社員旅行に行きたくないという人は多いと思います。わざわざ自分の休日を削ってまで会社の人間に会いたくないですよね。ストレスが溜まりますよね。
そこで、社員旅行に行かないという決断ができる人は正しいです。後ろめたさを感じなくていいです。行かなくてもいい理由を説明します。
社員旅行はストレスが溜まる
社員旅行の目的は慰安です。社員の気が休まるようにリフレッシュすることを目的に計画されます。
しかし、実際はリフレッシュなんか出来ません。
会社の人間と休日に何日も一緒にいてリフレッシュする方が普通におかしいのです。
友達でもなんでもない人と一緒にいてリラックス出来たらメンタル強者過ぎます。
同僚でも言えないことはあるし、上司には絶対にため口とかふざけたことは言えません。
無礼講とはいっても、本気で無礼なことは出来ませんよね。
しかも、料理も取り分けたり会話も気を遣うとくれば休まるときがありません。
特に部屋もみんな同じだと半分監獄です。
いつ、ゆっくりできる時間があるのかって話です。
結局、会社で働いているのと大して変わらない現実が横たわっているのです。
そのため、社員旅行はリフレッシュどころかストレスが会社以上に溜まるため行きたくないと思える方が正常です。
行かないという選択は全くもって正しいのです。
社員旅行は時間の無駄
会社の飲み会くらいなら嫌でも多少行った方が良いと思います。
飲み会はせいぜい3時間くらいあれば終わりますから、決して耐えられない時間ではないと思います。
しかし、社員旅行になると話は別ですよね。3時間なんて可愛いものではありません。
普通に2日以上は時間を取られます。
ただでさえ、1日8時間労働で休憩時間と通勤時間入れて10時間以上は会社に時間を取られています。
そこからさらに、貴重な休日を2日奪うって悪魔的だと思います。
ゆっくりできる時間を奪われるので実質休みが無くなります。
しかも、そこで何か生産的なことが始まるかと言えば何も無いです。
会社の昔話と愚痴を延々と繰り返しているだけの生産性はないし、別に面白くもないような異質な空間に身をおかないといけません。
こんなことしている暇があるなら、休みたいし勉強とか副業でもしている方がよっぽど自分の人生が輝きます。
社員の時間を使わせてやることは飲み会の延長戦です。
これに参加しても何の意味もありません。別に仲良くとかもならないです。
だから、時間の無駄と割り切って行かないという選択が出来る人は自分の時間を大事に出来る優秀で正しい人なのです。
会社に染まる危険性がある
昔は会社に尽くすことが正しかったです。自分の人生を会社に捧げてその代わり会社に一生涯守ってもらえた時代です。
そんな時代では社員旅行で会社の人間同士密接に関わり合うのが戦略的に正しかったと思います。
しかし、今はそんな時代ではないですよね。会社が従業員を守るような時代ではなく自分の身はある程度は自分で守らないと話にならない時代です。
このような時代において会社とどっぷり関わるという選択をすることが正しいとは到底思えませんよね。むしろ、デメリットばかりです。
会社に尽くすだけ尽くして最後は捨てられたり倒産したら目も当てられません。
社員旅行や飲み会など会社の人間とばかり関わってしまうと知らず知らずのうちに会社に染まってしまいます。
最初はあんなに嫌だった先輩や上司に自分寸分違わず同じような考え、行動をしてしまうようになります。
会社に染まったら終わりです。自分がいないと回らないとか考えるようになり自然と会社に全てを捧げようとします。
そして、転職すべきことが起こってもなんとかしがみつこうとしてしまうので視野が狭くなるのです。
また、働くうえで大事なのは秩序です。仲良くするのは全く否定しませんが、変に社員旅行など仲が良いことを前面に出すと秩序より仲の良さを優先します。
誰しも嫌われたくないので叱るべき時に見逃したりと組織として完全に終わってしまうのです。
なあなあなで仲良しごっこをするような会社に未来なんてありません。
会社とあくまでも一歩距離を置いて冷静に自分自身の方向性を決めることが出来るので社員旅行に行かないという選択はこの上ないほど正しいのです。
社員旅行は時代遅れ
誰が何と言おう社員旅行って古いと思います。
社員旅行に行くお金が残っているなら少しでもいいからベースアップしてくれた方が会社に対して好感を抱けます。
昔は、旅行なんて高くて行けなかったし気軽に行くような文化で無かったから会社がお金を出してあげて連れていくことに意味はあったかもしれません。
しかし、今は簡単にネットでツアーを申し込めるし国内旅行なんて車があれば簡単に行けてしまいます。
それどころか、海外へもネットで簡単に申し込めて安くいける時代です。
そんな中、近所に行くのに会社が高いお金を払って従業員の土日を潰す必要なんて無いと思います。
休みと給料が重視される現代に真っ向から反対するような社員旅行は時代遅れと言わざるを得ません。
そんな時代遅れの社員旅行に行かないという決断を下せるのは正しいことです。
社員旅行を欠席しても問題はない
社員旅行は行く必要性が乏しいので行かなくていいです。現に行きたくないですよね。
しかし、そうは言っても社員旅行に行かないと周りから白い目で見られるとか気まずい、仕事に支障が出るかもという理由で行きたくもないのに行っている人が多いと思います。
社員旅行を欠席しまくっている自分から言わせてもらいますが、社員旅行に行かなくても全く問題が無いです。仕事に支障なんかこれっぽっちも全然何もありません。
物事を深刻に考え過ぎです!
よく自分がいないと仕事が回らないと言う人がいますが、別にいなくても仕事なんか回りますよね。
それと同じで自分が行かないとマズいとか思っても別に参加しなくてもなんとかなります。
最初はちょっと何か言われることがあってもそれだけです。それ以降は参加しない人扱いしてくれるのでストレス無く過ごすことが出来ます。
出なくても仕事に支障なんかありません。仮に仕事に支障をきたすような会社なんて何で勤めているんですか?辞めた方が良いですよね。
そのため、勇気をもって社員旅行に行かないと言うだけで自分の時間は確保できるしストレスなく楽しい休日を過ごせます。
良い人に思われる必要なんかありません。嫌われるぐらいの勇気を持ちましょう。
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ]
社員旅行は特にメリットもなく行く必要はありません。行かなくてもデメリットもないのです。
行きたくないなら行かないという選択をして自分の人生をしっかりと生きましょう。