日本人って人見知りの癖に陽キャにあらずんば人にあらずみたいなしょうもない風潮があると思います。
特に就活となるとその傾向が非常に強くなる馬鹿らしいことが起こります。
陰キャで就活で苦戦している人は自分をダメ人間だと思っているかもしれませんが劣ってなんかいません。苦戦する原因は頭が良いからです。
その理由を説明します。
企業の求める人物の嘘
企業なんて就活の時に好き勝手に求める人物像なんて大層なものを掲げて人を募集しますが基本的には嘘っぱちです。
企業はほとんどの場合自分の言いなりになる従順で気持ちの弱い人間であり、かつなかなか体力だけはありなかなか辞めないような奴隷を採用したがります。
具体的に企業のありがちな嘘と本当はどういう人間を求めているのか紹介したいと思います。
積極的に行動できる人が欲しい
企業はよく積極的に行動できる人が欲しいなんて言いますが本当に積極的に会社の矛盾点を解消し良くするために行動していける人間なんて求めていません。
優秀な人が欲しい欲しいとは口だけで本当に優秀でこれから伸びるような人は自分の脅威になるし、何より面倒なことになりそうだから採用しないのです。
では、企業が本当に欲しい積極的に行動できる人間はどういうことかと言うと以下の通りになります。
(誰にも言われなくても皆が嫌がる面倒な仕事や雑用を嫌な顔せず)積極的に(上の人間に逆らわず)行動できる(都合のいい)人が欲しいということなんです。
積極的にガンガン新しいことを始められると企業としては普通に困ります。なぜなら、多少不都合なことがあっても人間は現状維持を基本として働いているのに従業員の目を変に覚ますような面倒な人間は一番扱いにくいのでいらないからです。
新しく合理的なシステムより今あるシステムで四苦八苦しながら頑張ってくれる人間の方が評価が高いのです。
頭が良い人が欲しい
企業はよく頭が良い人が欲しいと言いますが本当に頭が良い人間は企業からすれば厄介なことしかないので積極的に採用しようとは思わないでしょう。
ここで言う頭が良いとは学歴があるという話ではありません。
地頭が良いという意味での頭が良いです。
地頭が良いとは自分の頭で物事を考えて行動できる力があることを言います。
先ほども言いましたが企業としては本当に合理的で最善なシステムより不合理なシステムで四苦八苦しながら頑張ってくれる人間の方がありがたいのです。
それなのに、自然と企業の矛盾点、システムの不具合を見つけて問題提起して改善していこうとする人間は迷惑以外の何物でもありません!!
企業としては欲しい人間は「お利口で従順な馬鹿」が欲しいのです。
変に勉強して知識があって騒ぐ奴より、業務上の最低限の知識とスキルを備えて文句を言わず死にそうな顔をして働いてくれる方が経営者からすればありがたいのは当たり前ですよね。
陰キャは自分の頭で考える力がある
なぜ、陰キャが就活で苦戦するかと言えば自分の頭で考える力、つまり地頭が良いからなんです。
そもそも、陰キャは何故陰キャなのか考えたことがありますか?
陰キャは世間の流行に乗らないから陰キャなんです。
陰キャはオタク気質で何歳になってもゲーム、漫画、アニメの類が好きだと思います。小学生時代は多くの人がゲームなどで遊んでいたため、自分の好きなこと=周囲の流行になっていたのです。そのため、陰キャでも小学生までは充実していたと感じる人は多いのではないでしょうか。
それが、中学高校時代になると部活、勉強、恋人などの話題がゲームとかより比重を占めるようになるのに陰キャはいつまでも自分が好きなゲームなどの世界観を持って生きているので周囲とのズレが生じます。
周囲とズレてはみ出し者になりふて腐れたり、自暴自棄になるから暗くてじめじめした陰キャになるのです。
良い言葉で言うと陰キャは常に自分を持っていて自分の人生を一番楽しく生きるには何が自分にとって一番良いのか考えて行動しているとも言えます。
そのため、大学でも適当にサークル活動もしないボランティアもしないという変に意地を張っていると企業からすると「こいつは面倒な奴だな」って思われます。その結果不採用理由として協調性が無いためという「協調性ってなんだよ!!曖昧過ぎるだろ!!」って悶々とすることになります。
陰キャだから落ちるのではなく、地頭が良いので企業からすると面倒な奴だから落ちるのです。
陰キャな人はもしかしたら性格的にINTJかもしれません。就活でも自己分析は大事なので以下の記事を参考にしてください。
陰キャの就活必勝法
今まで見てきた通り陰キャは正直に言って就活との相性がもの凄く悪いです。もっと言うと生きることが正直人一倍大変なタイプだと思います。
しかし、だからと言って働かないわけにはいかないので就活はしなければなりませんが、もうどうして落ちるのか答えがわかっているので相手の好みにあったように自分を演出すればいいのです。
具体的にどのように演出をすればいいのか紹介したいと思います。
馬鹿なフリで逆らわないアピール
企業としては変に優秀で行動できる奴なんてあんまりいらないので、自分を出し過ぎてはいけません。
例えばサークルをやっていて多くの人と協力してしましたとか、ボランティア活動しましたとか周囲の人と同じ流行に何も考えず乗っていますよアピールをすると企業からすると「とりあえず、ヤバい奴では無いな」と思われるでしょう。
また、バイトでの苦労話や友達との旅行で計画立てをいつもするなど周囲に合わせて貧乏くじを引きながらも頑張れるアピールが出来ると企業としても「こいつ使えるな・・・」と思ってくれること間違いなしです。
とにかくどんな話をしても基本スタンスとしては従順で周囲に合わせて逆らわないアピールを忘れないことが大事です。
流行に乗ってますアピール
大学に入れば就活の時サークル部長やボランティア活動経験など金太郎飴のような同じ内容ばかり話す人ばかり溢れかえり陰キャな人は内心「馬鹿じゃねえの・・・」なんて思っている思いますが、ここで大事なのは皆と同じことが出来るアピールをしているだけなのでこれに乗らない手はありません!!
積極的に皆がやっていることは自分も考えなしにやっているというアピールはしておきましょう。
サークルをやっていなくても、ボランティア活動は今からでも出来るのでとりあえず経験して誇張して話しておけばひとまずの最低ラインはクリアできるでしょう。
まとめ
陰キャは自分の考えとプライドがあり人として正しいとは思いますが、それが就活ひいては世間で受け入れられるかは別です。
本当に優秀で積極的に行動できる人を求めている企業ももちろんありますが、割合で見れば少ないですし結局就活でも転職でも縁という名の運なのであなたが必要な人材でも受かるとは限りません。
かと言って仕事しないわけにはいかないので、とりあえず周囲に合わせて活動するということを陰キャは意識をすれば格段に就活での成功率が高まると思います。
そもそも就活以前にどんな仕事が自分に一番向いているか悩んでいる人はこの本を読んでみてください。
そもそも仕事なんて実際に働いてみるまで何が向いているのか案外わからないものです。そのうえで、どのようにキャリア形成していくのが大事なのかこの本でわかります。
就活は不合理で大変ですが是非いい結果が出るように行動してください!!
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