文系は理系より就職も転職も難しい理由!文系でも役立つ転職戦略を紹介

何かと馬鹿にされがちな文系。

そこそこの大学だと普通に授業も結構な難易度があるし入るのにも難しいですが、いざ就職になると理系と違って難しくて絶望しがちです。

 

この難易度の高さは転職するときでも一切変わらず理系は楽に転職出来るのに対して文系の転職は厳しく難しいです。

 

文系の転職が難しい理由と転職戦略を紹介します。

※この記事には広告が含まれています。

文系は就職、転職が難しい理由

文系は営業などを選択する場合は大して就職や転職が難しくありません。

ただ、文系らしいホワイトカラーの仕事で内勤を選択しようとすると一気に難易度が跳ね上がります。

 

文系らしい仕事を選択すると苦労する理由は2つです。

管理部門は削られやすい

まず、企業が利益を上げていくにあたっては生産や営業をかけて宣伝して仕事を取ってくるなどわかりやすくお金が稼げる部分を重視します。

実際にお金を稼いで利益を上げていく部門は過酷で地道で泥臭い部分が多いです。

 

ただ、大変な分それだけ企業も重視するしそういった人材を優先的に採用して会社を成長させようとします。

 

文系がなりたがる上位職の管理部門はどう逆立ちしても生産部門などの実働隊が上手くいった後に必要になっていきます。

 

そもそもあまり上手くいってなければ規模を小さいので大して人を採用しなくても成立してしまいます。

なんだったら掛け持ちか社長か社長の夫人が担える仕事です。

 

そのため、ホワイトカラーで数字を弄ってやるような仕事はそもそもの利益が出ていないまたは少ないと真っ先にやる事がなく利益も生まないので削られていきます。

 

文系も選ばないといくらでもありますが、やりたいと思えるような文系らしい管理部門の仕事は相対的に少ないのです。

文系は単純に人手が多い

文系と理系なら確実に文系の方が人数が多いです。

人数が多いということはそれだけ競争が激しく企業側から値踏みされていくことに他なりません。

 

ただでさえ誰もがやりたがるような管理部門の狭き門に容量以上の人が押し寄せてくるので激戦になります。

能力が平均より高くてもそれ以上に枠が狭いので熾烈な椅子取りゲームになりがちです。

 

当然一見して良いと思えるような仕事からはあぶれるようになっているので、うまくいかない状況に追い込まれがちです。

そして、どんどん良いカードが減っていき、あまりやりたくないような仕事ばかりが残っていくので首を締められるかのような厳しさがあるのです。

文系の転職が厳しい理由

文系は就職も厳しければ転職も相も変わらず厳しいです。

いつまでも文系が転職においても辛い思いをする理由は2つです。

良い仕事が少な過ぎる

文系が就職活動が上手くいかずそれでも腐らずあんまり良くない会社で頑張って何年か働き転職しようと思っても試練は続きます。

 

転職市場においても文系が楽できるような管理部門の仕事は就職活動の時以上に少ないです。

 

管理部門に上手いこと就職できた人は、特に何もなければその会社でずっと働き続け続けます。

残業があったり、勉強を求められていると言っても他の仕事と比べれば過酷で終わるほどではありません。

 

人間関係がまずまず以上なら管理部門の人間はそうそう辞めません。

 

なので、そもそもの求人数が少ないことに気付きます。

 

そして、そんな誰もが目指す管理部門の地位を捨てでも辞めてしまうような何かしらの問題がある会社の求人ばかりが残る状態です。

特にそういった会社は管理職に問題があってメンタル不調になりやすいヤバい会社であることが多いので注意した方が良いです。

 

一つだけ生き残るチェスの駒
年功序列で出世したり、中小企業で人数が少なすぎて仕方なく上に行ってしまった全く管理職に向いていない人がいる会社はヤバいです。 上司が終わっ...

 

求人自体はそこそこあるけど、条件を見てもなんとも渋い顔をする求人が多くたまにある良い求人は受からない悲惨なことが続きます。

結局はあまり気乗りがしない大変そうな仕事を選択し続けるしかないのです。

高度なスキルが特に身に付かない

理系の就職や転職がなぜ比較的楽かと言えば単純に知識、技術などのスキルがあるからです。

 

逆に文系は教養的な知識は習得するかもしれませんが、大学でこれといった手に職付けるスキルは身につけられることが少ないです。

選択肢を絞らない良さがあるかもしれませんが、スキルが無ければ一生会社に飼いならされるか外れて悲惨に転落していくしかありません。

 

理系は働きながらでも転職の際にこれが出来ると言えるだけの経験が無理やりにでも積めるのでアピールしやすいです。

これが文系職になると一部の専門職以外は別にこれといったスキルが身に付くわけではありません。

 

社会人をするとわかりますが、一生懸命あがいて現状維持なのです。

シオマキアイ

シオマキアイ
何も変わらないと自分は思っても変わらないと年ばかり取っている人だと世間は見なすから注意した方が良いよ

とりあえずで仕事をこなしていると出来た気になっている老けた新卒に毛が生えた程度の人材になります。

こうなってしまうと、純粋に若い人の方が有利なのでいざ転職したいと思っても自分の思惑より難しいと感じる場面が多くなります。

 

明確なスキルがないので、なんとか工夫して頑張りましたアピールが関の山なので伝えきるのが難しいのです。

文系は働いてからもよほど意識していないとスキルが身に付かないままなので転職市場に出てビックリすることになります。

文系の転職成功戦略

文系であっても転職に成功できる方法は存在します。

文系でもしっかりと転職して幸せになっていける戦略は2つだけです。

キャリアに一貫性を持たせる

文系だろうが理系だろうが重要なのが自分の人生や経歴にしっかりとしたストーリーを確立させることです。

これが出来ていないと堕落し破綻した人生を送りがちになってしまいます。

 

例えば、転職回数が5回と聞くと多いと思うでしょう。

しかし、各職場ごとにしっかりと目的意識とスキルを積んで転職した人と色んな職を意味も無く転々とした人では同じ5回でも本質が違います。

 

駄目なのが、とりあえずで特に一貫性も無い職を転々としてしまうことです。

嫌だから辞めるは別に良いのですが、その後どういったキャリアを築いていくかを考えないとなんかヤバい奴扱いされて終わりです。

 

文系で厳しい状況ならなおさら辞めた後自分は今までの仕事を総括してこれからどうしていくのか考える。

この一工夫があるだけで面接でも説得力が持たせやすくなるし、自分で自分のことがわかるので失敗する確率が減ります。

求められるスキルを把握して動く

方向性の間違った努力は全て無駄です。

努力も無駄になることがあります。

 

文系と理系での転職難易度の違いはスキルです。

つまり、文系だろうがスキルがしっかりとあれば理系の様に転職が今までよりは容易になります。

 

このスキルを意識して仕事をしたり、資格を取っていかないと社内スキルばかりが身に付き転職できない人になってしまいます。

どんなことが自分のやりたい仕事に求められているのか考えて行動することで難易度を下げることが出来ます。

 

そのために有効なのが在職中に転職活動をすることです。

 

在職中に自分がこれからやっていきたい仕事の求人を見てどんなスキルが求められているのか知って今の仕事で積める経験がないか考えて働けるのは大きいです。

また、資格もどんなものが求められているのかわかるのでそれを目標に勉強していくのが一番の近道になります。

 

転職活動をする前にまずは自分の本当の適正年収と向いている業種を知っておきましょう。

 

適正年収を知って搾取されることを防ぎましょう。

敵を知り己を知れば百戦危うからずです。

 

適正年収の把握にはミイダスが有効です。

 

無料で自分の適正年収と自分に向いている職種を教えてくれるのでそれを基準に活動できます。

本当の価値をミイダスで知る

実際に活動するときはキャリアアドバイザーを活用しましょう。

 

キャリアアドバイザーがいるような転職サイトは成功報酬で転職者の年収35%程度を会社から取っていきます。

つまり、キャリアアドバイザーが付くような転職サイトは金がかかるので経営能力が無いブラック企業は登録も出来ず、そもそもが弾かれています。

 

また、求人票を見るだけで企業が求めている基準を知ることが出来るので資格取得を目指していく際にも役立ちます。

 

さらに、めんどくさい履歴書、職務経歴書は上手いこと添削してくれるし、面接では過去にどんな質問があったか教えてくれます。

効率よく転職活動が出来ます。

 

これが完全無料で使えるので使わないと損です。

 

あと、実際に活動してみて思ったのがキャリアアドバイザーは複数登録しとくべきです。

人によって相性が絶対にあります。

全員が全員優秀ではないので色々自分の目で見て比較した方が良いです。

 

完全無料なのでいくつ登録しても安心です。

 

相手も複数登録前提で話を進めているので逆に一つだけだと足元を見てきます。

失礼なキャリアアドバイザーっていますからね。注意しましょう。

むしろ複数登録でないと損していますよ!

 

現に転職に成功した人は平均4社以上登録していますから。

自分が登録したキャリアアドバイザーは4つです。

 

1つ目がリクルートエージェントです。

 

業界最大でありブランド力があり、転職実績も一番です。

そのため、確実な転職のノウハウがあります。

求人数が他と比べて圧倒的に多いので登録しない手はありません!

 

圧倒的な求人数があれば必ず入社したいと思える会社が見つかります。

とにかく色々な求人を見たいならこれ以上はないです!

求人数重視ならリクルートエージェント

2つ目は、DODAです。

 

個人的な感想としては優良な地元企業の求人が結構ある印象なので地元転職にはオススメです。

見たことあるような地元の企業が「こんなに良い条件の勤務体系になっているのか!?」って驚くことが多いです。

 

地元で転職したいと思うなら是非活用した方が良いです。

また、求人数も多く求人検索機能が充実しているので希望する求人が探しやすいです。

優良企業への転職情報ならdoda

3つ目はパソナキャリアです。

 

お世辞にも求人数は多いとは言えません。

しかし、このキャリアアドバイザーの魅力は親身になって対応してくれることです。

初めての転職でわけがわからない状態のときにいきなり面接にぶち込まれても上手くいきません。

 

その点パソナキャリならしっかりとサポートしてくれます。

また、自分に合った会社選びも親身になって行ってくれます。

 

履歴書の添削から面接の受け答えまで本当に丁寧に指導してくれるので転職が初めての人はぜったいに登録すべきです。

徹底した親身な対応を求めるならパソナキャリア

20代でしたらマイナビAGENTがオススメです。

 

20代に完全特化した転職サイトです。利用者のほとんどが20代~30代までで若い人のサポートを中心に行っています。

20代後半でも6割程度の人が年収アップした転職が出来ているので、20代なら登録しておかないと損です。

20代転職でもう失敗したくないならマイナビAGENT

転職するにあたってこの本を読んでおくと逃げの転職から攻めの転職、そして自分の将来を守ることにも繋がっていきます。

是非読んでみてください。

まとめ

文系は大体の人が理系より就職でも転職でも苦労することになります。

それはスキルが迷惑に不足しているのでアピールポイントが年を重ねても全くないからです。

 

文系でもしっかりとしたキャリアと転職しやすい環境を作るにはスキルを作っていくしかありません。

そうでないと会社にしがみつくのが精一杯の人生になります。

 

一貫性と求められているスキルを把握してそれを元に行動すれば文系でも難易度が低く選択肢が多くある人生が送れます。

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

20代初めての転職で失敗しないか不安な人必見!内定を得るまでの手順を紹介

転職面接で落ちる10個の不採用フラグ・サインの特徴

島田紳助という面白トークの天才

【結論】会社にしがみつくのは大間違い!辛いし失うものが多過ぎる

社内改革を成功させるなら生意気な奴を使うべき!生意気な奴が会社を変える理由

壁掛けの時計

なぜいつまでも帰らない?定時で帰らない人の特徴と理由