絶対に上手くいかない!経営者に向いていない人の特徴と診断

自分では頑張っているつもりでも、経営者に向いていないので会社を衰退させて潰してしまう経営者がいます。

そんなダメ経営者には共通した特徴があります。

潰れそうな会社で働いた経験と仕事柄色々な社長にあって発見した経営者に向いていない人の特徴を紹介します。

嫌われたくない気持ちが強い

誰にも嫌われず仲良くして業績も良く社員から慕われる経営者になりたいと思っている経営者は確実にダメな人で向いていません。

理想はみんな仲良くですが、実際に組織運営をしていくとみんなが仲良くなんて無理です。

少なくとも従業員同士は仲が良くても社長と仲が良いなんてありえません。

経営をしていく中で、どうしても言わなければならないこと、決断しなければならないことが絶対にあります。

誰かを注意したり、降格したり、案を却下したりと本気で会社のことを考えて行動すればするほど嫌われてしまう場面はあるのです。

だから、経営者は嫌われてもしっかりと自分のやるべきことをこなして会社を守ることが重要です。

それなのに、嫌われたくないという気持ちが強く何事も穏便に済ませたいと考える人は絶対に経営者に向いていません。

嫌われたくないという気持ちが秩序の崩壊を招くのです。注意すべき時や決断すべき時に出来ないと全てがなあなあな会社になります。

なあなあな会社になると一見すると仲が良くて良い会社に見えても、実際は楽だから従業員がいるだけで誰も会社のことを考えないただの集団になり下がります。

そして、いずれ潰れていくのです。さらに、嫌われたくないと思って行動してもダメ経営者だとそのうちバレるので結果として嫌われていきます。

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とにかく嫌われたくない気持ちが強い人は経営者に向いていません。

嫌われたくないって経営者として致命的なので自分が経営者だったり、将来独立したいなら改善する必要があります。

嫌われる勇気を持って行動しましょう。最初に嫌われても真剣な姿を見せていれば絶対にわかってもらえます。

情報感度が低い

現代は社会情勢が物凄い速さで変わっていきます。

終身雇用や年功序列の崩壊は昔なら到底考えられないことでした。

しかし、現実は移り変わり日本型の雇用も何かしらの対応を迫られています。

そのような状況の中で「自分の会社は特殊だから大丈夫」とか意味不明なことを言い出す情報感度が低い人は経営者に向いていません。

しっかりと、新聞などで自分の業界と社会情勢を理解したうえで従業員の満足度なども理解して変えていかないとすぐに時代遅れになります。

時代遅れになると従業員も付いてこないので業績が下がっていきます。

情報感度が低いとなぜか「今までこのやり方で上手くいっていたから、従来までのやり方で上手くいくはず」過去の成功体験に縛られてしまいます。

世の中を見て新しいことをやり、古いことは辞めていくことが出来ない情報感度が低い人は経営者に向いていません。

社長だからと図に乗っている

自分が社長となり、経営者として挑戦している人はどんな形だろうと尊敬できます。

尊敬できますが、だからと言って自分が神であるかごとく図に乗っている人は経営者に向いていません。

嫌われることを恐れてはいけませんが、かと言って何でもかんでも嫌われればいいわけではありません。

パワハラをしたり人としての尊厳を貶めるようなことをして嫌われても何の意味もありません。今の時代従業員が付いてこなくなります。

要は立場によって態度を平気で変えてどこまでも図に乗る人として最低な奴は経営者になってはいけません。

こういったタイプは一人で個人事業主的に働いている分には全く問題が無く優秀ですが、経営者になってしまうと会社が伸びません。

クズの方が優秀なので会社を潰すことはなかなか無いですが、伸ばすことも出来ません。

一人でやるって限度がありますから、従業員がしっかりと付いてこないと伸びていく会社になりません。

とにかく最低な人間は経営者になると周りを不幸にするので経営者に向いていないし、なってはいけません。

悪い意味でネガティブとポジティブ

ネガティブなのは経営者としていけないみたいなことをよく聞くのですが、それは少し間違っています。

正確に言うと、正しくネガティブで正しくポジティブで無いと経営者としてダメということなのです。

どういうことかというと、ネガティブって悪いイメージがありますが経営者として必須なスキルです。

将来予測を冷静に分析して数字を見て危険度をしっかりとわかることは不可欠な要素です。

ネガティブで不安な気持ちがあるからこそ、それをどうにかしようと頑張って改善していくのが経営者としての資質です。

この部分をポジティブだからと疎かにすると確実に会社は潰れます。

ポジティブは見こう見ずなところでは絶対にありません。

しっかりとネガティブに悩んだうえでやると決めたからには成功させる。成功するだろう、成功させてやると取り組むのがポジティブです。

底抜けに明るいことがポジティブではないのです。

これが良いネガティブと良いポジティブです。

反対に悪いネガティブと悪いポジティブな人は経営者として不適格です。

悪いネガティブは誰もが想像する。もう駄目だと絶望的に物事を捉えてしまうことです。

どうにもならない、今更やってもしょうがないなど何一つ生産性が無い暗いことを言う人は悪いネガティブ気質を持っています。

悪いポジティブは、もう駄目だと諦めて何もしないくせに心の奥底では「もしかしたら、運よく上手くいくかも」と楽観的に考える人です。

潰れる会社にいた時の経営者は売り上げが下がっているのを絶望して諦めて何もしませんでした。なのに、少しでも売り上げが良い月があると、何の根拠もなく大丈夫だと豪語して終わっていきました。

このように、悪い意味でネガティブとポジティブな人は経営者に向いていません。

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