龍が如く7 評価・感想 主人公が面白いシリーズ最高傑作の神ゲー

今までのアクションからRPGに変わり、主人公まで全て変わった龍が如く。

最初は批判ばかりされていましたが、実際にプレイしてみたら主人公、バトルシステム、ストーリー全てにおいてシリーズ最高傑作の神ゲーです。

龍が如く7の魅力を紹介します。

龍が如く7の素晴らしい部分

100点満点中92点と評価できる神ゲーの龍が如く7は本当に素晴らしい魅力が盛りだくさんです。

最高に面白い部分について紹介します。

主人公が最高に面白くて良い奴

龍が如く7で一番前評判が悪かったのが主人公変更です。

主人公の変更って正直に言ってかなりの高難易度です。

逆転裁判なんか完璧に失敗して前作の主人公に戻されるなど、人気シリーズなだけに簡単に変えるのは難しいです。

しかし、龍が如く7は主人公がかつての主人公桐生さんより断然素晴らしいです。

新主人公、春日一番を簡単に言えば馬鹿で熱くまっすぐで正義感が強くギャグまでこなせる面白い良い奴です。

桐生さんは基本的に不器用で硬派な男のイメージがありましたが、春日はこれぞ主人公という要素を詰め込み好きにならざるを得ません。

人として男として一本筋が通っておりどこまでもまっすぐな生き様は観ていて最高に気持ちが良いです。

桐生さんの場合だと、カラオケなどでボケるネタ的なボケはありましたが、春日一番は素で面白い奴です。

日常会話ですらギャグ要員としてもこなせるので何をやっても万能です。

それでいながら仲間思いの熱い人間なので嫌いになるわけがないのです。

仲間が魅力的で最高

今までの龍が如くはアクションゲームだったので、仲間はいることにはいましたが基本的に一人で行動していました。

なので、面白いには面白いけど周囲のキャラが輝くことは少なかったように思います。

しかし、RPG形式にすることで仲間と一緒に冒険することが可能になったため仲間の深掘りが出来るようになりました。

これにより、仲間の個性魅力が十分に発揮されることになりそれがストーリーと絡めて最高の出来になっています。

仲間になるキャラ全てがキャラ立ちしており、一人一人にキャラの内面を知るイベントがあるので必ず好きになります。

特に最初の方では無職の男3人でハロワに行ったりと、男同士の旅、関係ってこれでいいんだよって感じで笑えて安心できます。

本当の意味でのFF15だと言えます。

今さらながらFF15をクリアしたうえでの評価感想はクソゲーであるということです。 FF15は求められているもの全てを根本的に勘違いした製作...

ストーリーが最高に面白い

最近の龍が如くシリーズでは0が最高に面白く、スピンオフ作品のキムタク主演のジャッジアイズも最高の出来でした。

キムタクが如くと呼ばれたゲームジャッジアイズ。 キムタク主演ということばかり取り上げられてネタゲーム扱いされていましたが実際は月9ドラマ並...

この二つも文句なしの神ゲーですが、龍が如く7は個人的には一番面白いストーリーだと思っています。

0とジャッジアイズ同様に、スケールがでかくまるでドラマや映画を観ているような感覚にさせられる伏線回収ありの重厚なストーリーです。

それに加えて仲間キャラも魅力的で従来通り敵キャラも魅力的なので最高のストーリーをより最高に仕上げています。

謎が謎を呼び、一つずつ明らかになっていく真実にコントローラーを持つ手が汗ばむことは間違いなしです。

そして、主人公が熱くまっすぐなので普通に展開として泣けます。

泣けてストーリーも伏線回収で驚かされて個性豊かな主人公が組み合わさってつまらないはずがないです。

2020年上半期ベストゲームと言えます。

サブクエストも充実している

龍が如くシリーズ通して言えることですが、サブクエストが非常に充実しています。

将棋だったり、ゴルフだったり、パチンコだったりと健在です。

今作で面白いのは会社経営ゲームです。

人を雇って企業を買収して人員配置して会社を大きくしていく経営シミュレーションゲームの出来が面白くストーリーを中断してまでやってしまいます。

また、それ以外の町中で発生するサブクエストも期待していなかったのですが、意外にストーリーが面白く感動させられたり泣かされたりします。

その他普通に笑ってしまうような展開も盛りだくさんでやり込み要素が抜群です。

バカゲーとしても優秀

龍が如くシリーズ全般に言えるのが今どき珍しいバカゲー要素もあることです。

サブクエストでは、極道の親分と子分が赤ちゃんの格好に扮していたりと完全に常軌を逸したイベントが盛り沢山です。

その他、会社経営で株主総会があるのですが、株主を説得する人員がルンバだったり、チンパンジーだったり、鶏だったりと何でもあります。

バカゲーでネタとしても楽しめるのも最高です。

前作のキャラの活かし方も上手い

主人公が交代したからといって世界観が全て無くなったわけではありません。

しっかりと今までの続きの話になっており、前作までのキャラもしっかりと出てきます。

しかも、その前作キャラの活かし方が上手いです。

普通前作キャラを出すと変に持ち上げすぎて株を奪ったりするので、なんか白けてしまうのですが龍が如く7は上手くやっています。

レジェンド枠として持ち上げつつ、そこまで深くストーリーに介入せずキャラの魅力だけをしっかりと醸し出します。

ちょうどいい塩梅で前作ファンも今作からやった人も楽しめます。

龍が如く7の気になる部分

神ゲーな龍が如く7ですが、気になる部分もあります。

気になる部分を紹介していきます。

RPG部分の作りが甘い

RPGになってその点は悪くないですが、どうしてもRPG部分の作り込みが甘いです。

サテライトビームを連発するだけで敵が倒せたり、最後ら辺になるとむやみやたらにボスキャラが強かったりとモヤモヤする部分があります。

基本的に特定の技しか使わなくなるワンパターンになりがちなのも気になりました。

エンカウントがだるい

RPGになったためエンカウントがだるいです。

遠くにいるのにわざわざ絡んできたり、街中を優雅に探索したいのにエンカウントばかりされるのでだるいです。

しかも、強くなっても全て一発で倒せないので地味に削られていくのが苦痛でした。

ジョブ要素があまり役に立たない

ハローワークに行けば仲間と主人公は転職出来るのですが、これが活きたためしがないです。

何と言うか使えるジョブとそれ以外で差があり過ぎて、わざわざ変える必要性も無いようなことも多いです。

この部分の作り込みが甘いと感じます。

まとめ

気になる部分がいくつかあるものの、全体としてみればキャラストーリー、サブイベント、全てにおいて優れた稀に見る神ゲーです。

必ず主人公のことが好きになり、ストーリーに感動して引き込まれることは間違いないです。

笑って泣けて感動して伏線回収ありのストーリーを是非堪能してください。

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