孤独って純粋に辛いですよね。
年々一人で生きることに関して寛容な時代になってきています。気楽で楽しくやっているうちは良いのですがひとたび孤独という病に悩まされると人生どうにもならないと思います。
そこで孤独に対する考え方と孤独の解決策を自分なりの考えで紹介したいと思います。
孤独から逃げるために人は生きている
孤独が辛いから自分は駄目な人間であると思っているなら大間違いです。
確かに孤独に対して耐性は人によって大きく異なりますが誰でも孤独は辛いものです。決して自分だけが感じている悩みではなく人類共通の悩み事であると言えます。
何故か。それはアリストテレスが言ったように「人間は社会的動物である」からです。
現代は非常に生活環境が発達したことにより人に頼らなくても生きていける世の中になりましたがそんなのはせいぜい20年程度の話です。本当につい最近まで人間はお互いに助け合いながら密接に生きていました。
助け合いの中で生きるので孤独であるということは最悪の事態につながることを意味していました。なので人のDNAには孤独にならないように人とコミュニケーションを取りつつ社会的活動を営むように設計されているのです。
それなのに技術の進歩により一人でも生きていけるようになったので便利なんですが誰とも繋がらないと不安に感じてしまうようになっているのです。孤独から逃げるために人間は生きていたのに今は孤独に向かって全力で走っているから不安を感じることが多くなっているのです。
孤独は誰も耐えられない
そんな孤独な現代人なんですが最近ソロは充実しているとしきりに持て囃されています。そんな情報ばかり噛り付いて見ているとそんなに友達がいるわけでもない、かと言ってソロでずっと活動するだけの気概もない自分は駄目なのではないかと思うかもしれません。
全くの杞憂です。
耐性に差はあれど長期にわたって抜け出す保障が無い孤独は人間である以上誰も耐えられないのです。
ソロが充実している人間も結局友達や配偶者が存在しているのでソロが楽しめるのです。いつでも繋がれる保証があるからソロでいられるのです。ソロが良いと言える時点でその人間はソロではありません!!保険がある人間の言葉はいつだって軽いのです。
自分も近くに友達がいるときはソロが好きでしたが転職で遠くに行ってしまったらやはり寂しく孤独を感じました。幸い会えない距離ではないのでソロを楽しめていますが海外や二度と会えないような事態になればソロで楽しむなんて絶対に言えません。
つまりソロで人生を楽しめなんてありますが絶対に保険を作ったうえでソロで活動しないと絶対にどこかで壊れるように人間は設定されているのです。
結婚しても孤独である
人間は孤独に耐えられないので何かしらの対策を講じる必要があります。そこで多くの人間が安易に逃げ込む先はいつの時代も結婚というシステムです。
結婚すればいつだって誰かと一緒にいられるため孤独から逃れることが出来る最良の方法であると現在でも信じられています。
しかし、全くの幻想であると断言します。
確かに結婚から孤独から逃れる最良の方法であった時代は存在します。ですが、現代においては疑問です。
今の時代相手が気に入らなければ我慢して生涯を共に過ごすことが美徳の時代ではありません。気に入らなければすぐに捨てて変える時代です。結婚すればいつまでも孤独から逃げれるわけではありません。いつだって離婚のリスクがあるのです。
また配偶者が亡くなった場合もやはり孤独になりますよね。孤独を感じないためには絶対に相手より先に亡くなるように操作しないといけません。そんなの無理ですよね。
もっと言えば離婚したり配偶者が亡くならなくても孤独になります。
例えば配偶者と子供に嫌われて場合は家の中に居場所がありません。自分の家なのに他人の家である錯覚に陥ります。孤独から救ってくれるはずの存在が一番自分を孤独に追いやろうとしてくる無慈悲な展開も現代社会では日常茶飯事です。一緒にいるだけでは孤独から救われないのです。
配偶者や子供に嫌われなくても家事・育児を全て自分でやっている場合。これは女性に多いパターンですよね。そんな場合決まって思うのが「この家の中では誰も自分のことを気にかけてくれない。手間が増えるだけで自分一人で生きているのと変わらない」と思うのです。これもこれで本当に何で結婚したのか。結婚こそが孤独から脱出できる最適解ではなかったのかと絶望しますよね。
そのため結婚しても離婚しない配偶者が亡くならない家族に嫌われないそしてバランスの良い家庭内の分担が出来なければ結婚しても常に孤独を感じることになりますので現代において結婚が孤独の悩みを解決してくれて人生のゴールであるかのような神話はやはり神話であり現実的ではないとわかります。
解決は社会的・精神的繋がりを持つこと
孤独は辛すぎる。そして結婚しても駄目。無間地獄であるかのように思える孤独ですが解決策はあります。
知ってもらいたいのが一人暮らしだから、独身だから孤独ではないのです。孤独というものは絶対的な評価ではなく主体的・主観的なものであるのです。だからこそ常に孤独という問題に苦しむのです。
友達がいない、家族がいない、話せる人がいない、信頼できる人がいないなど全てが重なれば世間的に見れば孤独の絶対的権化であるかのように思われますがネットで繋がってさえいれば満足と思えればその人は孤独ではありません。
結婚の事例でも同じなんです。結婚はただわかりやすく目に見える形で社会的・精神的に繋がりがあると思いこめるシステムになっているから盲目的にすがっているだけで社会的・精神的な繋がりが無ければ孤独なのです。
そのため孤独に対しての解決策は社会的・精神的繋がりを持っていると自分が思いこみながら生きていくことが非常に大事なんです。
社会的・精神的に繋がりを持ちながら生きていくにはどうしたらいいか。
それは、人間関係を常にアップデートしていくことが大事なんです。色々な繋がりを浅くても良いのでしっかり持っておくと絶対に自分の知らなかった世界を見せてくれます。
あまり関わりたくないような会社の人間でも浅く繋がっていると新しい世界を発見できることがありますし新しい世界を発見したうえで友達と会えばお互いに刺激を受けることになるので常に新鮮で精神的に繋がりを持てます。新しい物事に出会ったとき誰かに話したい共有したいと感じる充足感は社会的・精神的繋がりであると言えるでしょう。
これは結婚しても同じです。アップデートしないから孤独になります。結婚したら友達に会わないから昔の人たちは年を重ねた後孤独になる人が多いのです。友達に定期的に会えば当然違う世界が見れます。違う世界を見てきていつまでも新しい考え価値観を持っていると配偶者といつまでもお互い好きでいられると思います。尊敬が無くなると愛が無くなるのでアップデートを怠った夫婦は確実に孤独を感じ結婚に絶望してしまうのです。
問題は配偶者も友達もいない本当に独りの人間。自分が大学時代に引きこもりみたいに生きてきた経験から言わしてもらえば「プライドは捨てろ!!そして逃げろ!!」です。
独りでいると自分は他の馬鹿な人間とは違うとわけのわからない自己防衛の言い訳が発動するのですがそんな一文の得にもならないプライドは捨てる。今は誰とでもどこでも出会えます。例えば心の底からくだらないと思っていてもボランティア活動にプライドを捨てて参加してみるだけでも絶対に孤独から解放されます。友達ではなくても話せる人間がいるだけで人間はある程度の安心感を感じるのです。今いる全く生産性もなく鬱屈とした気分になる現状から逃げましょう。
大事なので強調して言いますがプライドは捨てるということを絶対に忘れてはなりません。
また、会社で孤立して孤独を感じるならば甘えであるとか、わけのわからない世間の風潮に惑わされずプライドを捨てて逃げる。転職する!!孤独を舐めてはいけません。本当に辛いですから。独りで頑張ることも大事ですけど全て独りだと絶対に上手くいきません。次で失敗を活かして頑張ればいいんです。
プライドを捨てて逃げることで新しい世界・関係性が絶対に生まれてきます。繋がった人と絶対に友達になろうと思わなくても全く構いません。だた話す人がいるという実感だけで人は生きていると実感するのです。
何故なら人間は社会的動物だからです。
まとめ
孤独感を感じている人は社会的・精神的な繋がりを意識すること。孤独は相対的・主観的なもので考え方一つで変わること。安易な結婚という目に見える形にこだわると後悔することを理解すること。
周りの人間関係を常にアップデートして新しい世界をたまには見るようにすること。
本当に何にも繋がりのない人はプライドなんか捨てて何かしらの形で社会と繋がりを持つこと。
これで現代人の強敵である孤独から逃げることが可能になります。
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