間接部門の事務系で年間休日105日ならぬ100日で働いたことがある経験から言わせてもらいますが、年間休日が少ない会社は避けた方が自分の人生のためです。
最初は年間休日なんか多少少なくても平気と思っていましたが、実際は全く平気なんかではありません。
たった数十日の差ですが人生の満足度が大きくわかってくる問題です。
年間休日が少ない会社は辞めた方が良い理由を紹介します。
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年間休日が少ない会社を避けるべき理由
軽い気持ちで入社した年間休日100日の会社で働いた経験から年間休日が少ない会社を避けるべき理由は4つです。
年間休日を甘く考えてはいけません!!!
プライベートも充実しないし、健康にも悪い
年間休日100日の会社に入社する前は
なんて甘い考えを持っていましたが、実際は休みが少ないので全然プライベートが充実しません。
そして、肉体的にも精神的にも健康に悪いです。
まず、年間休日が100日前後だと土曜日が隔週で出勤になることは間違いないです。
たまに土曜日出勤ぐらいと考えるとこれが大怪我の元です。
独身だったら簡単に遊びの予定とか調整できるかと考えてしまいますが、友達にだって都合が社会人になるとあるわけです。
隔週土曜日が出勤になるとそれだけ友達と予定を合わせるのが難しくなるので疎遠になりがちです。
そうなるとプライベートが何にも楽しくなく、少ない休みをただ寝て過ごすだけの人生を送ることになりがちです。
特に結婚して家族が居るなら土曜日出勤になると出かける頻度が減るので家族に我慢させることも一緒居る時間も減るので何のために働いているのかわからないです。
極めつけは心身ともに不健康になっていくのも哀しいです。
日曜日だけの休みだと想像以上に疲れが取れないですし、これで遊びにでも行ったら自分の時間が皆無です。
人より多く働くのですからそれだけ肉体的に辛いのは当たり前です。
さらに嫌なのが精神的にもダメージが来ることです。
土曜日出勤などをしていると、世間的には休日の装いの中働くことになります。
テレビを付けてもお出かけ特集、いつもより楽しそうな雰囲気があるお店を恨めし気に見ながら出勤することになります。
ちょっとのことですが長く続けるとダメージが大きくなっていくのです。
年数を重ねるごとに辛い
若いうちは年間休日が少なくても体力があるので無理な予定でもなんとか合わせられるし、予定を立てようと意欲が湧いてきます。
ただ、社会人生活は若いうちだけで終わらないのが怖い所です。
年間休日が少ないと年を取った時にひたすら辛いです。
若いうちはなんとかカバー出来たのが、年を重ねるごとにカバー出来なくなっていきます。
ひたすら、充実もしていない人生を死んだ魚のような目で生きるだけの日々になります。
年を重ねて友達もいなくなり、家族との時間も取れず、人より多く働いて終わるだけの人生は苦痛です。
年を取るほどに
「お金も大事だけどもっと休みが欲しい!!!」
と思うようになっていきます。
年間休日が少ない会社は効率が悪い
年間休日が少ない会社は仕事が沢山あって、成長しているわけでは決してないことが恐ろしいです。
仕事は沢山あって忙しいから年間休日を少なくして働かせているわけですが、それは決していい仕事をして忙しいわけではないです。
効率が悪くひたすら無駄な仕事があって、それを無くそうとも変えようともせず増えていくので忙しいだけなのです。
所謂クソ仕事が多いのです。
ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論 [ デヴィッド・グレーバー ]
忙しくてもやりがいのある仕事だったらまだ耐えられます。
ただ、忙しいだけで働いている時は
「この仕事何の意味があるんだ???アホか!?」
と思いながら皆が休んでいる日に働くのはとんでもないほど苦痛です。
効率が悪く無意味な仕事をやらせて、従業員を酷使して喜んでいるような会社で働くようなメリットは何もないのです。
特に事務系で働いていた時は本当にやることがない時間が多々あり、人生の意味について漠然と考えてしまうこともありました。
給料も少ないことの方が多い
年間休日120日以上の会社と比べて年間休日が少ない会社は給料が良いかと聞かれれば悪いことの方が多いです。
年間休日が少ない会社は忙しいけども、意味のあるお金になる仕事をしている成長産業の可能性が少ないです。
余計な無くせる仕事を後生大事に神格化して続けているだけです。
つまり、お金になる仕事はしていないわけです。
そんな状況で会社に利益が出るわけがないし、その程度が経営陣が利益を出せるはずもないです。
だから、一生懸命あくせく働いても思った以上に給料が少なく、自給換算すると大したことがない場合がほとんどです。
むしろ、休日が多くその休日で副業でもした方がよほど稼げることだってあるくらい悲惨な会社が多いのです。
年間休日が少ない会社からは転職した方が満足度が高い
お金は副業したり、節約したり、一念発起して勉強して独立するなどすればなんとかなることが多いです。
しかし、時間だけはどうしたって戻らないし取り戻せないです。
年間休日が少ない会社に居ると人より多く会社に人生を奉げることになります。
別にそれが自分の人生にとってベストだと信じて疑わないなら良いですが、やっぱり違うと思いますよね。
休みが多い方が休まるし、勉強だってしやすいし、副業だってやりやすいです。
自分の人生の自由度が高いのが年間休日が多い会社です。
諦めずに転職して年間休日が多い会社を目指しましょう。
年間休日が少ないと時間が少ないですが、出来るだけ在職中に転職活動をしましょう。
転職しない選択肢まで含めて転職活動ですから色々な会社を見ましょう!
転職活動をする前にまずは自分の本当の適正年収と向いている業種を知っておきましょう。
適正年収を知って搾取されることを防ぎましょう。
敵を知り己を知れば百戦危うからずです。
適正年収の把握にはミイダスが有効です。
無料で自分の適正年収と自分に向いている職種を教えてくれるのでそれを基準に活動できます。
実際に活動するときはキャリアアドバイザーを活用しましょう。
キャリアアドバイザーがいるような転職サイトは成功報酬で転職者の年収35%程度を会社から取っていきます。
つまり、キャリアアドバイザーが付くような転職サイトはお金がかかるので経営能力が無いブラック企業は登録も出来ず、そもそもが弾かれています。
また、求人票を見るだけで企業が求めている基準を知ることが出来るので自分がスキルアップする際にも役立ちます。
さらに、めんどくさい履歴書、職務経歴書は上手いこと添削してくれるし、面接では過去にどんな質問があったか教えてくれます。
自分のキャリアの棚卸しも様々な事例をキャリアドバイザーとして見ていることから、手伝ってくれたり方向性を示してくれます。
効率よく転職活動が可能になるのです。
これが完全無料で使えるので使わないと損です。
あと、実際に活動してみて思ったのがキャリアアドバイザーは複数登録しとくべきです。
人によって相性が絶対にあります。
全員が全員優秀ではないので色々自分の目で見て比較した方が良いです。
完全無料なのでいくつ登録しても安心です。
相手も複数登録前提で話を進めているので逆に一つだけだと足元を見てきます。
失礼なキャリアアドバイザーっていますからね。注意しましょう。
むしろ複数登録でないと損していますよ!
現に転職に成功した人は平均4社以上登録していますから。
自分が登録したキャリアアドバイザーは4つです。
1つ目がリクルートエージェントです。
業界最大でありブランド力があり、転職実績も一番です。
そのため、確実な転職のノウハウがあります。
求人数が他と比べて圧倒的に多いので登録しない手はありません!
圧倒的な求人数があれば必ず入社したいと思える会社が見つかります。
とにかく色々な求人を見たいならこれ以上はないです!
2つ目は、DODAです。
個人的な感想としては優良な地元企業の求人が結構ある印象なので地元転職にはオススメです。
見たことあるような地元の企業が「こんなに良い条件の勤務体系になっているのか!?」って驚くことが多いです。
地元で転職したいと思うなら是非活用した方が良いです。
また、求人数も多く求人検索機能が充実しているので希望する求人が探しやすいです。
3つ目はパソナキャリアです。
お世辞にも求人数は多いとは言えません。
しかし、このキャリアアドバイザーの魅力は親身になって対応してくれることです。
初めての転職でわけがわからない状態のときにいきなり面接にぶち込まれても上手くいきません。
その点パソナキャリならしっかりとサポートしてくれます。
また、自分に合った会社選びも親身になって行ってくれます。
履歴書の添削から面接の受け答えまで本当に丁寧に指導してくれるので転職が初めての人はぜったいに登録すべきです。
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転職するにあたってこの本を読んでおくと逃げの転職から攻めの転職、そして自分の将来を守ることにも繋がっていきます。
是非読んでみてください。
まとめ
年間休日は個人的には給料以上に重視すべき項目だと思います。
お金は副業したり、節約すればなんとでもなりますが、時間だけは絶対にどうにもなりませんし、戻ってもきません。
・心身ともに辛く、プライベートが充実しない
・年を重ねていくと更にきつくなる
・効率が悪くむかつく仕事が多い
・働かせるくせに給料が少ない
人生は時間を重視して生きるべきです。
年間休日が少ない会社は良い会社とは思えないので転職できるならした方が良いです。