最近ではめっきり無くなってしまった主人公が喋らないゲーム。
ほとんどの主人公がよく喋ります。
主人公がベラベラ喋らないと自然と主人公キャラに自己投影出来て現実逃避が出来ます。
そんな無口で最近では全く見かけなくなってしまった、主人公は自分だと錯覚出来る面白いおすすめゲームを紹介します。
ドラゴンクエストⅪ
歴代主人公の誰もが喋らない無口の代表ゲーム。
それがドラゴンクエストⅪです。
ドラクエの主人公はプレイヤーであるとの思いで作られているためどれだけストーリーが進もうが一切喋ろうともしません。
それでいながら、しっかりとストーリーは成立しているしなんなら日本を代表するだけあって最高に面白いです。
その中でもドラクエの集大成とも言えるドラゴンクエストⅪは喋らない主人公の古き良きを体現しつつ古参ファンから新規ファンまで誰もが楽しめます。
全ての仲間が魅力的で一緒に冒険したいと思えるキャラ達ばかりでプレイしていて無口ゆえに実際に自分が旅をしている感覚になりいつまでもこの世界に浸りたくなります。
3Dになって毛嫌いしている人ほどやるべきストーリーに完成度の高さが売りです。
今までをしっかりとプレイしている人ほどニヤリと出来るシーンが多く、無口主人公として今までの冒険がありありと思いだされること間違いなしです。
プレイヤーは無口の王道を今でも貫いた名作ゲームです。
ペルソナ5
喋らないけど極上のストーリーと恋愛までしっかり出来るゲーム。
それがペルソナ5です。
スタイリッシュで厨ニ全開でカッコよくそれでいながら、戦闘、ストーリー全てが高水準の現代を代表するJRPGです。
スタイリッシュでイケメンな見た目なのに無口であるだけで、何故か自然と感情移入が出来てしまうのが無口主人公の素晴らしい部分です。
ストーリーも伏線回収ありの長編で普通にクリアするだけでも120時間はかかります。
それでも飽きさせないストーリー展開と戦闘の面白さだけでもお釣りが来ます。
それに加えてJRPGなのでしっかりと恋愛、ギャルゲー要素もあるので無口主人公を通して甘酸っぱい体験が出来ます。
ストーリーも戦闘も恋愛も全て楽しめて、自分とは似ても似つかないのに無口だからこそ感情移入出来て気持ちよくプレイできるゲームです。
イースシリーズ
代々続くシリーズものの無口主人公ゲーム。
それがイースシリーズです。
どちらかといえばマイナーなゲームですが、シリーズ通して主人公が同じでしかも喋らない徹底ぶりです。
アクションRPGを毎回しっかりと時代に合わせて進化させてくるのでシリーズが長いけど古臭さを感じさせません。
ストーリーは、特にここ2作品のⅧとⅨはかなり出来が良いです。
ほろりと泣けるストーリーや伏線回収ありで痺れる展開が盛り沢山でもっともっと知られても良い名作です。
主人公は一切喋らないくせにしっかりと行動で強く優しい姿を見せつけてくれるので、喋らないのに何故か人柄がわかる。
そして、主人公のことを好きになってしまうそんな不思議な魅力があるゲームです。
イースVIII – Lacrimosa of DANA – スーパープライス
ソウルサクリファイスデルタ
世紀末な世界に至った原因を喋る本と共に追体験するダークファンタジーで無口なゲーム。
それがソウルサクリファイスデルタです。
狩りゲーと言えば世間ではモンハン、ゲーム好きならゴッドイーターと答える人もいると思いますが個人的に最も面白い狩りゲーです。
他の狩りゲーと違ってもっさりとしたアクションが無く、高速バトルが展開されるのでプレイしていて気持ちが良いです。
狩りゲーなんてストーリーはオマケ程度にしか普通はならないですが、ソウルサクリファイスデルタはストーリーが最高なんてレベルじゃないです。
ダークファンタジーの名に恥じない重厚で重苦しい世界観とプレイする手が止まらないストーリー展開。
そして、鳥肌が立ってしまう伏線回収に感嘆します。
世界が崩壊していくまでを喋る本と共に追体験していくので主人公であるプレイヤーは一切喋らないし、空気です。
しかし、この空気、無口設定が最後の最後に活きてきて最高に熱く燃えるラスボス戦になります。
ゲーム性良し、ストーリー良しの最高の狩りゲーです。
風来のシレンシリーズ
ローグライクゲームの代名詞にして選択肢すらない完全無口ゲーム。
それが風来のシレンシリーズです。
当然喋らないし、ストーリーだってそんなに力を入れているわけでも無い。
ただひたすらにゲーム性が中毒性があるほどに優れているゲームです。
潜るたびに変化するダンジョンを攻略していくので、正しい攻略法を駆使しても時には運の悪さ一回の判断ミスで何時間かを無駄にする、下手したら何百時間が消える。
そんな理不尽さと憤りとそれでもプレイしたくなるリベンジ性の高さとクリアした時の得も言われぬ快感を味わえる人生のようなゲームです。
主人公の相棒で何一つダンジョンで助けてくれないイタチが主人公の代わりに全てを喋るので完全なる無口です。
ストーリーよりゲーム性に特化した最高のゲームです。
個人的には64と外伝が一番面白いです。
ゴッドイーターリザレクション
ほとんど喋らないそれゆえに名場面があるゲーム。
それがゴッドイーターリザレクションです。
モンハンが大衆向けならゴッドイーターはオタク向けのゲームです。
まあ、とにかく厨ニ病な世界観と気取ったキャラ、そしてビックリするぐらい登場する女性キャラが可愛い。
女性キャラのデザインセンスは狂っているけど最高の一言です。
シリーズを重ねるごとにクソになっていきますけど、1をリメイクしたものを更にリメイクしたリザレクションは文句なしに面白いです。
新たな戦闘要素を加えて遊びやすくなったので爽快感抜群で狩りゲーが出来ます。
そして、ストーリー部分も1はしっかりとしており、特に最後は主人公が無口で喋らない設定だからこそ燃える展開があります。
狩りゲーとしても面白く無口主人公を上手く使ったストーリーも面白いゲームです。
仁王2
死にゲーとハクスラを掛け合わせた異色な無口ゲーム。
それが仁王2です。
1はしっかりと主人公がおり意味不明な英語を喋るのですが、2の主人公は自分でキャラメイクが出来るので完全無口主人公で自分の分身としてプレイできます。
いわゆる死にゲーと呼ばれるものですが、仁王2の面白いところはストーリークリア後にやり込み要素としてハクスラ要素があることです。
ハクスラとはひたすら強い武器、組み合わせると効果を発揮する武器を手に入れるために同じダンジョンを狂ったように潜るゲーム性です。
ただそれだけのことが面白いです。
一気に強くなって今まで苦戦した敵が一瞬で倒せるようになる、ダメージが喰らわなくなると興奮していつまでも終わりのない旅になります。
1周目は死にゲーとして2週目以降は死にゲー要素の緊張感も残しつつ、ハクスラでやり込めます。
ストーリーも無口で喋らないけどわりと良く出来ているので楽しめます。
ダークソウルシリーズ
元祖死にゲーして頂点であり余分な会話が一切ない無口ゲーム。
それがダークソウルシリーズです。
死にゲーと言えばこのゲームと言っても差し支えないくらいの世界中のファンを魅了するゲームです。
主人公はキャラメイクで作り喋らないのはもちろんのこと、ボスすら喋らず敵も一切喋らないのでひたすらアホみたいな強い敵だけを倒していきます。
ストーリーは何かよくわからないナレーションが勝手に語ってくれるので朧気ながら理解できますが、基本的に余計なものは省いています。
主人公が無口どころか全てが無口でひたすらこのゲームはどうだと言わんばかりの挑戦的なスタイルです。
しかし、誰も喋らないけど何度も何度も失敗しながら覚えて強くなっていく自分の成長に不思議と興奮できるゲームです。