控えめな性格は日本人らしい美徳のように言われることがありますが、実際に社会に出て働くと控えめな性格は基本的に損をします。
というより、控えめな性格だからとそこにあぐらをかいていると普通に嫌な思いをするだけの人生になります。
控えめな性格だからとアピールの仕方を意識しないと出世でも仕事でも損をします。
その理由を紹介します。
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控えめな性格なのは悪いことではない
まず、知ってもらいたいのが控えめな性格それ自体が悪いことではないということです。
控えめな性格は控えめな性格で人生で何かと役立つことが多いですし、どんな性格だって長所と短所がしっかりとあります。
問題なのは、控えめな性格だからといってそこから何もせず何事に対しても控えめな状態だと人生は基本的に嫌な思いをすることになります。
急にガツガツして人を押しのけるなんて言っても無理なものは無理なので控えめな性格なりにきっちりと言うべきことを言う。
どういった状況になると控えめな性格のデメリットが出てしまうのがしっかりと理解して、不利になりそうな時だけ努力すればいいのです。
控えめな性格が会社で損すること
控えめな性格は基本的には会社で損をします。
控えめな性格で主張するのが苦手で、なあなあにしてしまうとハッキリと出てくるデメリットは3つです。
良いように利用されがち
仕事はやりたくない仕事を爆弾のように押し付けあっているような場合が多いです。
控えめな性格はやりたくないような仕事を押し付けられて良いように利用されがちです。
よほど制度がしっかりと整っているような会社でないとどうしてもカバーできない仕事の配分などがあります。
この時に控えめな性格は誰もやりたくないような仕事を一方的に押し付けられたうえに感謝もされないことになります。
社会人になると性格が悪いゴミみたいな人たちが多いので、そこに思いっきり足元を掬われて、足を引っ張られることになります。
下に見られやすい
社会人って別に大人でもなんでもありません。
でかいだけの子供が多いです。
学校にいた時より圧倒的にマウントを取る頭の悪い人が多くいます。
控えめな性格の人は実力が頭2つ以上抜けていないと確実に下に見られます。
控えめな性格の人は冷静な場合が多いのでぶっちゃけ、普通の人よりは優秀で物事がよく見えているなって思います。
ただ、その優秀さって良くて頭1つか大体0.5ぐらいの優秀さなんです。
世の中はマウント合戦なので控えめな性格の人は、この0.5~1ぐらいの優秀さを変に隠して卑下するので下に見られます。
下に見られてもいいやって思うかもしれませんが、そのうち馬鹿な同僚とかが上司になって馬鹿な指示を受けるなんてなったらかなり地獄ですよ。
正当な評価を受けられず嫌な思いをする
人が辞める原因って給料とか人間関係がほとんどの原因ですけど、結局どちらも正当な評価が受けられないから辞めるってわけです。
控えめな性格の人はこの正当な評価を受けらない確率がめちゃくちゃ高いです。
正当な評価を受けていたら給料は上がるし、周りも一目置くので人間関係が辛いなんて無いはずです。
評価が実力と一致しないからこの矛盾に悩むわけです。
で、この評価についてですがどんなに優れた制度があっても人が人を判断する以上好みとかの雑念が絶対に拭えません。
どうしても評価は実力と一致しにくいのです。
それなのに、控えめな性格で自分をアピールせずに低く見積もるとそれだけで低く見られます。
で、馬鹿な評価者も多いので控えめな性格ってだけでやる気がないとか、実力がないとか意味不明な評価をつけてくるので給料に悩みがちです。
更に出世しているなど肩書があると周りが勝手に持ち上げてくれるようになります。
実力があるとかは一切関係がなく。
控えめな性格は逆に実力があっても肩書が無い場合が多いので不当に低く見られたり、正しいことを言ってるのに受け入れてもらえないなど嫌な思いをします。
会社ではアピールの仕方を考えることが大事
控えめな性格は決して悪いことではありません。
この意識をまず持たないと、世の中は内向的な暗い奴は悪だと言わんばかりに騒ぐのでその罪悪感でさらに控えめな性格になってしまいます。
内向的で大人しい性格でも何も人生で問題ありません。
ただ、開き直って終わってもいけません。
会社では控えめな性格でもしっかりとアピールの仕方を考えてアピールしていくことが必要不可欠です。
仕事のアピールって恋愛と一緒です。
何もせずありのままの自分を評価してなんて言っても、よほどのイケメンが美人しか相手にされません。
逆に実力が無くてもアピールが上手ければそれだけでいい思いをしている人って腐るほどいるわけです。
控えめで内向的な性格はそれはそれでしっかりとした強みが絶対にあります。
この部分をアピールしないなんてもったいないです。
控えめな性格が役に立っている、内向的な部分が組織に活かせていることをアピールすればいいだけなのです。
何もでかい声で社長や上司に媚びを売って飲み会に行きまくる必要性なんて無いです。
控えめな性格の明確な強みがない人は一度自分の性格の強みを知って、そこから自分の良さを認識するとアピールしやすいです。
環境が変われば評価が変わることもある
会社において一番大事なのは目先の給料より評価の仕方だと思います。
例えば、しっかりと数字を見ていない会社だととりあえず利益より売上があれば偉いなんて評価する会社もあります。
人間って面白いものでそれだとダメだとわかっていても、評価に沿って行動します。
控えめな性格の強みはありますが、控えめな性格自体を本当に否定するような社風や評価制度だと報われることはありません。
そういった場合は転職した方が絶対に自分のためになります。
周りは変わりません。
変わるのは自分であって、自分が身を置く場所を変えるから環境が変わるのです。
不当に低く見られている場合は在職中に転職活動して自分が評価されるような評価制度、社風があるような環境に転職すべきです。
転職活動をする前にまずは自分の本当の適正年収と向いている業種を知っておきましょう。
仕事は合う合わないが存在するので今一度自分がどんな仕事に向いているのか知っておきましょう。
敵を知り己を知れば百戦危うからずです。
仕事の適性把握にはミイダスが有効です。
無料で自分の適正年収と自分に向いている職種を教えてくれるのでそれを基準に活動できます。
実際に活動するときはキャリアアドバイザーを活用しましょう。
キャリアアドバイザーがいるような転職サイトは成功報酬で転職者の年収35%程度を会社から取っていきます。
つまり、キャリアアドバイザーが付くような転職サイトはお金がかかるので経営能力が無いブラック企業は登録も出来ず、そもそもが弾かれています。
また、求人票を見るだけで企業が求めている基準を知ることが出来るので自分がスキルアップする際にも役立ちます。
さらに、めんどくさい履歴書、職務経歴書は上手いこと添削してくれるし、面接では過去にどんな質問があったか教えてくれます。
自分のキャリアの棚卸しも様々な事例をキャリアドバイザーとして見ていることから、手伝ってくれたり方向性を示してくれます。
時間がない中でも効率よく転職活動が可能になるのです。
これが完全無料で使えるので使わないと損です。
あと、実際に活動してみて思ったのがキャリアアドバイザーは複数登録しとくべきです。
人によって相性が絶対にあります。
全員が全員優秀ではないので色々自分の目で見て比較した方が良いです。
完全無料なのでいくつ登録しても安心です。
相手も複数登録前提で話を進めているので逆に一つだけだと足元を見てきます。
失礼なキャリアアドバイザーっていますからね。注意しましょう。
むしろ複数登録でないと損していますよ!
現に転職に成功した人は平均4社以上登録していますから。
自分が登録したキャリアアドバイザーは4つです。
1つ目がリクルートエージェントです。
業界最大でありブランド力があり、転職実績も一番です。
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2つ目は、DODAです。
個人的な感想としては優良な地元企業の求人が結構ある印象なので地元転職にはオススメです。
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お世辞にも求人数は多いとは言えません。
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20代後半でも6割程度の人が年収アップした転職が出来ているので、20代なら登録しておかないと損です。
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まとめ
控えめな性格は悪いことのように言われますが絶対にそんなことはありません。
控えめで内向的な性格だからこその強みがあります。
ただ、それを黙っていて理解してもらおうなんて絶対にありえません。
ここぞというときはしっかりと強みをアピールしましょう。
そうでないと嫌な思いをするのは自分だし、本当に不当で惨めな思いをすると泣きたくなります。
評価制度そのものがひどい場合は転職するのがベストです。