B’z結成30周年を迎え開催された5年に一度の有名曲だけを演奏するplreasureライブ。
いつまでも進化を続けカッコイイ姿を見せてくれるB’zの魅力がこれでもかと詰まっている30周年ライブの魅力を語りたいと思います。
B’zのファン歴が浅い人に特にオススメ
pleasureライブの時点でファン歴が浅い人にオススメです。もしかすると、ファンになりたての人に見せると一番良いライブ映像なのかもしれません。
もっとB’zの魅力を知りたいという人はこの記事を見てもらいたいと思います。
演奏されたセットリストと収録曲は誰もが一度は聞いたことがある曲ばかりです。
01. ultra soul
02. BLOWIN’
03. ミエナイチカラ ~INVISIBLE ONE~
04. 裸足の女神
05. Wonderful Opportunity
06. 光芒
07. 月光
08. 恋心(KOI-GOKORO)
09. OH! GIRL
10. イチブトゼンブ
11. ねがい
12. ALONE
13. LOVE PHANTOM
14. HINOTORI
15. Real Thing Shakes
16. juice
17. BAD COMMUNICATION
18. Pleasure 2018 ~人生の快楽~
19. Brotherhood
20. ギリギリchop
21. RUN
以上のような非常に豪華な内容に加えてドキュメンタリー映像で以下の曲も聴けます。
1、love me, I love you
(NISSAN STADIUM 20180805)
2、もう⼀度キスしたかった
(EHIMEKEN BUDOUKAN 20180811)
3、Calling
(EHIMEKEN BUDOUKAN 20180811)
4、OCEAN
(EHIMEKEN BUDOUKAN 20180812)
5、TIME
(AJINOMOTO STADIUM 20180921)
6、愛のバクダン
(AJINOMOTO STADIUM 20180921)
特に日産スタジアムのライブでは絶好調なので本当にこの人たちは50代なのかと愕然とします。
そして、何と言ってもファン歴に浅い人にオススメと言ったのは過去のライブのリバイバルを前面に押し出している点です。基本的に全盛期である95年の圧倒的ライブを再現している部分が多いです。
LOVE PHANTOMでは稲葉さんがダイブするという伝説的演出が再現されています。また、稲葉さんがピアノを演奏しそのピアノの上でギターを演奏する松本さんが見れます。
B’zの全盛期で圧倒的で伝説化しているパフォーマンスを再現しており、まさに30周年の総集編と言えると思います。
特に凄いのは再現で終わらない所です。Real Thing Shakesでははっきり言って昔より声が出ています。50代で昔より声が出るとか本当に意味不明です。全盛期を模倣するどころか超えています。本当に化け物です。
実際に豊田スタジアムで聴いたらあまりの迫力に全身の水分が震えて鳥肌が立ちました。そのくらい凄いです。
30周年ライブは有名曲をメインにしながら伝説的演出をリバイバルしつつちゃっかり全盛期を超えて行くのでファン歴が浅い人から古参ファンまで楽しめるまさに快楽・pleasureをビンビン感じられる最高のライブ映像なんです。
見ないのは絶対に損です。
B’zの妥協しない姿勢に感動する
この時の稲葉さんは明らかに体調が悪いです。
理由としては喘息が悪化して気管支炎になってしまったからなんです。特に自分が参加した豊田スタジアムのライブでは本当に辛そうでファンクラブの会報誌にも倒れそうなくらい辛かった書いてありました。
B’zはいつも完璧です。いや、完璧すぎると言っていいかもしれません。
そんなB’zが、誰よりもコンディションを気にするプロの稲葉さんの不調な姿が見れるのは非常に貴重なライブ映像であるとも言えます。
なにより素晴らしいのがB’zの妥協しない姿勢です。
体調が悪く声の調子が悪いならライブとして良いものではなくなってしまうと思いますよね。B’zは違います。
体調不良のときでも妥協しないでファンを最大限に楽しませてくれようと全力を振り絞って頑張る姿を見せてくれます。
常にファンのことを考えて妥協しないからこそいつまでもトップを走り続けられたことが非常にわかるのです。そういった意味ではB’zの表面上ではなくプロ意識の塊である内面を覗けるようなライブなので最高としか言いようがありません。
ファンなら涙なしでは見れないライブ映像なのです。
特にBrotherhoodは感動ものです。歌詞の「苦しい時は苦しいって言ってくれていいんだよ」って部分がただでさえ良い歌詞なのに状況と相まって涙腺が崩壊します。さらに絞り出すような全力のロングトーン!!!本当にカッコイイとはこういうものだと実感させられます。
そんな30周年に相応しい最高のライブ映像を是非見て欲しいと思います。
不満点について
基本的にB’zのライブはいつだって最高なのですが今回のライブ映像で不満があるとしたらZEROが収録されていないことです。
今回のライブでZEROは非常に見所が豊富でした。まず、過去のリバイバルとして稲葉さんが反時計回りにグルグルと回転するという最高のパフォーマンスを見せてくれていました。
自分は特にこの回転するパフォーマンスが好きで好きで堪らないのです。それをライブ映像で見れると思っていたのでこれには大ショックです。なぜ収録していないのか意味が分かりません。
ちなみに過去最高の回転をしているのは2008年のplreasureライブです。もの凄い勢いで回転していて本当にビビります。
他にもZEROは松本さんのギターと稲葉さんの声との高音対決みたいなものがあり非常に盛り上がりました。松本さんのギターに劣らない稲葉さんのどこまでも突き抜ける最高の声の競演。なぜこれが見れないのか。疑問しかありません。
また、ZEROにはブラックマヨネーズ小杉さんと結成日の9月21日にはSMAPのキムタクも出演したのでZEROほど話題を呼んだ演出は無いと思っています。
そのため、ZEROが無い収録には不満を感じると思います。
個人的には気にならないのですが、やはり稲葉さんが明らかに不調なのでいつもの完璧なB’zを想定していると不満を感じる人がいるのかなと思います。
ライブ映像で日産スタジアムのものが一つあるのですが、いつも通り以上の絶好調で非常に声が出ているので純粋なライブの完成度で言えば日産スタジアムを選ぶ方が無難ではないのかなと思う部分はあります。
体調が悪そうだとやはりファンとしては心配してしまうので何回も見ると考えるとパワフルで絶好調な稲葉さんを見たいという気持ちにさせられます。
不満点と呼べるレベルのものではなく、ライブ自体は完成度が非常に高いので絶対に買って損はない内容です。