人を判断するときって何を基準に評価すればいいかわからないときってありますよね。
先輩とか上司とか目上の人だと無条件で凄い人に思えてしまいますし、後輩だと低く見てしまうことってありますよね。
どんな風に人を評価したらいいかについて考えたいと思います。
言葉はタダ
上司で、「自分なりの個性を出していきたい」とか「嫌われる上司になりたい」とか耳障りのいいことを言う人って結構多いと思います。
また、後輩で「全然知らなかったです。勉強になります。自分も頑張って勉強します」とか言う人も多いと思います。
全部耳障りが良いし良いこと言ってるんですけどこれ全部タダですよね。
上記のようなことを言ったからって何が起きるわけでもありません。結局その人自身が言ったことを守れなくても誰も基本的に咎めません。咎めたとしても「次からは気を付けます・・・」とか「あの時はそう言ったけれどそんなに上手くいかない。上には上の苦労があるんだ」なんて言えばいくらでも逃げることが出来てしまうのです。
まさに言うだけタダってことなんです。何にも責任を負っていない人間の言うことにいちいち期待したり失望したりするなんて馬鹿らしいですよね。
なので、基本的に何を言ったかなんて気にしなくていいんです。言葉なんて所詮無責任なんです。
言葉より行動
じゃあ、どこで人を判断するかというと行動です。
行動するということは、当然リスクがありますし責任が生じます。リスク、責任を背負ってやったことって決してタダではないですよね。
例えば、君のことを大事にするという人と君のことは大事にしないという人がいるとします。
君のことを大事にするという人が会うたび会うたびに暴力を振るってきたとします。かたや、君のことを大事にしないという人が会うたび会うたびにお姫様のように扱ってくれたとします。どう考えてもお姫様のように扱ってくれた人と付き合う方が良いですよね。
なので、言葉なんか信用する必要なし。行動による結果こそが最も雄弁なんです。
上司の例で言うなら自分なりの個性なんて言わなくてもとっとと出せばいいんです。嫌われる上司になりたいとか予防線張ってる暇があるならだらしない部下を怒ればいいんです。
めちゃくちゃお腹が空いているとしたらご飯を普通に食べますよね。それをわざわざ「あ~、自分はめちゃくちゃお腹が空いているぞ!!目の前にあるご飯を食べるぞ!!みんな見てろ!!さあ、食べるぞ!今から食べるぞ!俺はやってしまうぞ!!!」って言ってるようなもんなんですよね。黙って早く食えよってなりますよね。
後輩の例でも、勉強するなんて言葉を信用してはいけません。その後、その仕事をきっちり覚えられたかその後資格などの勉強をきっちり行ったかで判断すればいいんです。
言葉は全く責任はありません。何を言おうが責任は無く好き放題に言えます。
しかし、行動には必ず責任が伴います。何かをしたらそれに対していい結果だろうが悪い結果だろうが何かしらの責任を負わされます。そんなリスクを承知でしっかりと行動して責任を負って生きている人間は信用できますよね。
人生は行動が全てです。行動で示せる人間がこの世で最も信用できる人間であるのです。
行動は絶対に誰か見てくれている
自分は絶対に人を行動で判断していますが結構言葉で判断してしまう人がいますよね。このことで自分より能力の無い人が評価されているとか落ち込むかもしれませんが、行動でしっかり示していれば絶対に見ている人はいます。気休めではありません。これは、どんな組織であってもそうなんです。
なので、仕事でも日々の人生でも言葉で何を言ったかではなく行動で人を評価して、自分人も行動で示すことを常に心がけましょう。