自己責任で努力さえすれば報われると言われる資本主義。
一見良いように見える資本主義に毒されると一生幸せになれません。
資本主義に毒されると大抵の人間は一生奴隷の様に働くことになります。
自分らしさを取り戻し資本主義から逃げるにはセミリタイアを目指すべきです。
資本主義には終わりがない
資本主義にはここまでという終わりが一切ありません。
どこまでも欲望の続く限りいくらでも突き進んでしまいます。
これがもの凄く厄介なのです。
なんでも終わりがあるから満足できるのです。
お腹が一杯になったから満足する。
沢山寝たからスッキリして満足する。
この当たり前のことが資本主義には無いのです。
どこまでいっても満たされない。
常にもっともっとと要求されることになります。
受験戦争に勝ち抜いたら次は就職、大企業に入ったら次は出世争いと続いてキリがないのです。
いつまで経っても自分らしくという視点が一切ありません。
常に勝つこと。
そして、満たされない欲望を満たそうと焦燥するだけです。
上昇志向より自分でどこまでだと区切る理性が一番必要です。
パーキンソンの法則と言うものがあります。
簡単に言うと物事は使える限度いっぱいまで肥大化するのです。
例えば、いつまでもノロノロ残業して帰らない人がいますよね。
そんな人は何時間までも残業しても良いと考えるから残業できる時間いっぱいまで残業してしまいます。
で、質は大体が残業していない人と変わりません。
つまり、時間一杯使って生産性を低めているのです。
資本主義も自分で限度を決めないといくらでも欲望が肥大化します。
欲望を満たして何をしたいかと言えば幸せになることです。
でも、どんどん欲望だけ肥大化して幸せにはならないのです。
だから、資本主義に終わりはなく自分でこれで満足という基準を作ることが人生を幸せに生きるうえで最も重要なのです。
自分の価値が他者からの評価だけ
幸せに生きるって何かと問われたら確実に自分らしく生きることです。
自分らしく生きるとは、言葉悪く言えば自分だけのこだわりとわがままをもって好きに生きられることです。
結局自分が自分を認めて褒めてあげないといつまでも心が渇くのです。
資本主義は基本的に他者からの承認が自分らしさです。
他人から認められて初めて自分と言う自我が成立するようになっています。
だから、自分で満足していても認められなければゴミ扱いです。
ネット界隈では特に他者からの承認で生きている人ばかりです。
フォロワー数が何人とか、月収500万とか肩書ばかり溢れています。
で、これが幸せなのかと言ったら違うはずです。
フォロワーより数少ない友達とバカやっている時の方が楽しいはずです。
友達や繋がりは量より質です。
自分満足度を優先すべきです。
また月収500万とかあれば確かにそれだけ見れば最高でしょう。
でも、貧しいながらも時々食べるトンカツに喜びを感じる人生でも最高じゃないですか。
新本主義に毒されると自分がいかに他者にとって得な人間かばかり考えます。
得とか損とか無いです。
自分が自分らしく楽しく生きるうえで必要なことは何か考えるべきです。
嫌いな人も多いですが自分が大好きな島田紳助はこう言いました。
芸人として人気が出てくると女の子=表面上のファンだけが騒ぐ。
このファンはありがたいけど邪魔。
それは何故かと言えば自分自身をダメにしてしまうから。
何をやっても喜ぶから次第に落ちぶれていって、本当にターゲットにしたいファンから内輪ノリだから学園祭でやっていろと思われる。
こんな人生哲学を持っていました。
資本主義で成功すると人気になります。
でも、人気になると本当のターゲットから知らず知らずのうちにズレてきます。
人生のターゲットはあくまで自分です。
これが資本主義だと目先のよくわからない他人を喜ばすことばかりに目がいくのです。
ちなみに島田紳助の話は「紳竜の研究」で語られています。
マーケティング戦略から人生において大事な哲学ばかりなので是非一度見た方が人生が充実します。
なにより、話が上手くてめちゃくちゃ面白いです。
好きに働き好きに休むのがセミリタイア
幸せに生きるためには自分でここまでだという限度を決めること。
そして、自分を満足させる好きを見つけて自分を喜ばすことが大事です。
サラリーマンで上昇志向があって出世とかスケールが小さいです。
本当の勝ち組は働いていません。
資本主義における勝ち組は働きません。
お金が働いているのです。
資産運用の利益がサラリーマンの年収を遥かに超えます。
つまり、一般人でも働かず好きに生きられれば勝ち組になれます。
そこで、セミリタイアなのです。
普通に行けばこれからは70歳以上まで働かされます。
こんなのは絶対に負けです。
自分らしく生きるに必要なものを真剣に考えれば節約できます。
大して仲良くも無い人と飲み会に行けばお金が無くなります。
自分が本当に好きなものは何か考えて魂を喜ばすお金の使い方をすればお金が貯まっていくのです。
節約して資金を作っていち早く働かなくても良い生活を実現するのです。
好きなように働いて好きなように休む。
これって負け組の様に言われますが資本主義における真の勝ち組です。
資本主義に毒されると勝ったと思いこまされていつまでも奴隷の様に働くことになります。
自分らしさを取り戻して幸せに生きるには常にセミリタイア出来る選択肢を持つことが資本主義ゲームの攻略法です。
幸せになりたければセミリタイアするしないは別にしてもいつでもセミリタイア出来る資金だけは作っておくべきです。
嫌で鬱になっても働くのでなく、とりあえず一回辞めるって選択を気軽に出来るようにすると強気になり結果として仕事も成果が出ます。
セミリタイア出来るお金を一切貯めれない人は無駄遣いしています。
この記事を参考にお金を貯めて自分を取り戻してください。
まとめ
資本主義で成功するとは年収とか肩書ではないです。
資本主義で成功するとは働かないことです。
人生で成功するとは自分らしく悔いなく生きることです。
この二つを両立するためにセミリタイア出来る選択肢を持つことが大事です。