B’zはCDの売り上げ枚数も凄まじいですが、B’zの魅力と言えば何と言ってもライブです。
B’zのライブはどれもが演出も演奏も完成度が高く素晴らしいです。
そんな素晴らしいライブの中でも特に完成度が高く興奮できる最高のライブをB’zファンの自分が紹介します。
誰もが認める伝説的演出
B’zのライブは常に妥協が無く完成しているという言葉以外見つからない数式を見ているような美しい感動があります。
演奏も歌もCD音源以上のものを確実に聴かせてくれるのでそれだけで行く価値があるのです。
それだけでなく、B’zはライブもド派手でエンタテイメント性に富んでいます。
ライブの演出の中で最も人気が高く今なお伝説の呼ばれるライブがあります。
それがB’z LIVE-GYM Pleasure ’95 “BUZZ!!”です。
B’zはいつでも進化を続けている化け物アーティストですが、それでも売り上げ勢い共に誰もが認める全盛期は1995年と言えます。
そんな脂のノリにノッた最高のB’zのライブというだけで興奮してきます。
また、このライブでB’zのナンバーワン名曲とも言われるLOVE PHANTOMが初披露されたのです。
初披露で名曲という時点でいい意味で頭がおかしいのですが、それ以上に凄いのが演出なのです。
なんと稲葉さんがドラキュラのような格好に扮して高所まで登り、曲が終わると同時に飛び降りるという衝撃的過ぎる演出が行われました。
観客は歓声より悲鳴に近い叫び声を上げており、当時ライブに参加した人を恨めしく思ってしまうレベルです。
そんな勢い、演奏レベル、演出全てにおいて最高峰のライブを見せつけることで1995年のライブは伝説的なライブとしてファンの中で位置づけられています。
観たことが無いなら確実に一度は見るべき最高のライブです。
稲葉さんの名MCに涙する
最も勢いがある全盛期のライブは1995年のライブであることは間違いありません。
しかし、B’z史上最高のライブはどれかと聞かれたら迷わず自分は2008年のライブだと胸を張って言えます。
このライブは本当の意味でのB’zの完全無欠の完成された今までの軌跡を集大成した究極のライブを観ることが出来ます。
それがB’z LIVE-GYM Pleasure 2008 GLORY DAYSです。
pleasureライブということでベスト選曲ばかりなので、ファンでなくても誰もが必ず一度は聴いたことがある名曲ばかりです。
5年に一度開催されるので開催された時はベストアルバムを聴きこんで絶対に参戦しましょう。
また、この日は稲葉さんの調子が絶好調なんて言葉では表せないくらい調子が良く、コールアンドレスポンスからのロングトーンが引いてしまうぐらい長いです。
さらに、20周年の集大成に相応しいオープニング演出があり、いきなり鳥肌が立つような興奮に包まれるのです。
B’zはオープニングからいきなり気合が入っているのです。
このライブが伝説と呼ばれる理由は稲葉さんの名MCにあります。
稲葉さんはMステに出演した時はもじもじしているので絶対に喋らない人だと思われがちですが、ライブではお茶目で非常によく喋ります。
そんな稲葉さんが今までの20周年の重みとこれからも止まらず一緒に走り続けていこうという感動のメッセージと共にRUNが演奏されるのです。
選曲、演奏、演出、調子、MCの全てが非の打ち所がなく完成され過ぎてしまった伝説のライブが2008年のライブです。
これは絶対に観る価値がある最高のライブです。
どんな時も全力で真摯なB’zを味わえる
B’zのライブはいつも完璧です。
完璧すぎました。
払ったお金以上の満足度があるライブを絶対にしてくれる最高のお二人なのです。
ただ、B’zのお二人も別の次元の存在の様に思っていましたが、同じ人間です。
なんと2018年のライブでは稲葉さんの調子が絶不調だったのです。
そのライブがB’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORIです。
原因は喘息による気管支炎という普通だったら咳が凄く微熱もあるのでライブなんて出来ない状態になってしまったのです。
そんな状態でライブを完走したことも化け物じみていますが、9月1日のライブでは2曲目から声がガラガラになってしまい出なくなってしまったのです。
いつも完璧で安心して観れたB’zのライブで初めて安心できず心配してしまうようなライブになってしまったのです。
調子が悪いなら口パクとかで誤魔化しても良いんじゃないかと思ってしまいますが、ここからのB’zの凄い所です。
一切言い訳をしません。
お金を払う価値が無いと思われたらお金を返しますとまで言い放ちます。
そして、常にごめんなさいと謙虚な姿勢で謝罪する稲葉さんに涙を流さずにはいられませんよ。
その後、出来るところまで全力でやらせてくださいとお願いした後驚くことが起きます。
さっきまでの絶不調が嘘のように声が出るのです!!!
このライブのタイトルはHINOTORIでした。つまり、不死鳥です。
稲葉さんがまさに不死鳥の如く復活していつも通りの最高のライブを演じきったのです。
人間と思わせておいて、やっぱり化け物であることを感じさせるライブなのです。
自分は9月6日のライブに行ったのですが、その日も調子が悪そうでした。
だからこそ、B’zがどんな状態でも妥協しない手を抜かない本気でライブに向き合う紳士な姿勢を見れたのです。
Brotherhood という曲で「苦しい時は苦しいって言ってくれていいんだよ」という歌詞が染み入り涙が出ました。
完璧なライブというよりB’zというドキュメンタリーを観れる伝説のライブなのです。
是非観てもらいたいと思います。
荒々しくも完成されているライブ
稲葉さんばかり世間では話題になりますが、松本さんも天才的なギタリストです。
素人からすると何がどう凄いのかわからないことも多いですが、そんな素人でも松本さんが凄すぎるということがわかるライブがあります。
それがB’z LIVE-GYM’99 Brotherhoodです。
この前にB’zはベストアルバムを初めて出して2枚で1000万枚近く売り上げるというあり得ないことをやってのけます。
その後のB’zの活動に期待が集まる中、発売されたアルバムがBrotherhoodでした。
B’zが人気の理由はロックとポップを合わせたような音楽だからです。
しかし、このアルバムはゴリゴリのハードロック。
自分は大好きですが今までのポップさはありません。
このアルバムでもわかるのですが、この時の松本さんの演奏が神懸っているのです。
特に収録されているギリギリchop Ver51は激しすぎるかつ演奏のレベルが高すぎて叫んでしまうぐらいの完成度なのです。
この時のライブでは松本さんが一番凄いのですが、その松本さんの凄さに当てられて稲葉さんもハードロックな歌い方をしています。
ロックとしてのB’zの完成されたライブと言っても過言ではありません。
人によっては1999年が全盛期だと言うくらいに凄いゴリゴリのハードロックな演奏が観れる伝説のライブです。
是非観てください。
あまりにも派手すぎる演出に驚くライブ
B’zのライブは過去にも高速で回る舞台で歌ったり、頭上をバイクが飛び交うド派手な演出がありました。
2015年のライブではそれと同じくらい演出が派手で度肝を抜くようなライブパフォーマンスがあります。
それがB’z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHTです。
なんと車を落っことしてしまうのです。
車なんて庶民にはなかなか気軽に買えないものを1回のライブで平気で落としてしまい、演出の一部としてしまうことに驚きしかありません。
B’zのライブと言えば高い完成度と派手なライブパフォーマンスであると再認識させてくれる最高のライブです。
また、B’zはCDで聴いたときは正直に言って微妙でもライブで聴くと盛り上がる、ライブ映えする曲が多いのが特徴です。
2015年のライブではライブ映えする曲ばかりでB’zの演奏レベルアレンジの高さを知ることが出来ます。
特に熱き鼓動の果てでは、CDより絶対にライブの方が凄いと感じると思います。
むしろ、このバージョンを収録して販売してもらいたいとすら思わせてきます。
派手なライブパフォーマンスとライブ映えする曲のオンパレードでまさにB’zのライブとはこういうものだと再認識させてくれる個人的に伝説と言っても良いライブです。
凄いので是非観てください。
B’z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT- [ B’z ]