若いうちは貯金するよりお金を使った方が良いなんて聞くと貯金していると良くないことかなと不安になりませんか。
実際に20代で1000万貯めた実体験から言わせてもらえば、若いうちに貯金ばかりで後悔することはありません。
散財しろとの意見に惑わされずお金を貯めた方が幸せになる理由を説明します。
綺麗ごとを言っても世の中は金
愛や友情や絆など世の中は綺麗ごとで溢れかえってお金を使わせようとします。
しかし、どんなに綺麗ごとを言っても世の中は全て金です。
金が無いと何もできないのです。
病気になったりして働けなくなった時、どうしても嫌で仕事を辞めてしまいたい時に役立つのは圧倒的に貯金です。
お金で全てを手に入れることは出来ませんが、お金が無ければお金じゃ手に入らないものはもっと手に入らないことがほとんどです。
また、新しく何か始めたい時や挑戦したい時にも何事においても常にお金は付きまといます。
ましてや挑戦して失敗したときにも助けてくれるのはお金です。
お金を貯めないで使えば楽しいように思えますが、いざ本当にやりたい挑戦したいことが見つかった時に確実に動けなくなり諦めざるを得ません。
そして、ほとんどの人が目先の欲はあるけど本当にやりたいことなんてありません。
一時の感情で生きているだけです。
やりたいことがないけど、将来やりたい時が見つかった時は全力で動けるようにしておけるお金は何はともあれ必須なのです。
何かあった時はセーフティーネットになる、何もなくても安心感はある、挑戦したい気持ちさえあれば動ける。
こんなに人生にとって素晴らしい状態になる貯金をして後悔することはありません!
1000万あると本当に欲しいものや体験したいものは大体のことがやれるので幸福度が増して後悔なんて全くありません。
自己投資はただの浪費になっているから
貯金は無駄論者の言い分は若いうちに自己投資をした方が何倍のリターンにもなって将来返ってくるから無駄だと言います。
しかし、よく考えるとこの発言は全く意味をなさないのです。
まず、自分の将来についてしっかりと考えていてやりたいことが見つかっている超絶幸せな人は当たり前ですがごくわずかです。
ほとんどの人は何かやりたいけどやりたいことがわからないし面倒くさい、お腹は空いているけど食べたいものが無い状態です。
こんな状態でむやみに手当たり次第に何かをやろうとしても頭の良い奴らにカモにされるのが関の山です。
やりたいことがないなら、臥薪嘗胆の思いで貯金が最適です。
もっと質が悪いのが若いうちに貯金するな論者のほとんどは成功者ではないというところです。
若いうちにお金を使った挙句何も成長せず貧乏な年寄りにクラスチェンジしているだけなので目的の無いお金の使い方は成長しません。
目先の欲をコントロール出来ずに使っても、成功も成長もしないし、なによりいつまでも人生満たされないのでさらにお金を使ってしまいます。
自己投資は基本的に浪費になってしまうのです。
本当に必要なもの、好きなものにだけお金を使っていれば普通に貯まっていくのが貯金というものです。
貯金が出来ていることは浪費をしていないことの証明なので後悔などあるはずがないです。
1000万貯めるには浪費は絶対に避けないと出来ませんが、不思議なことに浪費をしなくなると人生の質が高まります。
貯金は結果としてお金の使い方も向上するので人生が充実していきます。
貯金が出来る人は将来の見通しがしっかりしている
貯金が出来る人は必然的に将来の見通しが出来るから何かあった時のために貯金していることがほとんどです。
堅実な性格だと思います。
堅実な性格の人が貯金をすると後悔するぞなんて言われて何か悪いことをしているかのように思って浪費しても確実に後悔します。
将来を考えたときに安心感を買いたいから貯金しているのに貯金が無くなったら後悔どころの話ではなくなり不安で毎日が楽しくなくなってしまいます。
貯金が出来るということは堅実で貯金をしたがる性格なのです。
そんな性格の人が貯金額を増えていけばそんなの楽しいし安心感が増えてホクホクしながら毎日を過ごせるに決まっています。
現に1000万を貯めていく過程で増えていくごとに安心感と心の余裕が出来るので後悔なんて微塵も感じません。
後悔するのはお金の使い方、自己分析不足
貯金を後悔することなんて普通はありえません。
後悔する人がいるのは、単純に自己分析不足ゆえにお金の使い方がめちゃくちゃ下手くそな場合が多いからです。
既にやりたいことがある、見つかった人がひたすら貯金をしてもそりゃあ後悔するよねって話です。
また、貯金をして準備してやりたいことが見つかった状態で足がすくんで挑戦できなかったらそれも後悔するわけです。
他には、安心のためと将来の挑戦のために貯金したけど使わなかった場合は保険としての役割は充分に果たしてくれているため後悔するのがおかしいのです。
保険を使わなかったからと言って、もったいないからわざわざ事故を起こしますか?起こしませんよね。
使わなくても安心を買えたんだから後悔する必要が無いです。
貯金の後悔が起こってしまう原因は結局自己分析不足によることが多いです。
目的もなくやりたいことがあるのに全てを切り詰めて貯金をしたり、好きでもないことに意味のない散財をするからおかしくなるのです。
自分がどんなタイプでどんなことに興味を持って、どの分野にしっかりとお金を使って幸せになっていくか考えないと貯金しようか使おうが後悔します。
だから、貯金を後悔しているんじゃなくて自分を知らず間違った判断の結果、貯金のせいにして後悔をしているだけです。
後悔しないためには一番大事のはやはり自分を知ることです。
ミイダスは転職サイトですが、高精度な自己分析が無料で出来るので気軽に試してみると自分が客観的に理解できますよ。
まとめ
若いうちに貯金ばかりしていると後悔すると言われますが、実際に1000万を20代で貯めたうえでの感想は全くそんなことありません。
浪費をしないので真剣に吟味して本当に必要なものを100%楽しむことが出来るし、ストレス減少で心の余裕が出来てきます。
貯金を後悔してしまうのは自己分析不足でひたすら目的もなく貯金のために切り詰めすぎたりするからおかしくなるのです。
真剣に状況を見極めて使うときは使う、魂を喜ばすお金の使い方をすると貯金は出来るし後悔することなく楽しい人生を送れます。
毒舌うさぎ先生のがんばらない貯金レッスン [ 花輪 陽子 ]