上司に対する不満は仕事が出来ないとか言い方が厳しいとかがありますが、個人的に一番いけない上司は放置する放任主義の上司です。
管理職は管理する仕事ですから、それをしていない時点で本当に何もかもダメだと思います。
ただ、放任主義の上司の下では確かに意欲さえあれば成長できることは間違いないです。
しかし、同時に壊れてしまうリスクもあります。
放任主義の上司に下で働く場合に起こることについて説明します。
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上司が放任主義だと成長できる理由
よく上司が放任主義の場合、成長出来るのでむしろ喜ぶべき。
ダメなのは上司ではなく自分であるみたいな意見があります。
ダメなのは上司だと思いますが、放任主義の上司だと成長するのは本当です。
放任主義だと成長する理由は3つです。
無理矢理にでも責任を負うことになる
上司が放任している場合何も指示を出さないはずです。
指示を出さないということは責任を持っていないことになります。
つまり、部下が必然と責任を負って仕事をすることになります。
仕事でもなんでも成長するときって、自分事として物事を考えている時です。
誰かが責任を負ってくれる状態だと他人事でどうしても頭に残らないし、一生懸命になりにくいです。
これが放任主義の上司だと責任を勝手に持たされるので良くも悪くも成長します。
部下ではあるけど、意識は中間管理職で上のクラスの仕事をしているので成長しないわけがないのです。
好き放題できるので伸びる
強制的にやらされたものは面白くないしストレスが溜まります。
放任主義の上司だとある意味全部自分でやって良いので好き放題やれます。
つまり、アイディア次第で自分で積極的にやれるので当然伸びます。
例えば長良川の鵜が居ますよね。
あれも紐を短くするより長くした方が魚を多く捕るのです。
自由にさせた方が締め上げるより成果をあげられるわけです。
これと同じで締め上げて管理する上司より自分の考えが反映出来る環境の方が伸びます。
自主性があればストッパー上司より考える力が付く
放任主義の上司だと指示をだしません。
つまり、何もしなければそのまま何も無い暇な状態でいられます。
だからこそ、これではいかん!と自分で考えて提案、行動していくことになります。
本当の意味で考える癖が付くので圧倒的に成長します。
そして、よく自分の保身のためにストッパー上司と呼ばれるなんでも却下タイプより経験値が増えます。
楽では無いけど成長する要素しかない、サラリーマンだけど個人事業主みたいな状態です。
上司が放任主義は本来いけないこと
上司が放任主義はむしろ良いことみたいな論調がありますが本来はダメだと思います。
上司が放任主義なら、管理職って仕事はなんなんですかって思いませんか。
そんな放任が許されるなら管理職なんて要らないわけです。
また、個々人がどれだけ頑張ろうと組織として機能してないと成果って出ないのです。
個人としては成長出来るかもしれませんが、組織を成長させられないのは管理職失格です。
独立しまくる会社とかなら別ですが、普通の会社でそれはいけません。
放任主義は成長するが潰れる可能性も高い
放任主義は成長します。
成長しますが、これって例えば10年かけて成長するものを無理矢理2年とかで成長させるものです。
どうしても歪みが生まれます。
責任を給料が見合っていないのに負うことになるので潰れる可能性も高いです。
長く働いて成長していきたいなら普通にダメダメな上司です。
潰れたら成長も何も無いです。
耐えられそうにない場合は迷わず転職すべきです。
放任主義の上司は本来ダメなのは悪いのはあなたではありません。
ちゃんとした教育環境でじっくり成長した方が良いのは間違いありません!
転職活動をする前にまずは自分の本当の適正年収と向いている業種を知っておきましょう。
仕事は合う合わないが存在するので今一度自分がどんな仕事に向いているのか知っておきましょう。
敵を知り己を知れば百戦危うからずです。
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まとめ
放任主義の上司だと確かに成長する下地がたくさんあるのは間違いありません。
最初からスキルがあって好き放題やりたい、厳しい環境でスキルを付けて独立、転職したいなら素晴らしい環境です。
ただ、普通に働いていきたいだけなら普通にダメな上司で責任に押し潰されることもあります。
その場合は素早く転職しましょう。