貯金なんかしてもしょうがないという風潮もありますが、実際に20代で1000万の資産を築いて感じたことは貯金は精神安定剤です。
貯金は増えていくにしたがって確実に人生が充実して幸せになっていきます。
心の余裕がさらに相乗効果を生んでいきます。
1000万築くまでの心理変化と貯金の重要性について紹介していきます。
1000万貯めたことで生じたメリット
1000万あるかないかでは人生観が違うと言っても過言ではありません。
実際に1000万貯めたことで生じたメリットを紹介します。
将来への不安が確実に減った
人生はお金だけではないと言いますが、前提としてお金がないと何もできないのが人生です。
そして、人生には常に悩みが付きませんが突き詰めて考えれば全てお金のなさに起因します。
1000万を貯めると将来への不安が確実に減ります。
この会社大丈夫かなとか副業が上手くいかないとか、転職がどうだとか色々考えることが生きていればあります。
しかし、1000万あるとこれだけで一生生きていくことは不可能ですが、とりあえずクビになろうが会社が消え去ろうがなんとかなります。
なんとかなると思ってポジティブに生きるのが人生大事ですが、貯金というバックボーンがあるのでポジティブな性格ではなくてもなんとかなると思いこめます。
人生ってわりとなんとかなるって気持ちが大事なのでそれをきっちりと思わせてくれる貯金があると安心感があります。
安心感があるとストレスが減るし、上司とかが嫌でもとにかくどうでもいいやと許せてしまうのです。
心穏やかに不安が消えてなんとかなるとポジティブに自信を持って生きれる様になります。
何事に対しても挑戦する意欲が出てくる
仕事柄、成功した人の戦略や半生についての講演を聞くことがありますが、当然成功した人はお金持ちです。
で、このお金持ち達は偉そうな御託を並べて、やれ自分の努力の結果とか、やれ自分の先見の明があったとか適当なことを抜かします。
しかし、実際にどの人にも共通しているのが元々お金持ちでセーフティーネットがあるから挑戦し続けて成功しているのです。
大体あるのが、親が社長、親が資産家がほとんどでたまに庶民ぶって親が大企業のごく普通の家庭とか金銭感覚のズレを見せつけてきます。
何があっても金があって助けてもらえる、最悪の事態にならないからなんでも挑戦して結果として成功することもあるのです。
1000万あると大金持ちになる挑戦はやはりまだ怖くて出来ないですが、ちょっとしたことへの挑戦は簡単に出来るようになりました。
何でもお金を稼ぐのですらお金がかかります。
ブログをやるのもサーバー代、youtubeをやるのもカメラやマイクや編集ソフトが必要だしウーバーイーツでも自転車がバイクが要ります。
何か始めようとしてもお金がないともったいないが先に来て挑戦が出来ません。
これが1000万くらいまであるとダメになってもすぐに困ることはないからやってみるかという気持ちにさせてくれて挑戦が出来るようになります。
ソシャゲでガチャを回せる権利を得たようなものです。
なので、やりたいことないなら貯金をしておくのが自分の将来への投資です。
貯金出来るシステムを作ると更に貯まるようになった
お金持ちは更にお金持ちになるように出来ている。
労働で稼ぐより不労所得で稼ぐ方がより効率よくお金が増えて格差が広がることをピケティは証明してしまいました。
1000万ぐらいまでしっかりとお金を貯めていける力があると、そこから先はお金が働いて更にお金を増やしてくれるシステムが機能するようになります。
1000万ぐらいあるとすぐにこのお金を全て使うことが無いので余剰資金がある状態になっています。
なので、余剰資金分を投資に回していけばその分のお金が働いてくれて勝手にお金が更に増えていくようになっていきます。
100万の利回り2%は2万ですが、1000万の利回り2%は20万です。
この積み重ねが資産が増えるごとに加速していくのでより安定した資産と貯金が出来るようになっていく実感が持ち始めます。
腰を据えた判断が出来るので失敗が減った
企業の広告は良いものを宣伝しているのではありません。
当たり前ですが売りたいものを宣伝しています。
この買わせるにあたって、期間限定の今だけトークや、一生に一度といったシンデレラトークで判断を誤らせて必要が無いものを買わせようとします。
お金が無い時ほどこういった作為に簡単に騙されて後から考えると間違っていたと後悔することが多いです。
しかし、1000万をしっかりと貯めると早急に判断しなければならない商品なんてほとんどない、一度冷静になって考えるべきことの方が多いと腰を据えることが出来ます。
あとでいくらでも買おうと思えば買えるし、お金があるので違う店にだっていくらでも比較しに行けます。
怪しい儲け話を鼻先に吊るされてもお金があるのですぐに困らないので冷静に罠なのかどうか判断しやすくなります。
心の余裕から腰を据えた判断が可能になるので失敗する確率がかなり減るのです。
1000万までの各貯金額の心理変化
実際に1000万を貯めるまでの道程で節目ごとにどれだけ心理変化していったか紹介します。
100万貯めた状態
100万という金額は単純に憧れです。
賞金と言えばなにかと100万なイメージがあるし、子供のときは100万あればなんでも買えると思いこんでいました。
社会人になったら100万は最強でないと現実をはっきりと突きつけられますが、それでも100万は特別な力があります。
単純に
貯金をしてやったぜ!
という気持ちが一番最高潮に達して、ひとまずいきなり終わることがないだろうと安心感を獲得できます。
同時にここまで貯めるまで本当に辛かったと頑張った自分に酔いしれる金額です。
安心感より100万を貯めると感動が強いです。
500万貯めた状態
100万から頑張って500万まで貯めると自分に驚きます。
500万とか車すら一括で買うことが出来るので、自分がセレブになったかのような錯覚と高揚感を得られます。
このぐらいになると、確実に余剰資金が出来ているので何かして更にお金を増やせないかなと人間の飽くなき要求に突き動かされるようになります。
副業、投資、節税など500万を貯めるようになるとこの3つに対してかなり関心を持ち勉強するようになり金の亡者への道に踏み込みます。
で、確実に一回は投資で失敗して泣きをみるのもこの時期くらいです。
貯める意識より増やす意識に心がいくようになり、色々な挑戦と勉強を始めるようになるので人生が面白くなっていきます。
1000万貯めた状態
100万→500万→1000万となっていくと最初は大変だけども金額が増えるほど資産を増やすのが楽になっていると実感するようになります。
1000万になると500万当時から勉強したお金の知識や格言が役立ち、身になり始めるので自分のスタイルが確立されていきます。
1000万貯めると圧倒的な安心感が得られますが、同時に今まで以上にもっと増やさないといけないと焦燥感にかられることになります。
無駄を減らしてより投資、時間を効率化してお金稼ぎについてより熱心になるので、よりもっともっととなるのです。
よく1000万貯めても安心感が無いと答える人がいますが、得体のしれない焦燥感が原因です。
もっともっと増やさないとと思うようになるし、金の計算に詳しくなるのでこれでは仕事を辞めたら○年しか持たないとネガティブなことを一瞬考えます。
ただ、冷静に考えるとお金はお金を増やすし買いたいものは買える、やりたいことはやれるのでやっぱりどんどん幸せになっていくとしみじみと実感できる金額です。
まとめ
100万円を貯めるまでは一番難しいですが、そこから先の500万までは同じやり方で行けますし、そこから更に先はオートマチックになります。
そして、貯金は圧倒的な心の余裕につながり、将来不安が消えてポジティブに人生に対して強気になれます。
そなにより良いのが挑戦する気持ちに簡単になれるので上手くいけばそれでいいし、上手くいかなくても挑戦しているそれ自体が人生のスパイスです。
1000万を貯めると心の余裕と精神の余裕がかなり増します。