勉強は朝型が効率が良く夜型は効率が悪いため朝型に変更しなさいと受験でも社会人の資格試験でも言われています。
自分は完全な夜型で朝に勉強なんてほとんどしませんが、社会人になって数々の資格を独学で合格してきたので結論から言えば夜型でも全く問題ありません。
というか、大事なのって自分を知ることです。
朝型、夜型のメリットと環境の方が大事な理由を説明します。
そもそも人は夜型と朝型の適性がある
朝型が良いとか夜型はダメとか言われていますが、結論から言えば自分に合ったスタイルならどっちでも良いです。
自分は完全に夜型ですが社会人になってFPや簿記などいろいろな資格を独学で一発で合格してきました。
つまり、夜型でも全然受かるってことです。
そもそも人は朝型や夜型など持って生まれた独自の遺伝子リズムが存在しています。
夜型が治らないのはなぜ? クロノタイプとは?朝型・夜型人間の特徴や朝型への変え方を一緒にご紹介
ある程度は遺伝子に流されずに生活習慣を構築しないといけませんが、それでも人にはもって生まれたものがあります。
それを無理やり歪めて人の言うことばかり従っても結局辛いだけです。
自分の体のことは自分が一番よく知っているはずです。
だから、自分が勉強していていつが無理がないか、どの時間が効率が良く人生を謳歌しながら勉強もできるか。
このラインを見極められるのは自分だけです。
だから、遺伝子である程度決まっているので自分の適性に合った時間で勉強すればいいのです。
朝型勉強のメリット
朝型勉強はメリットがあると言われて実際にやってみて確かにメリットはありました。
結局夜型にしましたが朝型勉強でメリットがあると感じたのは2つです。
脳疲労が無くてすっきりしている
やはり仕事とか学校を終えて帰ってくるとどうしてもいくらかは疲れています。
この疲れた状態で勉強するのが個人的には全く嫌いではないですが、やはり朝型勉強をすると何の脳疲労や悩み事がありません。
なので、スッキリとした楽しい状態で勉強をすることが可能です。
別にスッキリしているからといって、頭に入るかと言われれば別にそんなことはないですが、なんとなくやっている感を得られます。
なんでも、気持ちよく自分を乗せるのが大事なのでスッキリとした気持ちのいい状態で勉強が出来るのはでかいです。
アウトプット問題に強いと言われている
朝型勉強の良いところはアウトプット問題に優れていると言われているところです。
実際に勉強した感じだと別に夜でもアウトプット問題は全然出来るけど心なしかケアミスが疲労が無いため少ないのかなと感じました。
ケアミスも実力のうちだと思っているので、ケアミスをいかに傾向を掴んで潰していくのも本番対策で効果的なので悪いことだとは思いません。
ただ、ケアミスするとイライラして情けない気持ちになります。
そういった気持ちが少ないのは確かに大きいです。
でも、どっちにしろ試験は朝にやるので夜型でも朝に強制的に試験を受けるのでケアミスが少なく試験が受かるのでそんなにいいものだとは思いません。
朝型勉強のデメリット
朝型勉強を自分が辞めてしまったのは2つのデメリットがでかいからです。
この2つを感じていて朝型勉強を辛いと思うならたぶん夜型なので夜型で勉強しましょう。
単純に眠すぎる
夜型人間にとって朝は純粋に敵です。
起きた瞬間生きていることを後悔したくなるような眠気に襲われるし体がだるく、起きるのがしんどいです。
そして、そんな状態で机に向かっても頭がぼ~っとして勉強にならない時間が何分が出てくるので損です。
あと、普通に寝過ごすのでそれで自己嫌悪になるので最悪です。
朝型勉強なんてそもそも朝なんて起きられないし、冬は寒すぎて布団から出たくないので無理なものは無理です。
問題を解くのが雑になる
朝型勉強は仕事前に解くことで限られた時間集中できると言われています。
でも、実際に勉強してみるとこれがなかなかに最悪です。
まず、時間を意識しているというよりは時間に追い詰められているような嫌な気分になるし時計ばかり遅刻しないようにチラチラみてしまいます。
で、問題をじっくりと解いてそこから自分の弱点とか見つけてわかっていなかった部分を勉強するのが大事なのにそれをしません。
時間の範囲内で雑にこなそうとしてしまうので、確かにページ数は進んでいるけどそのわりに身についていない状態になります。
身についていないということは勉強していないのと同じです。
朝は何かと腰を据えて勉強するのが辛いです。
夜型勉強のデメリット
夜型なのになにかと理由をつけて勉強しなかったりして自己嫌悪に陥ったことなんて数知れません。
夜型勉強をすることの個人的デメリットは2つです。
つい誘惑に負けて勉強しない言い訳が多い
夜型勉強の辛いことは勉強をしない言い訳がそこら中に転がっているところです。
仕事で疲れたから、少しくらい休んだ方が良いとか先に遊んで後で勉強すれば良い、取り戻せる!
など、つい誘惑に負けて帰ってきてからたっぷりと時間があるのにグダグダして結局何もやらないという最悪の事態になりがちです。
朝型勉強より帰ってきてからだと気が抜けてしまうこともあるし、頑張ってきたのにさらに頑張るのかと思ってしまうと手が動きません。
誘惑に負けないようにしっかりと対策しないと夜型勉強はただ罪悪感を重ねて遊びも勉強もしない何もない日々を過ごすことになります。
残業などあると勉強できないこともある
勉強は継続して習慣化することが重要です。
しかし、夜型勉強は残業や飲み会があるとそれを言い訳にして勉強できないこともあります。
別に5分でも10分でも1問を問題を解くだけなら誰でも出来るので継続できるはずですが計画通りにいかない、ちょっとした時間だと意味がない。
そんなことで意味もなく拗ねると夜型勉強はなにもはかどりません。
忙しくてもやれることがあるのに、忙しいという免罪符を使いやすいのが夜型勉強のデメリットです。
夜型勉強のメリット
夜型勉強はしっかりと環境を整えることでやる気があれば実は勉強に一番向いていると思います。
夜型勉強のメリットは2つです。
じっくりと腰を据えて勉強できる
夜型勉強の何が良いかと言えばやる気さえあれば時間をいくらでもねん出することが出来ることです。
短い時間をちょこちょこやるより、しっかりとインプットもアウトプットも出来るだけの十分な時間が夜にはあります。
何かにせかされたり追われたりすることがないので、自分のペースで腰を据えて勉強をすることが可能なので集中できます。
ちょこちょこやってもページ数は進みますが大事なのはどれだけ会得したかです。
そのためには、ガッツリ一気に時間をかけてやる方が圧倒的に身に付きます。
復習をするにしても新しい論点をやるにしても、じっくりと時間をかけることが一番です。
気が済むまで勉強できるので達成感があって気分が良い
ゲームが面白いのはマイルストーンがあって達成感があるからです。
これは勉強にとっても必要です。
中途半端に時間がない中勉強しても、モヤモヤが残るし間違えたままだとつまらなくなります。
睡眠時間を削るのはあまりよくないですが、夜型は遅くまで起きていられるので自分が納得できるまでとことん勉強することが可能です。
しっかりと勉強した後は今日一日をやりきったという充実感が残りますから次も頑張ろうと思えます。
何より気分よく頑張った後は眠ることができるので、しっかりと知識が定着するしやりきる力が身に付きます。
夜型でも問題ないが勉強では環境を整えることが大事
勉強は夜型でも全く問題ありません。
朝の追い詰められている時間の方が集中できる人や起きれる人なら朝にやれば良いです。
逆に朝起きられず夜に強いなら夜にじっくりと腰を据えて勉強すれば基本的に資格試験に受かることが可能です。
自分の体質に合わせて勉強計画を構築していけば独学でもそこそこの資格なら余裕で受かります。
ただ、どちらの場合でも重要なのが勉強の環境をしっかりと整えることです。
環境って軽視されがちですが、勉強や何事においても環境を整えることは意識を変えることにもつながるので重要です。
しっかりとした集中できる勉強机を用意して勉強モードにしっかりとはいれるようにしましょう。
個人的にはスタンディングデスクを買ってから勉強が捗るし、肩こりとかも減ったので集中しやすいです。
特に机は60×120ぐらいの大きいサイズだと本当に勉強しやすく、勉強以外の狭いといううストレスから解放されるので世界が違います。
立ってやれば気分転換になるし眠気防止にもなるのでぜひ騙されたと思って使ってみてください。
まとめ
朝型勉強、夜型勉強のどちらにもメリットがあります。
大事なのは遺伝子でどちらのタイプが決まっており自分が生きていてどちらのタイプか自分が一番わかっているはずです。
無理にどちらかにしようとせず、自分に合った方法を選択することが何より大事です。
そして、それ以上に勉強できる環境を整えることが継続して勉強できる習慣を作ることにつながります。
是非自分とスタイルと環境を整えて勉強して自分の未来を切り拓いてください。