叱れない上司は絶対に無能

昔前は怒ってばかりでどうしようもない上司というのが話題になっていましたが、最近は叱れない上司というものが増えてきたような気がします。自分は、怒ってばかりの上司もダメだと思うのですがそれ以上に叱れない上司が一番無能でダメだと思います。

今回は、叱れない上司について書いていきたいと思います。

嫌われたくないという気持ちが強い

人間だれしも嫌われたくないですよね。自分だって万人からちやほやされたいです。しかし、仕事においては嫌われることになったとしても伝えなければならないことは当然あります。これを、嫌われたくないという気持ちで叱れない。絶対に優秀であるはずがないですよね。自己保身に走って小さく震えてる人は上に立つ器がありません。

叱れない上司は、嫌われたくないという気持ちが強すぎます。学生時代を思い出して下さい。好きな女の子に嫌われたくなくて卑屈に良い人アピールをして相手から好かれましたか?好かれませんよね。嫌われるリスクを背負って伝える。このような姿勢を見せれば尊敬されます。逆に嫌われないように生きれば生きるほど嫌われます。

責任ある立場の人間が嫌われたくないなんて気持ちの悪いことを言っても誰も評価なんてしてくれません。上司は、常に勇気を持ちましょう。

責任が欠落している

叱るって仕事ですよね。上司としての。これをしないということは、自分の仕事に対して責任を感じていないということです。誰かが叱ってくれるだろう。俺、関係ないし・・・なんて考えは責任のない人間の考えですし高い給料をもらっているんですから給料泥棒でもありますよね。

叱ることで間違っていた社員を正してしっかりと会社運営をしていくそれが上司として求められている仕事であり責任です。それが出来ていないということは仕事をしていない。職務放棄をしていることに他なりません。

自分に何が求められていて何をしなければならないか常に考えるこれが出来ないから責任が無いし叱れない。そんな人間が仕事が出来るとは到底思えません。

方向性がない

例えば、セクハラをしている社員がいたら誰だって叱りますよね。それは、セクハラをしてはいけないという法律、ひいては社内ルールが存在しているからです。

このように、明確な指針、方向性があれば人間はいくらでも強気になれます。

しかし、社内で全ての事柄に明確な基準って無いですよね。そこで、出来る上司なら自分はこんな感じで組織を活性化させていきたいという方向性を持って、周囲に周知し、それに反する部下がいるなら叱ります。そうすることで、組織として何をしていけばいいのかわかるのでその目標に向かって仕事をするようになります。

逆に、叱れないということは方向性がないということ。何か、長く勤めていたら勝手に上の立場になってしまった人は方向性なんてあるはずないですよね。また、方向性がない人間が優秀な道理が全くありません。方向性が無いということは好き勝手に部下が仕事をするようになりますし上司に対して尊敬することが無く全部自分の力でやってきたと思うようになるので非常に雰囲気が悪いです。

方向性がない上司のもとでは、組織は無法地帯。軽い動物園になってしまいます。こんな状態を放置している上司は確実に無能であると言えるでしょう。

リスクをとって叱ろう

怒ると叱るは違います。怒るは機嫌つまり感情。叱るは理性です。責任感を持って方向性を決め理性を持って叱る上司を嫌う人はほどんどいません。むしろ、尊敬されます。しかし、どうしても自分のことを嫌う人間はいます。でも、叱っても叱らなくてもどうせ自分のことを嫌う人間なんか一定数いるのですから気にしなくて結構。リスクをとってしっかりと叱っていくことが優秀な上司になるための条件です。

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