毛沢東の遺体が安置されている毛主席記念堂に実際に行ってみてとんでもなく苦労をしたので苦労をしないように注意して欲しいことを教えます。
軽い気持ちでいくと後の予定が思いっきり狂うので気をつけてください。
毛主席記念堂の営業時間は?
基本的には8時~12時の間に開館している。月曜日は定休日なので注意が必要。
ただし、7月~8月は7時~11時の開館になっている。
午前中にしか開館はしておらず時間も短い。
しかし、閉館時間を過ぎても行列に並んでいるうちは中に入れることがあるし、あんまりにも人が多いので予定時間より早く開館していることもある。
毛主席記念堂は荷物を預けないといけない
中国と言えばどこに行ってもセキュリティーチェックの嵐が吹き荒れているのですが、特に中国の英雄扱いになっている毛沢東が眠っている毛主席記念堂は厳しさが尋常ではないです。
まず、当然にカメラの持ち込みは禁止されています。それだけに留まらず荷物の持ち込みすら完全に禁止になっています。
持ち込める物は、原則的に財布とパスポートと携帯電話です。帽子も被っていていいですが中に入るときは外さないといけません。行列に並んでいる間は携帯で写真を撮ることは可能ですが、中に入ったら絶対に厳禁です。
また、天安門広場の中に入るときもセキュリティーチェックを受けることになるのですが、毛主席記念堂に入る直前でも荷物を預けているにも関わらずセキュリティーチェックをされます。
しかも、ここで財布とパスポート、携帯電話以外の疑わしいものを持っているだけで行列を一から並びなおさせられることになります。
ライターとかはその場で捨てれば中に入れるようでしたが、もったいないので預けておくのがいいでしょう。
毛主席記念堂には無料で入れますが、荷物の預け入れはお金を取られます。
リュックサックを預けた場合25元取られるので400円くらいは取られることになります。
この荷物を預けるのが曲者です。荷物の預け場所は行列の入り口付近には無いのです。
そして、わからなくてオロオロしているとゴブリンみたいなおっさんが物凄い速さで歩いて、こっちこっちと手招きをして場所を教えてくれるのですが10元取られてしまいます。
場所は行列入り口の真向かいにわかりにくくあります。呼びかけをしているわけでもなければ大きな看板もありません。
ただ、注意深く見ると小さな看板はあります。そこの建物・倉庫みたいな場所に預けることが可能です。
毛主席記念堂の所要時間は?
毛主席記念堂に入ってしまえば5分~10分くらいで終わってしまいます。見るところが足を組んでいる毛沢東像と、まるで生きているかのように保存された毛沢東の遺体しか無いので一瞬です。
確かに素晴らしいものですが、所要時間を考えれば行く価値があるか疑問な場所です。
まず、天安門広場に入場するまでにとんでもない数の人間がいるので時間がかかります。15分くらいはかかるでしょう。
そこから一瞬で荷物の預け入れ場所まで行っても、荷物の預け入れがモタモタしているので早くて15分。
そこから行列に並ぶのですが、午前9時前から並ぶと大体2時間30分くらい並ばされることになります。
夏場だと水分補給もままならず地獄です。一応飲み物を売っている人もいますが、一度行列から抜けてまた戻らないといけないので1人だと厳しいし2人でも中国語が出来ないと戻るときに警備員に話をつけられないので最悪です。
なにより、中国人は平気で割り込んだり当たってくるので、もみくちゃにされながらの2時間30分になるのです。
ようやくたどり着いてもすぐに終わります。
そして、荷物を受け取ろうとするのですがここでも時間がかかります。しっかりと管理していないのか番号札を渡してもなかなか自分の荷物が出てきません。
そのため、荷物受け取りも行列になっているのです。ここでも30分以上は余裕で待たされます。
つまり、所要時間は3時間30分~4時間ということになります。
7時前に着けば早いでしょうが、常識的な時間にいけば4時間近くは取られます。
天安門広場のすぐ近くにあるので簡単に済ませられると考えていると完全に予定が狂わされるので注意しましょう。