんて言われるとなんだか反論できずに働いてしまいます。

そして、弱った所で頑張っている、価値があるなんて持て囃されるとそこで完全に価値観が支配されて洗脳されます。

普通に考えてお客様が神様なんておかしいですからね。

雲海に浮かぶ銅像
お客様は神様ですなんて言われていますが、これほど従業員を苦しめて幸福を奪う悪魔の言葉はなかなかありません。 クレーム対応も仕事の内だと考え...

で、そんな風に下の者を働かせない様にマネジメントや交渉するのが上の人間と仕事です。

それを全て放棄して根性で解決させようとしている時点で終わりなのです。

一度価値観に染まってしまうと一貫性の法則が働いてブラック企業に沿った行動をする様になってしまうからタチが悪いです。

死ぬ思いをして働く理由なんて無い

ブラック企業に勤めると知らず知らずのうちに会社に貢献したい、お客様に尽くしたいと考えがちです。

そして、自分がいないと回らない。みんなに迷惑をかけられないと急に自分自身に酔い始めます。

しかし、そもそもそんな熱い思いがあるなら独立してより社会のために働いてお金を手に入れれば良いだけです。

また、誰かがいなくても会社なんてものは普通に回っていきます。

自分自身が死ぬ思いをしてまで働く必要なんてないのです。

必ず洗脳状態で働いていると心か体に不調が現れます。

上手く思い込んでも心の底から助けてというサインは出続けているものです。

人生において大事にしないといけないのは自分自身です。

より自分がしっかりと生きれるような環境に転職することを考えるべきです。

しかし、いきなり辞めるのは不安でしょうから、まずは転職活動だけでもすることがベストです。

転職活動だけなら在職中でも出来るし、モヤモヤするより色々な会社を見て総合的に人生を考えるって大事です。

転職活動をする前にまずは自分の本当の適性年収と向いている業種を知っておきましょう。

自分を客観視してから行動するほうが成功率が上がります。

ストレスばかり溜まる会社の原因は自分の個性と合っていない可能性があります。

適性年収の把握にはミイダスが有効です。

無料で自分の適性年収を出してくれるのでそれを基準に活動できます。

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実際に活動するときはキャリアアドバイザーを活用しましょう。

在職中だと履歴書、職務経歴書、面接の練習とかめんどくさいです。

そんなめんどくさい履歴書、職務経歴書は上手いこと添削してくれるし、面接では過去にどんな質問があったか教えてくれます。

効率よく転職活動が出来ます。

また、会社の内情も教えてくれるので自分に合いそうな会社に転職できる確率が上がります!

自分に合った社風の会社に転職しましょう。

これが完全無料で使えるので使わないと損です。

あと、実際に活動してみて思ったのがキャリアアドバイザーは複数登録しとくべきです。

人によって相性が絶対にあります。

全員が全員優秀ではないので色々自分の目で見て比較した方が良いです。

完全無料なのでいくつ登録しても安心です。

相手も複数登録前提で話を進めているので逆に一つだけだと足元を見てきます。

失礼なキャリアアドバイザーっていますからね。注意しましょう。

むしろ複数登録でないと損していますよ!

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自分が登録したキャリアアドバイザーは4つです。

1つ目がリクルートエージェントです。

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2つ目は、DODAです。

個人的な感想としては優良な地元企業の求人が結構ある印象なので地元転職にはオススメです。

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地元で転職したいと思うなら是非活用した方が良いです。

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3つ目はパソナキャリアです。

お世辞にも求人数は多いとは言えません。

しかし、このキャリアアドバイザーの魅力は親身になって対応してくれることです。

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その点パソナキャリならしっかりとサポートしてくれます。

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転職を無理にしなくても自分の人生って今までのままで本当に良いのかなって一度立ち止まって考えることは大事です。

まとめ

ブラック企業は長時間だからブラック企業なのではありません。

ブラック企業は大義名分や綺麗ごとで上手いこと人を洗脳してから自ら長時間労働をするようになっていくのです。

人は環境に大きく左右されてしまいます。

洗脳されているといつまで経っても会社に尽くさないといけないという考えの元自分の人生をしっかりと生きることが出来なくなってしまいます。

会社のため、社会のため、世の中のためと思いながら長時間働いて、心のどこかでおかしいとか体調に少しでも支障が出たら逃げるのが正しい戦略です。

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