口を開けば仕事を辞めたい辞めたいとばかり言っているのに一向に辞めようとしない人。
辞めたい辞めたいと言われると周りも迷惑しますし、そういった人ほどいつまでも会社にしがみついてなかなか辞めようとしません。
良く言う辞める辞める詐欺です。
辞めたいと言って辞めない人の特徴と、心の中でいつも辞めたいと思っても辞めずにズルズルと働いてしまっている時の対策を紹介します。
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辞める辞めると言って辞めない人の特徴と心理
本当に辞める人は会社のことは心底興味がないわけですから、黙って辞めていき周囲を驚かせます。
辞めると騒ぐ人はその逆なので辞めると言うが辞めません。
その真理を説明します。
能力も行動力も無く辞める勇気がない
例えば、暑くて苦しい部屋に居たらクーラーを付けたり、その暑い部屋からは逃げ出しますよね。
それと同じで会社が嫌なら変える努力をとりあえずしてみたり、嫌だからこそ辞めてしまえばいいわけです。
でも、仕事になるとこの単純なことが出来ない人が多いです。
それは能力も行動力も無いゆえに
「実際に辞めてしまえば終わりだ・・・」
と不安が先行して勇気が出ないからです。
辞めれるものなら辞めたいけど、自分に次はない。
実際には次なんて見つかるし、行動力があるかないかしっかりと給料が下がってもやっていけるかの計算が出来るかどうかの差です。
これをせずにただ不安になって行動は出来ないけど、とりあえず不満があるから辞めたいと騒いでいるだけなのです。
自分を認めて欲しいだけ
自慢話が好き、自己承認欲求がおかしくなっている人は本心では一切辞める気がないくせに辞めたい辞めたいと言います。
その理由はただ一つ辞めたいと言った後に驚かれる、引き留められることがこの上ないほどの快感になっているのです。
「辞められると困ります」
この一言を聞いて自分の価値を再認識することによって気持ちよくなっているのです。
「本当は辞めたいけどこの会社に必要だからな!!!」
と思い込むことで色々な不安を全て吹き飛ばしたいだけで実際は不安でしょうがないのにそれを直視できない弱い心の持ち主なのです。
愚痴を言ったらスッキリして解決している
器の大きさとはどれだけ許せるかではなく、どれだけ溜め込んで糧に出来るかどうかです。
器が大きい人は、嫌なことばかりの会社ではその経験を糧にして、抜け出すために一生懸命勉強したり経験を獲得していきます。
そして、機が熟したら躊躇わずに去る決断をしていきます。
これが嫌なことがあるたびに仲間内で愚痴を言ってしまう人はいつまでも辞めずに辞めるとばかり言います。
その理由は愚痴を言うことによってストレス発散になり、スッキリして辞める理由が無くなっていくからです。
別に辞めるのが正しいとは言いませんが、定期的に辞めたくなる所でいつまでも働くことが得策と思えませんし、周りは迷惑です。
器が小さいため小出しで吐き出してしまい、鬱憤を何の力にも変えることが出来ないので能力も何もなく辞める決断はしないのです。
コミュニケーションツールとして使っている
ストレスが溜まるような劣悪な環境はその劣悪さゆえに社員同士で必要以上に仲良しごっこをする傾向があります。
ストレスが溜まる環境で更に友達でもない人と必要以上に関わっていると当たり前ですが、話す話題が無くなっていきます。
必然的に仕事の話しか出来なくなるわけで、その上ストレスが溜まるような環境なわけです。
こんな状況ではポツリ、ポツリと仕事が辞めたいと自然と口をついて出てしまうわけです。
実際に会社が嫌だとは思いますが、辞めようとまで思わない。
そんな状態なのでいつまでも辞めたいと言うけども、ゾンビみたいにいつまでも辞めずに働いているのです。
辞めたいと思うだけの状況から抜け出す対策
辞めたいと思っても実際に辞めていく人は本当に少ないです。
辞めたいと思って何も生産性がない現状が抜け出す対策は2つしかないです。
会社の上司をしっかりと見る
人生何が起こるかわからないですし、将来のことなんか誰にもわかりません。
しかし、自分が将来どんな人間になるかわかる方法が一つだけ存在します。
それが会社の上司をしっかりと観察することです。
悲しいことですが、会社の上司の姿が自分の将来の姿になることが圧倒的に多いです。
なぜなら、人は環境によって変わっていける生き物だからです。
最初のうちは
「こんな上司になってたまるか!!!」
と強く思っても長く勤めるとその上司達のようになっていきます。
終わった上司ばかりが居る会社に長く勤めれば自然と自分も終わった人になっていきます。
意味も無く残業して誇らしそうにしている人になりたいですか?
機嫌でキレてみんなから嫌われている人になりたいですか?
仕事が出来ず厄介者扱いされて会社にしがみついている惨めな人になりたいですか?
本当に上司みたいになりたくないと思うならそこから抜け出すしか方法は無いと強く思うことが重要です。
転職サイトにとりあえず登録してみる
辞めたいと思っても辞められないのは不安だからですよね。
不安を何故感じてしまうのかと言えばわからないからです。
自分が転職できるだけの能力があるのか、どんな求人があるのか、どうやってキャリアを築いていけば良いのか分からないから不安になるのです。
その解決策として有効なのが転職サイトにとりあえず登録してしまうことです。
転職サイトに登録するメリットは2つです。
・転職サイトの求人票を見ればどんな経験、能力が求められるか分かるので勉強するにしても目標が出来るので不安が解消される
・実際に動いてみることで辞めたいと思っているだけの生活から変わる
どんなスキルや経験が必要かは転職サイトに答えが書いてあります。
自分が何をすればいいのかの指針にもなるので活用しない手はないです。
動くことでしか人生は変わらないので実際に転職サイトに登録したという事実で自分は動ける人だと自信を持たせることも大事です。
それに在職中に転職活動をすれば会社に残る選択肢も取れます。
色々な会社を見たうえで今のところが悪くないなと思って残ることまで含めて転職活動だと思っています。
転職活動をする前にまずは自分の本当の適正年収と向いている業種を知っておきましょう。
適正年収を知って搾取されることを防ぎましょう。
敵を知り己を知れば百戦危うからずです。
適正年収の把握にはミイダスが有効です。
無料で自分の適正年収と自分に向いている職種を教えてくれるのでそれを基準に活動できます。
実際に活動するときはキャリアアドバイザーを活用しましょう。
キャリアアドバイザーがいるような転職サイトは成功報酬で転職者の年収35%程度を会社から取っていきます。
つまり、キャリアアドバイザーが付くような転職サイトはお金がかかるので経営能力が無いブラック企業は登録も出来ず、そもそもが弾かれています。
また、求人票を見るだけで企業が求めている基準を知ることが出来るので自分がスキルアップする際にも役立ちます。
さらに、めんどくさい履歴書、職務経歴書は上手いこと添削してくれるし、面接では過去にどんな質問があったか教えてくれます。
自分のキャリアの棚卸しも様々な事例をキャリアドバイザーとして見ていることから、手伝ってくれたり方向性を示してくれます。
効率よく転職活動が可能になるのです。
これが完全無料で使えるので使わないと損です。
あと、実際に活動してみて思ったのがキャリアアドバイザーは複数登録しとくべきです。
人によって相性が絶対にあります。
全員が全員優秀ではないので色々自分の目で見て比較した方が良いです。
完全無料なのでいくつ登録しても安心です。
相手も複数登録前提で話を進めているので逆に一つだけだと足元を見てきます。
失礼なキャリアアドバイザーっていますからね。注意しましょう。
むしろ複数登録でないと損していますよ!
現に転職に成功した人は平均4社以上登録していますから。
自分が登録したキャリアアドバイザーは4つです。
1つ目がリクルートエージェントです。
業界最大でありブランド力があり、転職実績も一番です。
そのため、確実な転職のノウハウがあります。
求人数が他と比べて圧倒的に多いので登録しない手はありません!
圧倒的な求人数があれば必ず入社したいと思える会社が見つかります。
とにかく色々な求人を見たいならこれ以上はないです!
2つ目は、DODAです。
個人的な感想としては優良な地元企業の求人が結構ある印象なので地元転職にはオススメです。
見たことあるような地元の企業が「こんなに良い条件の勤務体系になっているのか!?」って驚くことが多いです。
地元で転職したいと思うなら是非活用した方が良いです。
また、求人数も多く求人検索機能が充実しているので希望する求人が探しやすいです。
3つ目はパソナキャリアです。
お世辞にも求人数は多いとは言えません。
しかし、このキャリアアドバイザーの魅力は親身になって対応してくれることです。
初めての転職でわけがわからない状態のときにいきなり面接にぶち込まれても上手くいきません。
その点パソナキャリならしっかりとサポートしてくれます。
また、自分に合った会社選びも親身になって行ってくれます。
履歴書の添削から面接の受け答えまで本当に丁寧に指導してくれるので転職が初めての人はぜったいに登録すべきです。
20代でしたらマイナビAGENTがオススメです。
20代に完全特化した転職サイトです。利用者のほとんどが20代~30代までで若い人のサポートを中心に行っています。
20代後半でも6割程度の人が年収アップした転職が出来ているので、20代なら登録しておかないと損です。
※マイナビのプロモーションを含みます。
転職するにあたってこの本を読んでおくと逃げの転職から攻めの転職、そして自分の将来を守ることにも繋がっていきます。
是非読んでみてください。
まとめ
会社を辞める辞めると言うけど辞めない人は、自分で行動する力がなく不満を言っていれば誰かが変えてくれないかなと思っているだけの人です。
・行動が無いから能力が身につかない
・能力を身に着けようとも器が小さいので鬱憤を吐き出して終わってしまう
・辞めると言って騒ぐ自分が好きなだけ
・ただ辞めると言うのが癖になっている
辞めたいとネガティブな発言ばかりだと周りも迷惑だし、何より自分で自分を嫌いになってしまいます。
自分が辞めたいと思いながら辞められないならしっかりと上司を見ましょう。
上司の姿が自分の将来の姿です。
こんな人になりたくないと強く思うなら行動あるのみです。