万里の長城と並んで中国であまりにも有名過ぎる世界遺産紫禁城。
チケットは現地でも購入できると言われていますが、絶対に予約してから行った方が良いです。
紫禁城のチケットと注意点、所要時間について紹介します。
紫禁城のチケットはわかりにくい
紫禁城のチケットは現地でも買えるそうです。
特に中国人は現地でQRコードを読み取ってサクッと買うことが出来ますが日本人ではそうはいきません。
まず、チケットの売り場がわからないのです。
ネットで見ると紫禁城の門をくぐる前にあるらしいのですが、はっきり言って明確にチケット売り場と書かれているわけでも無ければ大行列になっているわけでも無いのでわからないのです。
そして、何より紫禁城には人数制限が課せられています。
その数は1日8万人です。
8万人と聞くと余裕だと思ってしまいますが、それが誤算の元です。
そもそも中国は日本の10倍以上の人口がいるうえ紫禁城なんていうあまりにも有名過ぎる世界遺産には世界中の人が来ます。
日本だと単純に1日8千人しか入場できないのと変わりません。
そう考えると人数制限がめちゃくちゃ厳しいと思いませんか。
しかも、チケット売り場がわからないとくれば現地でなんとか頑張ろうとする方がおかしいのです。
悪いことは言いません。絶対に日本で予約してから紫禁城に行きましょう。
ネットで予約と言っても中国の公式サイトでは言語が中国語なので意味不明です。
また、中国の口座などを登録していないと使えないので実質予約不可能です。
そのため、アクティビティでの予約をオススメします。
大体紫禁城とセットで万里の長城も行けるプランが組まれているのでそれに申し込めばいいのです。
万里の長城も北京では最強クラスの世界遺産ですが、北京市街からは遠く自力で行くには少々骨が折れます。
なので、紫禁城と万里の長城とセットで行くことをオススメします。
少なくとも紫禁城のチケットは絶対に日本で予約してから行きましょう。
予約していけば現地でパスポート番号を警備員が入力してくれて合っていれば通してくれます。
チケットを購入する場合、ツアーで申し込みたいなら自分はいつもこのサイトから申し込んでいます。ツアーの種類も凄く豊富なので気に入ったものを選べばいいです。
ちゃんとしたガイドさんが付いてくれるので楽に安心して観光することが出来ます。
または、このサイトでも予約が出来るので気に入ったツアー内容の方で予約してください。
中国はなんでもキャッシュレスが進んでいるので便利な反面観光客には不便です。
紫禁城から天安門には行けない
チケットを手に入れても注意してほしいことがあります。
それは一度紫禁城に来てしまったら天安門広場には行けません。
天安門側から紫禁城に向かうルートが王道なルートですが、尋常ではないくらい混みます。
そこで、裏道として東側から紫禁城に入れるルートがあるのですが、そのルートから紫禁城に入ってしまうと天安門側には行けません。
天安門から紫禁城までは一通なので紫禁城に先に来てしまうと、天安門を見ることは叶わなくなってしまうのが裏ルートなのです。
しかも、裏ルートから行くと現地でチケットが買える場所が天安門側から来た場合しか行けないのでその時点で詰むことになります。
チケットは絶対に日本で予約すべきですが、どうしても現地で買いたい場合絶対に天安門側から行きましょう。
また、紫禁城の後に天安門を見たい場合は不可能なので絶対に天安門を見てから紫禁城に向かうようにしましょう。
紫禁城の所要時間
紫禁城はあまりにも広大です。隅から隅まで見ようなんて考えたら1日全てを奉げるくらいの覚悟が無いといけません。
ただ、主要の部分だけを見るのなら話は違います。
メインだけなら3~4時間ぐらいあれば全て見て回ることが可能です。
メインはとにかく紫禁城に入ってからまっすぐに進んでいけばメインどころは網羅できます。
その後、珍宝館方面に戻る形になりますが進んでいけば主要なものは完全網羅できます。
珍宝館は別途にお金がかかるのですが、9つの龍が描かれた壁画があったり、歴史ある装飾品などが数多く展示されているので見ないと損です。
ただ、メインで3~4時間ですが紫禁城に着くまでも時間がかかります。
天安門広場に入るにはセキュリティチェックがあり、それでかなりの時間を喰います。
さらに、天安門広場に行ってからも紫禁城に行くまでに渋滞が発生するのでそこでも足止めを喰らいます。
大体30分以上はかかると思った方が良いでしょう。特に天安門まで観光するなら1時間は見ておいた方が良いです。
そのため、天安門まで観光することを考えると4~5時間という長い時間を観光に充てなければなりません。
予定を組み際はそのぐらいの時間で立てた方が良いです。