激務なブラックはわかりやすく嫌ですが、仕事をしに来ているのに一切仕事が無く暇すぎるのも非常に辛いです。
下手すると社内ニートは激務より精神的に辛いです。
そんな辛い社内ニートから脱出する方法を元社内ニートが紹介します。
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残業より社内ニートはきつい
仕事で暇すぎると言えばほとんどの返答が「良いじゃん!働かなくてもお金が手に入るんでしょ!最高じゃん」って言いますよね。
しかし、社内ニートは残業するよりよっほど辛いです。
精神的な辛さが残業を超えていますよね。
まず、社内ニートって楽なはずなのになぜこんなに辛いのか説明します。
人間はどこまでも人に必要とされていることに喜びを感じていく生き物なので会社の中で明らかにやることが無いお荷物扱いされているのは苦痛です。
さらに、やることがないからととりあえずエクセルやワードを開いたり閉じたりを繰り返したり、無駄にトイレに行ってみたりして時間を潰すって無駄ですよね。
ドストエフスキーが一番きつい最悪の拷問は「半日かけて掘った穴を半日かけて埋めさせること」だと言っています。
つまり、何も生産性が無い無駄なことは人間にとって最も苦痛なのです。
エクセルを閉じたり開いたり、やることもないのに出社して周りの忙しそうな姿を眺めているだけの生産性のない行為は拷問なのです。
だから、社内ニートって精神的に辛いのです。でも、仕事をしていないから楽だろうと辛さを理解してもらえず最悪なのです。
社内ニートはスキルが身に付かない
社内ニートで辛いことはまだあります。
仕事をしていないからスキルが身に付きようが無いのです。
友人が仕事の愚痴を言いながらも順調に仕事を覚えている様子を聞くと得も言われぬ焦りが体中を蝕んできますよね。
それだけでも精神的に最悪ですが、本当にスキルが無いため変に年を重ねてしまうと取り返しがつかないです。
富士通、2850人リストラ…「終身雇用終了」宣言で上場企業の人員削減に拍車からわかる通り今の時代一度会社に入れば一生安泰とは大企業でも言えません。
特にリストラの対象は何のスキルも無い社員です。つまり、社内ニートなんかは真っ先に首を切られます。
そのため、辛くても楽だからいいやなんて思っていると一番お金が欲しい45歳前後で無職になるし転職も出来なくなるのです。
社内ニートって辛いことばかりです。
辛い社内ニート対策
精神的にも辛く将来の見通しも危ない社内ニート。
そんなメリットが思ったより少ない社内ニートから抜け出してそこそこ満足できるくらい仕事をしたいですよね。
実際に社内ニートから抜け出すための対策を紹介します。
仕事が無いか聞く、見つける
社内ニートの原因は2つあります。
1つは、会社の教育制度が整っていないため人員を余らせてしまっている。
2つ目は、やる気が無い能力が無いと思われて仕事を振ってもらえないことです。
1つ目の場合は教育制度が最悪なので待っていても何も始まりません。
17時になるまでいかに時間を潰せるかの戦いが無限に続きます。
ただ、制度が整っていないだけでやるべきことはあるはずです。
だから、何かやることありませんかと聞くだけで仕事が見つかることが平気であります。
待っているだけでは仕事が見つからないという個人事業主的な考えが自ずと身に付くので悪くないと思います。
2つ目は、普段の態度から仕事を振られていない状態です。
これは危険です。リストラ候補になっています。
恐らく聞いても特に仕事は無いと言われるでしょう。
なので、自分で仕事を見つけましょう。
書類や名簿の整理一つとってみても合理的でない部分は会社にいくらでも存在しているはずです。
その合理的でない仕事を見つけて改善していく姿勢を見つけていけば次第に周囲からの信頼も上がり仕事を任せてくれるようになります。
イジメみたいなことをしているので少なくとも良い会社ではないです。
部署移動を申し出る
やることが無く辛いならしっかりと上司に相談しましょう。
追い出し部屋に配属されていない限り仕事が無い状況なんて普通にあり得ません。
それでも無いということは実力不足で任せてもらえてないということです。
仕事なんて全て才能です。
才能がある分野で頑張ることが自分の人生において最も優れた戦略です。
仕事が無い様なところで腐っていてもいいことなんてありません。
部署異動をして活躍できる場所で頑張りましょう。
資格の勉強や副業をやってしまう
45歳になるとリストラされる可能性が高いと説明しましたが、別にリストラされても構わないくらいのスキルをつけて自分で稼いでしまえばいいのです。
そのため、仕事をしているふりをして資格の勉強や副業をしてしまいましょう。
資格があれば絶対に安泰ということも無いですが、転職するときに有利になったり難関資格まで取れば独立も視野に入れることが可能です。
別にリストラになってもなんだかんだでスキルや難関資格がある人は就職先があります。
社内ニートを甘んじて受け入れて勉強してしまうのも良いです。
自分は勉強していたら意外にも仕事でもスキルがついて仕事がしっかりと出来るようになったので悪いことはありません。
また、勉強とかしたくなくても副業で稼いでしまえば会社に頼る必要が無くなります。
大きく稼げなくてもリストラされても無収入は避けれます。それに、年収が低い会社に転職しても副業収入を合わせればなんとかなる可能性が高いです。
個人的にオススメな副業はブログです。
ネットで出来ますし、文章を打っていれば仕事をしている様な感じを簡単に装えるので完璧です。
社内ニートをしているくらいならブログで稼いでしまいましょう。
一番良いのは転職してしまうこと
社内ニートをしている時点ではっきり言って良い会社ではないです。
教育制度が整っていなかったり、仕事が合わなくて活躍が出来ない会社にしがみついている必要なんてありません。
それにスキルが無いため転職もグタグタしていると難しくなります。
だから、一番簡単なのは転職してしまうことです。
次はどんな仕事に就いたら良いのか悩むならこの本をオススメします。
転職のテクニックだけではなく、人生と仕事をどう考えれば良いのかわかるので一度でも転職を考えたら絶対に読むべきです。
でも、転職といっても転職したら暇だったのに急に残業祭りになったら泣けますよね。
そこで転職するならキャリアアドバイザーを活用しましょう。
キャリアアドバイザーは履歴書の添削から職務経歴書の作成、面接のアドバイスや会社の内部情報までしっかりと教えてくれるのでいきなりブラック企業に飛び込むことはなくなります。
キャリアアドバイザーも相性があるので必ず3社以上登録することをオススメします。
とりあえず転職が初めてならパソナキャリアがオススメです。
求人数は正直に言って少ないですが、非常に親身になって対応をしてくれるので初めてでわからないことだらけなら色々質問できる人と活動した方が良いと思います。
次は、リクルートエージェントです。
業界最大手なので求人数がどこよりも豊富です。多少田舎でも必ず自分が希望するような求人が見つかります。
ただ、業界最大で登録者も多いのでキャリアアドバイザーの対応があまり良くないように感じました。そこが欠点です。
最後は、DODAです。
簡単に言えば紹介した2つを足して2で割ったようなキャリアアドバイザーです。
求人数も多くキャリアアドバイザーも比較的丁寧に対応してくれるのでバランスが優れています。
ただ、求人検索がしやすい意外にこれといった特徴はありません。ただ、欠点も無いので登録することをオススメします。
まとめ
社内ニートは毎日精神的な拷問を受けているようなものです。
楽なのに悩んでいるのはおかしいと悩まないでください。
社内ニートは辛いのです!
社内ニートになったら、仕事を積極的に探すかそれでも駄目なら転職しましょう。
社内ニートは辛いくせに得るものが無いので見切りをつけるなら早い方が良いです。
是非社内ニートを抜け出してそこそこ充足感がある仕事に就いて欲しいと思います。