ゆるい会社で働きたいと誰もが思いますが、実はゆるい会社で働くことはデメリットばかりで最悪なのです。
楽園に見せかけた地獄です。
ゆるい会社に居ると思ったらしがみつかず転職することをおすすめします。
ゆるい会社になってしまう原因と実は最悪な理由について実体験から説明します。
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ゆるい会社の原因
ゆるい会社ってどうしてゆるい会社になってしまったのか。
ゆるい会社になるには必ずそれだけの理由があります。その原因を紹介します。
管理職に統率力が皆無
組織において一番の悲劇はライバルが強いことではありません。
無能な人間が管理職などの上の地位に就くことが一番の悲劇です。
無能な人間が管理職になってしまうと確実に統率力が無いです。
管理職に向いていない人は自分で変えたい、やりたいことが全くないのでとりあえずで前例踏襲をします。
で、どこかで通じなくなってくるので普通は工夫して変えるのですが何も変える気が無いので人任せ現場任せで知らん顔をします。
方向性も示さず責任も取らないので結局こいつは何をしたいんだ状態になります。
特にやりたいことも無いので何もしないうえに間違ったことをしても、方向性を何もないので叱ることが出来ません。
仮に叱ってもただただ理不尽に意味不明なことを言うだけで誰も従いません。
こうなると統率力なく好き勝手に個人個人がやるゆるい会社になるのです。
仕事が属人化している
中小企業でよくありがちなのが、仕事を属人化するなんちゃって職人です。
仕事でこの人しか出来ないものなんて極端なことを言えばほとんどありません。
いたら便利だけどいなくてもなんだかんだでなんとかなってしまうのです。
普通はローテーションや複数体制で仕事が属人化しないようにしますが、なんちゃって職人が生まれてしまうとゆるい会社になります。
職人なので、自分にしかわからない状態になりますから誰からも改善点を指摘されることも文句を言われることも無くなってきます。
自分のペースで自分の思うとおりに仕事が出来るので最高の環境とも言えますが、好き勝手にやっているだけなので自然とゆるい会社になります。
良くも悪くも安定してきていた
恵まれていることですが、安定してきた会社もゆるい会社です。
競争していないので効率的とか生産性とか何それ?おいしいの?状態になります。
今まではそんな夢のような会社も結構ありましたが、年々環境変化が早くなっているのでいつかは安定しないようになってきます。
しかし、人間って不思議なものでもうどうにもならないから変化しないといけない時でも甘い汁を吸っていた感覚を忘れられません。
なので、楽してきた頃の感覚でいつまでもいるので会社の雰囲気がいつまでも締まらずゆるく適当で楽しくやろうよって空気でいるのです。
組織として機能不全になっている
ゆるい会社になるのは単純に組織として機能不全になっているから起こります。
基本的にはルールを守らない、自分勝手にやる人を取り締まらない。
組織として機能不全に陥っていると完全無法地帯になります。
そうなると、誰もが自分勝手な自分ルールを作ってその中で良い様に主張して仕事をするようになります。
働く側からしたらありがたいことですが、誰の言うことも聞かず全体として何かをやろうなんてことも一切ないので適当になります。
自分だけの仕事を好きなようにやって誰からも監視されたり、怒られないのでおのずとゆるい会社になってしまうのです。
ゆるい会社の特徴
めでたくゆるい会社になってしまうと必ずと言って良いほど同じようなダメダメな特徴が出てきます。
ゆるい会社は以下のような特徴があります。
遅刻し放題
信じられないことですが、ゆるい会社では遅刻し放題です。
ゆるい会社ゆえに誰も咎めることをしないので遅刻を平気でするような人がいます。
そして、仕事が個々人ごとの裁量に勝手に任されがちになっているので遅刻しようがしっかりと仕事さえできていれば良いでしょぐらいの雰囲気があります。
とにかくルーズになってくるのです。
残業もし放題
個々人ごとの裁量に任されがちになって全く管理されないのがゆるい会社です。
それゆえに残業もし放題です。
何のために残業するのかをしっかりと追求しないといけないのにそれがないので、ひたすら自分が好きなように好きな時に働きます。
なので、いつまでもグタグタ残業するような人が多いです。
有休取り放題
好き放題自分の良い様に働けて裁量があるので自分の仕事が終わればそれまで。
好きに勝手にやれるので当然仕事を勝手に調整して他人のことなどお構いなしに有休取り放題が可能です。
正直最高ですが、何の規律も無く本当にこの会社は大丈夫なのかと不安になりがちです。
教育制度が無い
ゆるい会社という時点で何も指導、指揮する人がいません。
そのため、当然教育制度が一切ありません。
現場で覚えるという名の好きな人には教えて好きじゃない人は放置という完全えこひいきゲームが始まります。
雑な仕事の教え方でも誰でも目先の仕事は不思議なものでこなせますが、しっかりと会社としてどうして仕事をするのか。
ちゃんとした仕事のやり方を教えないので自分勝手にそして表面上だけの浅い仕事をして満足して帰る人ばかりになります。
指示されたこと納期を守らない
自分で好き勝手に働けるほど最高なものはありません。
サラリーマンでいながら個人事業主のようなものです。
なので、いくら指示されてやるように言っても自分の仕事だけとりあえずこなしていれば大事にはならないので真剣には聞きません。
すると、納期は守らない、言うことは聞かない。
何一つ統率力が無い組織になります。
なあなあで仲良しごっこをする
同じ目的に向かって努力すれば当然意見がぶつかることがあります。
その意見をしっかりとすり合わせてやっていくなかで、友情とは違う仕事上だけの仲間意識が出来上がってきます。
しかし、別に自分の好きな仕事、自分のことだけやっていれば問題ないのでいちいち面倒な対立何かする必要がありません。
そして、元々ゆるいので陰で悪口ばかりでも表面上は友達ごっこをしてなあなあで何事も終わらせようとします。
なあなあで顔色を伺いながらやるのでますますゆるくなっているのです。
スマホで遊ぶ
ゆるい会社で誰も注意しないので、仕事中だろうが平気でスマホゲームで遊びます。
自分の好きに仕事をすれば良く、叱る人もいないので普通に家に居るような感覚でスマホで平気で遊んでいる人が多いのが特徴です。
休日出勤をしまくる
趣味があれば好きに働いて適当に帰るのですが、自分の家の様に好きにリラックス出来て残業しまくればマウントが取れるので休日出勤をしまくります。
とりあえず意味も無く会社に来てやることもないのにずっと働きます。
そして、冷暖房完備なので家に居るよりお得なので自宅感覚でグタグタいつまでも主の様に住み着く人がいるのです。
全体的に汚い
ゆるい会社の人間は全体的に身だしなみが汚いです。
人はある程度人の目を意識することで綺麗にしようとします。
ゆるい会社だと誰も注意をしないし、見る人もいないのでゆるく自分たちの自宅感覚で適当な服装で過ごすので全体的に汚い感じがする人が多いです。
ゆるい会社のデメリット
好き放題で良いこともありますが、やっぱり転職してみて思うのがゆるい会社って最悪だと思います。
そもそもゆるい会社って時点で組織として何かがおかしくなっていることは間違いありません。
ゆるい会社は組織としてやるべきことをしていないからゆるいだけなのでいつだって赤字や倒産と隣り合わせの潰れる恐怖があります。
そして、ゆるい会社な時点でよく言えば自主性のみを重んじるので自分で色々と努力をしないと成長しません。
結局人って成長していく過程が面白いのです。
そんな面白さも味わえずかと言ってスキルもゆるいので身に付かず、習慣も怠け者のようになります。
会社に何かあったらその瞬間心中しないといけないので、ゆるい会社は必死にしがみつかないといけなくなります。
友達が色々なことを経験している中いつまでも駄目なままでしがみつく惨めな人生が待っているのです。
ブラックに働く必要なんてありませんが、しっかりと働いてしっかりと休んでしっかりと成長できる環境が幸福度を高めてくれます。
適当で何の喜びも無くしがみつく行為が楽で自由とは到底思えない楽園と見せかけた地獄が待っているのです。
ゆるい会社から転職した方が絶対に良い
ゆるい会社ってムカつくことがあるけど、メリットもあるのでなかなか踏ん切りがつかないですよね。
でも、これからの時代ゆるい会社がいつまでもあると思ってはいけません。
何かあった時になんのスキルも経験も無く転職するなんてことが一番自分にとって悲劇的な結果になります。
そのため、非常に勇気がいることですが将来のことを考えれば転職してしっかりとした会社で働くことが結局一番楽な人生に繋がります。
しかし、いきなり辞めるのは不安でしょうから、まずは転職活動だけでもすることがベストです。
転職活動だけなら在職中でも出来るし、モヤモヤするより色々な会社を見て総合的に人生を考えるって大事です。
転職活動をする前にまずは自分の本当の適正年収と向いている業種を知っておきましょう。
仕事は合う合わないが存在するので今一度自分がどんな仕事に向いているのか知っておきましょう。
敵を知り己を知れば百戦危うからずです。
仕事の適性把握にはミイダスが有効です。
無料で自分の適正年収と自分に向いている職種を教えてくれるのでそれを基準に活動できます。
実際に活動するときはキャリアアドバイザーを活用しましょう。
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つまり、キャリアアドバイザーが付くような転職サイトはお金がかかるので経営能力が無いブラック企業は登録も出来ず、そもそもが弾かれています。
また、求人票を見るだけで企業が求めている基準を知ることが出来るので自分がスキルアップする際にも役立ちます。
さらに、めんどくさい履歴書、職務経歴書は上手いこと添削してくれるし、面接では過去にどんな質問があったか教えてくれます。
自分のキャリアの棚卸しも様々な事例をキャリアドバイザーとして見ていることから、手伝ってくれたり方向性を示してくれます。
時間がない中でも効率よく転職活動が可能になるのです。
これが完全無料で使えるので使わないと損です。
あと、実際に活動してみて思ったのがキャリアアドバイザーは複数登録しとくべきです。
人によって相性が絶対にあります。
全員が全員優秀ではないので色々自分の目で見て比較した方が良いです。
完全無料なのでいくつ登録しても安心です。
相手も複数登録前提で話を進めているので逆に一つだけだと足元を見てきます。
失礼なキャリアアドバイザーっていますからね。注意しましょう。
むしろ複数登録でないと損していますよ!
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是非読んでみてください。
まとめ
ゆるい会社は管理職もしっかりとしていないし、組織体系もしっかりとしていません。
とにかく適当でだらしなく何もかもがうやむやでなあなあでやります。
それゆえに得することも多いですが、やっぱり長い目で見ると何かしらの対策を取っていないと確実に痛い目を見るようになるので注意が必要です。