出世しない方が勝ち組だ!出世に価値は無いという風潮が強く、出世なんて意味がないものだとされがちです。
無理に出世を目指すのは確かに時代に合わずに意味のないことかもしれません。
しかし、出世出来るものなら絶対に出世した方が勝ちだと思うし、幸せになる確率は上がります。
出世しない方が幸せは間違っている理由を説明します。
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無理に出世を目指すことは必要ない
まず大前提として全てを犠牲にして出世を目指す必要性はないということです。
出世を目指すと全てを仕事に捧げないといけないような風潮がありますが、別にそんなことをまでして目指す必要性はありません。
出世はあくまで豊かになる手段であって目的ではないので、出世自体を追い求めても自分には何も残らなくなります。
逆に出世していける余裕があるのに、こんなものは意味がないと反発して出世を拒んで勝ち組であると喜ぶのも違います。
活躍できる能力があるのにそれを隠してバカを眺めて喜んで愉悦を感じられるのは漫画のキャラだけで普通はそうはなりません。
出世しないとバカな上司に振り回されていく人生が延々と続くので遅かれ早かれ嫌になってしまいます。
出世をして何かも捧げるという極端な考えと何も出世せずただ乗りをしてやろうと意固地になるのも良くないです。
合理的に冷静に考えて上手く出世を使えば世間で言われているように出世そのものは拒否すべきだとなりません。
どんなものでも使う人次第で物事は変わります。
出世するメリット
出世はメリットがないデメリットばかりと言われていますが、実は結構メリットもあったりします。
出世するメリットを紹介します。
管理職経験は武器になる
出世したくないと考えるのは割に合わない仕事で自分の人生を会社に潰されてしまうことを恐れての発言だと思います。
要はどれだけ効率よく自由に生きていけるかを考えているから出世なんてと思ってしまうはずです。
しかし、よく考えて欲しいのですが管理職経験も何もない年を取った人がいつでもどこにでも転職できる自由さがあるのでしょうか。
管理職経験があると単純にその部分を評価されて転職がしやすいです。
転職がしやすいということは別に会社にしがみつく必要が無いということです。
力とはどれだけ自由にわがままを押し通せるかです。
出世して管理職経験があると力が付いていると思わせることが出来るので自由の幅が広がります。
会社を恨んで出世を拒んで転職しにくくなるのが自由化と言えば違うのではないかと個人的には思います。
単純に評価されている
無理に出世を目指す必要なんて無いですが、出世の打診があった場合は確実に受けた方が良いです。
なにより、単純に評価されているので意固地に拒否する必要性も無いと感じます。
能力が本当になく、辞めてもらいたいと思う人は単純に出世なんかしないと出世してしまったらそれはそれで大変なことです。
生きていくうえでお金は絶対に大事だし、楽に稼げるに越したことはないですがそれだけでは人生が充足しません。
人と関わり認めてもらう体験があって初めて人は人らしく充足して生きていけると思います。
能力があって認めてもらっているのですからとりあえず出世しておけばいいし、あんまりにも不出来なら降ろされるから別にそれでいいのかなと思います。
給料も増えていく
どんなに綺麗ごとを言っても世の中はお金です。
お金で買えないものはありますが、それはお金がないともっと手に入らない確率の方が高いです。
お金があれば世の中のほとんどの悩みが消えてしまうのです。
お金がないと一生働くなんて労働から逃げたいのに労働から逃げられない地獄みたいな人生を送らされてる危険性だってあります。
出世をするとろくでもない会社以外しっかりと給料が増えていくのでそれだけでも十分に価値があると思います。
お金を稼いでしっかりと貯めればそれだけで安心感が得られるし、上手くいけばセミリタイア出来る可能性があります。
セミリタイアといかないまでも、お金があればちょっとした仕事に転職してゆるく働くことすら可能なので自分の人生を自分で決められるようになります。
権限があるから自由度が増える
仕事の何がくそったれかと思えば頭の悪い上司に意味のない指示を貰い、誰も得しない仕事をさせられるからです。
いつまでも下っ端でいれば、これからもずっとわけのわからない指示を聞いてわけのわからない仕事をしないといけなくなります。
しかし、出世をすれば曲がりなりにも権限が増えていくはずなので自分で出来る自由度が増えます。
つまり、意味のないクソ仕事は自分の責任で終わらせることが可能なので楽な部分も出てきます。
責任があるから辛いから嫌だと敬遠されがちですが、別に命まで取られるわけでも無いし最初から出世したくないなら別に失敗して降格されたら今まで通りです。
上手くいけば権限が増えていくので自分らしく働きたいなら打診があったら受けた方がメリットがあるのです。
出世をあえてしないデメリット
出世できないのはしょうがないですが、あえて出世しない選択肢をしてしまうと自分で自分の首を締めてしまいます。
出世をあえてしないデメリットを紹介します。
プライベートもつまらなくなる
出世をあえてしないでプライベート重視で生きることが真の勝ち組であるとの風潮がありますがこの部分に最大の間違いがあります。
仕事こそが人生だとか、仕事で人生の喜びが得られるとかそんな宗教じみたことを言う気はないし、働かないならそれに越したことはないとも考えています。
ただ、現実問題として庶民は働かないといけないわけです。
働いていると当然職場の人達の関係性、出世したとかなんとかを意識せざるを得ません。
また、プライベートでも友人たちが出世したとかスキルがなんたらかんたらといった話も意識せざるを得ません。
それが悲しいけど人間というものです。
これを全て見て見ぬふりをしてプライベート重視を気取っても最初は確かにめちゃくちゃ面白いですが次第に面白く無くなっていきます。
プライベート重視が悪いのではなく、仕事から逃げるためにプライベート重視にしないといけないという観念に支配されていくのです。
こうなってしまうと、楽しいものを楽しいと感じなくなってしまいます。
好きだから時間を作ってやるのではなく、何かから逃げるために自分に充実していると思わせるためにやるのでは全く違います。
仕事もプライベートもつまらない最悪のパターンになってしまうのです。
働かざる者のプライベート重視がいかに虚しいかはこの漫画を読んでハッとしましたし、身につまされる思いになるのでオススメです。
嫌な会社でしがみつくことに
出世をしないでいつまでもヒラで働くとそれだけでリスクです。
転職には管理職経験が実務より年を取れば取るほど重視されてくるので不利になります。
そうなると、嫌な仕事から逃げて勝ち組なように思っていたのも最初のうちだけで後から会社にしがみつくしかない真実に気付いて絶望します。
嫌な会社や仕事への仕返しのつもりが全て自分に返ってきて、自分がいつまでも嫌な思いをすることになります。
年を取ってからしがみついている人を周りはどう思っているのか知っているはずです。
もの凄く邪魔なゴミのように扱われ、陰で悪口ばかり言われています。
そんなことまでして、しがみつくのが本当に幸せかと聞かれればどうでしょうか。
ちょっと違うかなと思わざるを得ません。
出世しないと真っ先に切られやすくなる
会社にしがみつくのも悲惨ですが、それが出来るだけ御の字です。
一番最悪なのは出世をしないと真っ先に年を取った比較的高給な社員は切られることです。
しかも、下っ端から確実に切られていきます。
よくスペシャリストになって専門性に特化していけばいいと言いますが、会社に雇われるスペシャリストってなんだよって思いませんか。
そんな凄い専門性と経験があるなら普通に独立した方が稼げるし、気楽だと思います。
なにより、そんな一生懸命仕事と勉強に向き合っていけるのかって話です。
ごくごく一握りの話です。
結局ちょっとした専門性より確実に若手に仕事を教えて成長してもらった方がいいと考えるので下っ端は切り捨てられます。
あんまりにも悲惨な人生が待っている可能性が高いのです。
出世したく無いような会社に居ることが問題
出世が出来るような環境なら確実に出世していけば良いです。
ただ、現実問題として出世しても何の旨みもなく理不尽な目にあって終わってしまう名ばかり管理職などがあるのも事実です。
また、管理職になって上司みたいになりたくないと思ってしまったら出世する意欲が無くなるのは当然です。
要は出世したくないような会社に居てしまうことが問題なのです。
出世しても、まあ悪くないかなと思える会社でしっかりと働けばいいのです。
早いうちに転職してそこそこ頑張る意欲が湧く所で働く方が良いです。
在職中でも転職活動は出来ますし、活動して残る選択肢も納得してるならありです。なんでもやらないよりやった方が自分自身の納得感が違い人生の満足度が上がります。
転職活動をする前にまずは自分の本当の適正年収と向いている業種を知っておきましょう。
適正年収を知って搾取されることを防ぎましょう。
敵を知り己を知れば百戦危うからずです。
適正年収の把握にはミイダスが有効です。
無料で自分の適正年収と自分に向いている職種を教えてくれるのでそれを基準に活動できます。
実際に活動するときはキャリアアドバイザーを活用しましょう。
キャリアアドバイザーがいるような転職サイトは成功報酬で転職者の年収35%程度を会社から取っていきます。
つまり、キャリアアドバイザーが付くような転職サイトは金がかかるので経営能力が無いブラック企業は登録も出来ず、そもそもが弾かれています。
また、会社の内部情報についても教えてくれるので管理職になっても旨みが無い変な会社を選ぶ可能性が減ります。
さらに、めんどくさい履歴書、職務経歴書は上手いこと添削してくれるし、面接では過去にどんな質問があったか教えてくれます。
効率よく転職活動が出来ます。
これが完全無料で使えるので使わないと損です。
あと、実際に活動してみて思ったのがキャリアアドバイザーは複数登録しとくべきです。
人によって相性が絶対にあります。
全員が全員優秀ではないので色々自分の目で見て比較した方が良いです。
完全無料なのでいくつ登録しても安心です。
相手も複数登録前提で話を進めているので逆に一つだけだと足元を見てきます。
失礼なキャリアアドバイザーっていますからね。注意しましょう。
むしろ複数登録でないと損していますよ!
現に転職に成功した人は平均4社以上登録していますから。
自分が登録したキャリアアドバイザーは4つです。
1つ目がリクルートエージェントです。
業界最大でありブランド力があり、転職実績も一番です。
そのため、確実な転職のノウハウがあります。
求人数が他と比べて圧倒的に多いので登録しない手はありません!
圧倒的な求人数があれば必ず入社したいと思える会社が見つかります。
とにかく色々な求人を見たいならこれ以上はないです!
2つ目は、DODAです。
個人的な感想としては優良な地元企業の求人が結構ある印象なので地元転職にはオススメです。
見たことあるような地元の企業が「こんなに良い条件の勤務体系になっているのか!?」って驚くことが多いです。
地元で転職したいと思うなら是非活用した方が良いです。
また、求人数も多く求人検索機能が充実しているので希望する求人が探しやすいです。
3つ目はパソナキャリアです。
お世辞にも求人数は多いとは言えません。
しかし、このキャリアアドバイザーの魅力は親身になって対応してくれることです。
初めての転職でわけがわからない状態のときにいきなり面接にぶち込まれても上手くいきません。
その点パソナキャリならしっかりとサポートしてくれます。
また、自分に合った会社選びも親身になって行ってくれます。
履歴書の添削から面接の受け答えまで本当に丁寧に指導してくれるので転職が初めての人はぜったいに登録すべきです。
20代でしたらマイナビAGENTがオススメです。
20代に完全特化した転職サイトです。利用者のほとんどが20代~30代までで若い人のサポートを中心に行っています。
20代後半でも6割程度の人が年収アップした転職が出来ているので、20代なら登録しておかないと損です。
※マイナビのプロモーションを含みます。
転職するにあたってこの本を読んでおくと逃げの転職から攻めの転職、そして自分の将来を守ることにも繋がっていきます。
是非読んでみてください。
まとめ
出世をしない方が勝ち組であると言われており、酷い会社だと確かに割に合わない役職も多いと思います。
しかし、出世をあえてしないなんてことをするとリストラ対象になりやすいし、プライベートも楽しめません。
なにより、転職しにくいとそれだけ会社に依存するわけのわからない状態になります。
出世できるものならとりあえずしてみるくらいの考えで仕事をしていく方が確実に人生を楽しめて幸せになると思います。