人が次々と辞めていき補充しても補充した先から辞めていってしまうバケツに水が開いたような状態の会社。
どれだけ技術が発展しても仕事をするのは人間で会社を構成するのも人間です。
人が居着かない続かない会社は必ず問題があります。
そんな会社の特徴と対策を紹介します。
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人が続かない会社の特徴
人が続かない会社は決まって同じような最低なことが起こっています。
人が続かない、居着かない会社にありがちな特徴は5つです。
パワハラ、モラハラが横行している
人が辞めていき続かない会社は大なり小なりパワハラ、モラハラ等各種ハラスメントが横行しています。
卵が先か鶏が先かの話になってしまいますが、人が辞めていく会社は劣悪なので人の心が荒んでいます。
心が荒むと自然と人に対して辛く当たるようになっていきます。
良くあるのが、行き過ぎたお客様至上主義により理不尽な要求をされたのに一切客には反論せずに従業員に我慢をひたすらさせる。
自社内ではパワハラが無いからと安心していると、従業員の心が荒んでいき何かにつけてストレスから強くあたるようになっていきます。
次第にパワハラが会社内でも平気で起こるようになっていくので、コンプライアンス違反をした会社になっていきます。
会社内でハラスメントが横行していて、ある種しょうがないかのような雰囲気がある会社は人が居着かないで辞めていきます。
会社の将来のビジョンが全くない
仕事はお金のために働いているのでお金のことは優先的に考えるべきです。
しかし、ただお金だけと割り切ることが出来ないのも人間です。
働いている以上自分が所属している組織が何をしていきたいのか、どういった目標のために働いているのか。
そういったある程度の誤魔化しの部分が無いとロボットではないのですから働けません。
日々の自分がしてきたことに誇りと結果を見て過ごしたいものです。
これが人が辞める会社では全くありません。
ただ、言われたことを何も考えず半分死んだ状態で虚ろな目をして働くことになりがちです。
将来に対しての迷惑なビジョンや目標が無いので、言っていることやっていることが180度違ったり、やらされたことが無意味になることが多々あります。
こんなことを繰り返していると
「一体何のためにこんな無駄なことをして辛い思いをして働いているか」
と考えるようになってきます。
そして、まともな人ならば確実に
「この会社こんなことで大丈夫なのか?」
と不安になります。
この意味のないことの繰り返しと将来不安が解消されないので辞めていくのです。
仲良しごっこするくせに陰口、悪口が多い
人が辞めていく会社は上の人間が劣悪な人間性と低い経営能力を持ち合わせているので空気が悪いです。
で、人って面白いもので環境に染まっていく生き物です。
上の人間が劣悪だっただけで次第に下の人間も劣悪になり下がっていきます。
そのため、人間関係が笑ってしまうほど悪いです。
風通しの悪い会社は誰もが殺伐として今にも爆発しそうなことを想像するかもしれませんがそんなことはありません。
あくまで大人なので表面上はそれなりにしようとするどころか、変に仲良しごっこをしてベタベタするようになります。
しかし、ちょっと突けば誰もが不満だらけなので陰口や悪口のオンパレードになっていくのです。
悪い職場環境でも協力し合えばいいのに、自己保身で逃げたりする人がいるので下の者同士でも険悪なことになりがちです。
そうなると、最初は上の悪口を言って仲良くしていてもお互いに嫌いあってくるのでどこもかしこも悪口や陰口ばかりになります。
まともな人はそんな低レベルな場所で働きたくないので辞めていくのです。
若手に全て押し付ける仕事スタイルで評価制度が無い
会社にとって最も悲劇で誰もが働きにくい環境にする方法は無能な管理職に向いていない人を役職に就けることです。
無能な管理職が上にいくだけで組織は簡単に綻びます。
お情け人事や過度な年功序列がある会社では、能力ではなく勤続年数や年齢で勝手に出世してしまいます。
こうなる原因はまともな評価制度が無いので、とりあえず今までのやり方で出世させているだけです。
評価制度が無いので頑張っても評価されないし、働かない無能な管理職の方が給料が良く得しているので嫌気がさして普通の人が辞めていきます。
また、無能な管理職は仕事を弱い人に押し付ける能力は一流であることが多いので若い人が犠牲になりがちです。
面倒くさい仕事は若手にやらして、頑張っているのに評価されない無間地獄みたいな職場となるので人が辞めていきます。
上の世代が逃げ切り態勢に入っている
いつの時代も組織をおかしくしてしまうのは保守的になった老人が既得権益を守るために非合理的な行動をするためです。
既得権益を守ろうと上の世代が逃げ切り体制に入っている組織は若手側に未来が一切ないので人が居着かず辞めていきます。
上が逃げることしか考えていない会社は活気がないし、年齢構成は年寄りと若手しかおらず中堅が抜けています。
未来が無いから必要なスキルや転職が出来る年齢のうちに消えていきます。
また、世代交代を促進させると号令は出しますが実態は世代交代をさせない仕組みがあるのでいつまでも年寄りが偉そうにしています。
現状も衰退しており挙句改善の見込みのない逃げ切り態勢に入っている人達を見て絶望して辞めていきます。
人が続かない会社では疲弊して壊れるか性格が悪くなる
人が続かないような会社は会社に重大な欠点が確実にあります。
活気があって成長できるけど仕事がきついとかそんないいものではありません。
仕事の満足度が低く役に立つとは到底思えない仕事を思いつきでやらされて手のひら返しをされる将来不安が強いような会社だと思います。
そんなところを一生懸命
「仕事だから仕方ない」
とどれだけ自分に言い聞かせてもいつかは必ずダメになります。
または、自分が最初に感じた
「こんな人間になったら終わりだ・・・」
と思えるような人間に自分もなっていて鬱屈とした人生を歩むことになります。
そうなっても会社は別に何の責任も取ってくれないので最悪です。
人が続かない会社での対策
人が続かない会社では変にしがみつくとろくなことにはなりません。
なので、必然と行動してなんとかするしかないのです。
対策は2つしかありません。
確率が低いが自分が変える
確率が低くかつストレスが信じられないくらいに溜まって理不尽のオンパレードを受けるが成功すれば会社の英雄になれる。
それが自分で会社を変えていくことです。
人が居着かない辞めていく会社は問題が多く存在しています。
会社の中にいる人の方が問題をよくわかっているので、問題を一つ一つ解決していけばそれだけで良い会社に変貌していきます。
最初から諦めるより少しは変えるために行動した方が上手くいってもいかなくても後悔が少ないです。
ただ、人が辞めていく会社で働いている人ならわかると思いますが、原因は人間関係で複雑に絡み合っています。
そして、自分だけがやる気を出しても上手くいかず普通に裏切られたり嫌がらせをされたり嫌な思いをして終わることの方が多いです。
そのため、変えようと思っても確率はかなり低いです。
一番良いのは自分もヤバい会社を辞めること
人が辞めていく続かない会社はとにかく労働環境が劣悪です。
給料も低いかもしれませんが、それ以上に人間関係や組織運営が杜撰で定期的に絶望的な気分にさせてきます。
そんな会社で長く勤めようとすると結局自分が一番困ることになります。
精神的に疲弊して年齢ばかりいたずらに重ねてしまうとやり直す難易度が上がってしまうのです。
人が辞めていくヤバい会社からは逃げて転職するのが一番良いです。
ただ、いきなり辞めるのはリスキーなので転職活動から始めましょう。
在職中でも転職活動は出来ますし色々見たうえで今の会社も案外悪くないと思えば残る選択肢があるのは大きいです。
転職活動をする前にまずは自分の本当の適正年収と向いている業種を知っておきましょう。
適正年収を知って搾取されることを防ぎましょう。
敵を知り己を知れば百戦危うからずです。
適正年収の把握にはミイダスが有効です。
無料で自分の適正年収と自分に向いている職種を教えてくれるのでそれを基準に活動できます。
実際に活動するときはキャリアアドバイザーを活用しましょう。
キャリアアドバイザーがいるような転職サイトは成功報酬で転職者の年収35%程度を会社から取っていきます。
つまり、キャリアアドバイザーが付くような転職サイトは金がかかるので経営能力が無いブラック企業は登録も出来ず、そもそもが弾かれています。
また、求人票を見るだけで企業が求めている基準を知ることが出来るので資格取得を目指していく際にも役立ちます。
さらに、めんどくさい履歴書、職務経歴書は上手いこと添削してくれるし、面接では過去にどんな質問があったか教えてくれます。
効率よく転職活動が出来ます。
これが完全無料で使えるので使わないと損です。
あと、実際に活動してみて思ったのがキャリアアドバイザーは複数登録しとくべきです。
人によって相性が絶対にあります。
全員が全員優秀ではないので色々自分の目で見て比較した方が良いです。
完全無料なのでいくつ登録しても安心です。
相手も複数登録前提で話を進めているので逆に一つだけだと足元を見てきます。
失礼なキャリアアドバイザーっていますからね。注意しましょう。
むしろ複数登録でないと損していますよ!
現に転職に成功した人は平均4社以上登録していますから。
自分が登録したキャリアアドバイザーは4つです。
1つ目がリクルートエージェントです。
業界最大でありブランド力があり、転職実績も一番です。
そのため、確実な転職のノウハウがあります。
求人数が他と比べて圧倒的に多いので登録しない手はありません!
圧倒的な求人数があれば必ず入社したいと思える会社が見つかります。
とにかく色々な求人を見たいならこれ以上はないです!
2つ目は、DODAです。
個人的な感想としては優良な地元企業の求人が結構ある印象なので地元転職にはオススメです。
見たことあるような地元の企業が「こんなに良い条件の勤務体系になっているのか!?」って驚くことが多いです。
地元で転職したいと思うなら是非活用した方が良いです。
また、求人数も多く求人検索機能が充実しているので希望する求人が探しやすいです。
3つ目はパソナキャリアです。
お世辞にも求人数は多いとは言えません。
しかし、このキャリアアドバイザーの魅力は親身になって対応してくれることです。
初めての転職でわけがわからない状態のときにいきなり面接にぶち込まれても上手くいきません。
その点パソナキャリならしっかりとサポートしてくれます。
また、自分に合った会社選びも親身になって行ってくれます。
履歴書の添削から面接の受け答えまで本当に丁寧に指導してくれるので転職が初めての人はぜったいに登録すべきです。
20代でしたらマイナビAGENTがオススメです。
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20代後半でも6割程度の人が年収アップした転職が出来ているので、20代なら登録しておかないと損です。
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転職するにあたってこの本を読んでおくと逃げの転職から攻めの転職、そして自分の将来を守ることにも繋がっていきます。
是非読んでみてください。
まとめ
どんなに時代が進歩しても人あっての会社です。
人が辞めて居着かない続かない会社は、なにかしらの重大な組織としての欠点があり終わっているまたは終わりかけている会社にほかなりません。
人が辞めていく会社にしがみついても正直言って良いことがありません。
自分の人生がめちゃくちゃになる前にしっかりと行動してヤバい会社からは逃げるのが最善手です。