転職活動を諦めるのは悪くない 大事なのは人生の方向性の確認

転職活動をしていて不採用の嵐でなんだか嫌になって転職自体を諦めたいと思っている人に言いたいです。

人生の方向性をしっかりと確認できているなら転職活動を諦めても全く問題がありません。

なぜ諦めても問題が無いのか説明します。

駄目な諦め方

諦めても良いと言いましたが駄目な諦め方も当然あります。

駄目な諦め方としては「なんとなく会社が嫌だから転職活動をしてみたけど意外と厳しく不採用続きでストレスが溜まったから辞める」というパターンの人は正直最悪です。

今の状態で転職を諦めても絶対に会社に対して不満だらけで、かと言って特に何か改善したり努力したりする気が無いので気まぐれにまた転職活動をして失敗してウダウダしているうちに転職できない年齢になり終わることになると思います。

このパターンになると人生を棒に振ってしまいます

そんな最悪のパターンにならないために以下の項目順に考えていき、それでも転職したいと思うなら疲れたら休んでもいいので転職活動を続けた方が良いですし、考えたうえで諦めて現職に残るなら全く問題ありません。

転職=ばら色みたいな風潮がありますがそんなことあり得ませんよ。普通に転職先がクソなことだって平気であります。

総合的に何が一番正しいのかこの記事でしっかり把握したうえで諦めるようにしましょう。

転職活動をするのなら絶対にこの本を読んでおきましょう。

この本では転職活動そのものをどう捉えて活動すればいいのかわかりやく書かれています。

また、現職に残る場合でもキャリアの棚卸、つまりこれからの仕事と人生をどう考えていけばいいのかわかるので転職活動をしているなら絶対に読んでおきましょう。

転職で何をしたいのか確認

まず、転職で何をしたいのかもう一度考えましょう。

年収を増やしたいのか、スキルアップしたいのか、人間関係がクソ過ぎるから辞めたいのか、残業が多すぎるとか色々な理由で転職活動をしていると思います。

そうした中で転職でないと実現できないことは何か考えましょう。

年収を増やしたいなら出世したらどうなるかや、残業が多いなら効率的に仕事をこなせないか考えてみるとか人間関係がクソなら極力関わらないように出来ないかもう一度考えてみましょう。

特に年収については今や副業で稼ぐことだって出来るので企業に依存する必要がありませんし、能力よりどの企業に勤めているかで決まるので本当によく考えた方が良いです。

転職って新しいことにチャレンジってことになるので、新しいこと=ばら色みたいな勝手な図式が頭の中で出来上がってしまっていると思います。

その前提を捨てて多少我慢すれば現職でとりあえず頑張れそうなら転職しなくてもいいですよね。

特に突発的に辞めず在職中に活動している人は落ち着いて考えられるので転職で出来ること出来ないことを考えましょう。

転職活動は大体が3カ月から6カ月で決めています。この情報だけ聞くと焦りますが在職中なら長期戦でも全く問題ありませんしむしろメリットだらけです。 ...

そうすると以外にも「あれ??色々企業受けてみて考えた結果、現職は最高ではないけどそこまで悪くないな」って結構思うので、そうなれば現職に残って頑張ればいいので転職諦めても良いですよね。

諦めると言うより色々経験して残る選択をしたという方が正しいですね。

自分の人生で一番大切なのは

転職で何をしたいのかはっきりさせたいのが自分の人生で最も大切にしていることは何か考えることです。

転職で年収を上げたいと思ってもプライベートが一番大事な人からするとあまりにも激務高給な仕事は避けたいですよね。

その場合、例えば年収は低いが残業が比較的少なくプライベートが充実しているなら副業をして稼ぐだけで金銭的な問題は解決しますよね。

そうなると転職する理由がなくなり現職で頑張った方が実は一番良い方法なのかもしれません。

もし、現職が一番自分の人生で大切なものを追求できるなら転職を無理にする必要はありません

だから、自分が転職したいと思った理由と自分が人生で一番大切にしているものは何かを突き合わせて合致しているか考えましょう。

プライベートなのか年収なのか将来のためのスキルアップなのか現状一番大事なものを自分の中でしっかりと理解しておきましょう。

ミクロで嫌なことがあってもマクロで正しいか

会社なんて嫌な事ばかりですよね。些細なムカつくことなんて働いていたら一体どのくらいことを経験するのかわかりません。

そんな嫌なことが積もり積もって転職活動をする場合がほとんどだと思います。

ネガティブな理由の転職がいけないみたいなことをたまに聞きますが退職理由の一番は職場の人間関係がクソなのが原因なので悪い理由ではありません。

むしろ、純粋にキャリアアップのために転職する人間の方が少数です。

で、嫌なことがあるから辞めたいという気持ちは本当に狂おしいほどわかりますが、マクロな観点からもう一度考えてもらいたいのです。

嫌なことがあっても、社会人経験をしている人ならわかると思いますが時間が経つと「あいつは今でもクソだと思っているが別に相手にするだけ無駄だな」って変に肩の力が抜けて折り合いがつくことが多いと思います。

だから、一時的な感情ではなく永久的に解決しない問題なのかどうか考えてもらいたいです。

また、マクロな視点からこれからの自分の給料額と生活がどのように変化していくのか考えましょう。

例えば自分がプライベートを大事にする人間で残業が少ない会社に勤めている場合、嫌な奴がいても給料が多少少なくてもプライベート重視で生きる方がマクロ視点で考えれば間違っていませんよね。

結局完璧な会社なんて自分が会社を起業しない限り存在しないので長期的なマクロ視点で自分の人生が上手くいきそうな方向で頑張ればいいのです。

だから、転職をとりあえずするのではなく自分の人生をどのようにカスタマイズしていくのか俯瞰的に考えて現職が適しているなら転職を諦めても良いです。

まとめ

転職活動をしていると最初は「良い企業があれば」くらいの感覚で行っていたのにいつの間にか「絶対に転職しないといけない」という気持ちになってしまいます。

絶対に転職しなくてはいけない理由なんてありません!!!諦めても良いのです。

自分の人生をマクロ視点から考えて現職の方がより自分の人生を楽しく送れそうなら転職なんて諦めましょう。転職=ばら色なんて嘘です。

どこでも嫌な事なんてあります。

ただ、キャリアアップなどどうしてもやりたいこと、我慢できないことがあるのであれば積極的に転職をしましょう。

納得のいく転職活動を遅れることを祈ります。

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