この会社ってもしかしてヤバいかもって思うことがありませんか?
近いうちに潰れてしまう末期症状になってしまった会社には必ず似たような傾向が存在しているのです。
当てはまったら気を付けた方が良い弱った会社の特徴を末期症状の会社で働いたことがある自分が解説します。
とにかく頑張れと具体性のないことを言う
末期症状にある会社は例外なく業績が悪化しています。
業績が悪くなることはどこの業界、会社でもあるのですが末期症状で弱った会社は確実に間違った方に進んでいます。
普通の会社だったら、どの分野で収益を上げようとか、いくら売り上げの増加が必要なのかとか、どこの経費を削減していこうか考えます。
これが末期症状だとトップが「大変な状況だから頑張れ!売り上げ増やせ」
と言い放ちます。
具体的に何をどうしたら良いのか分かりませんよね。
今までのやり方でがむしゃらに頑張っていても長時間労働をするだけで何の意味もありません。
自分の事業に対して未来を見据えて行動することが出来ないので、具体策を出せません。
内容のない激励を飛ばすだけの会社は明らかに末期症状です。
意見を言わず仲良しごっこ
成長する会社って仲が良いのですが、きっちりと喧嘩をする組織です。
お互いにしっかりと意見をぶつけるので時には熱くなって喧嘩みたいになってしまうことがありますが、折り合いを付けてよりよい案に仕上がっていくのです。
意見の対立を過度に恐れてはいい仕事なんて出来ません。
これが末期症状の会社になると意見を全く言いません。
成長する会社の仲が良いという表面上の部分だけをかすめ取って表向きは仲良しごっこを繰り広げるのです。
飲み会を無駄に開催したり、社内イベントを強制イベントとして始めます。
でも、意見自体をしっかりと言わないので腹の中では憎悪がマグマの様に沸騰しているのです。
表面上仲良しごっこをしていても裏では悪口と噂話のオンパレードなのです。
はっきり言って非常に低俗な子供みたいな組織になり下がります。
相手の顔色ばかり見てへこへこしているような人が多いと末期症状です。
新しいことをやりたがり新規事業を始める
人間の心理として面白いのが切羽詰まると何故か新しいことをするのです。
それと同じように末期症状の会社も新しいことをやりたがるのです。
普通に考えれば、今まで自分たちがやってきた事業の延長線上にあるものを追求するかコストを削減するかで対応するしかありません。
でも、それは非常に地道でストレスが溜まる作業なのです。
だから、新規事業なんて余裕のある会社にしか本来出来ないはずなのに一発逆転を狙って新しいことをしだすのです。
新規事業はその分野の人間を育てる必要が当然あるので、いきなりやっても上手くいくはずがありません。
ほとんど失敗します。
そして、失敗を取り戻そうと新しいことをします。
まさに敗者は死に急ぐを目の前で演じてくれるのです。
「銀と金」という漫画にこんなセリフがあります。
「人はギリギリせっぱつまって来ると無為に耐えられないものなんだ
ここまで築いた手牌を崩す その行為に耐えられない
そして勇気を出す 今まで人生で使ったことない勇気をな…
ククク…とんでもない弱虫が限りなく死に近い決断だってするもの…!
破滅を間近に感じてる人間は一種の狂人 解放を望むもの
地獄を見つめて生きるより
希望を追って死にたい-
そう望む…それが人間の末期……!」
これと同じように早く楽になってしまいたいと思う心の弱さで転ぶのです。
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今までない幸せを探すような新規事業展開をしている会社は弱り切っている末期症状で未来のない会社です。
社員の心に火がついていない
末期症状にある組織の社員は腐っています。
心に火が灯ってない状態で虚ろな目をして働いています。
会社と自分の未来について自信が持てないので絶望しがちです。
そして、最大の特徴が他力本願です。
もうどうにもならないから誰か助けてくれよと考えている社員が多いです。
自分たちが苦しくても頑張らないといけないのにどこかで誰かが冴えた方法で助けてくれると信じて生きています。
諦めていて誰かの依存して生きていこうとする社員が多いです。
こんな人間ばかりの組織になっていたら末期症状です。
効率の悪さを指摘すると怒る
末期症状になっても、頑張る社員はいます。
頑張る社員は会社を良くするために効率の悪い部分を指摘して改善案を提案して改革を進めようとしてくれます。
普通なら喜ばしいことですし、出世させても良いはずです。
しかし、末期症状の会社では改善策を出すと怒ります。
不都合な現実から目を逸らしたい人たちの集まりになってしまっているので、現実を見せる奴を許しません。
末期症状の会社ってある意味何の改善も無い楽な職場なので自分の楽な環境を一ミリ単位も変えたくないのです。
潰れるということより自分のちっぽけな居場所を懸命に守ろうとします。
改善策を出して怒るようだと末期症状と言えます。
若手~中堅社員が辞めていく
トップは具体性のない意見しか言わない、上司は一発逆転を狙って余計で無駄な仕事を一生懸命増やす、同僚は諦めている。
そして、頑張っても逆に怒られる。
こんな状況にある末期症状では若手~中堅社員が辞めていきます。
若手は会社に染まっていないので、よりヤバい雰囲気を察知できるのでどんどん転職していきます。
若手が辞めるような会社になんか未来はありません。
特に会社のことがよくわかっている中堅社員が辞めると完璧に終わりです。
会社の良い部分も悪い部分も分かった人が辞めるので見切られています。
未来のない終わった会社である証明です。
赤字でも何故か楽観的で危機感が無い
本当にビックリするのが会社が赤字で具体的な案も出ない状況なら普通は焦るしなんとかしようとしますよね?
しかし、末期症状の会社では何故か楽観的です。
何の根拠も無いのに「なんとかなるでしょ!」とか「今まで培ってきたスキルがあるから大丈夫だ!」
という意味不明なことを言いだすのです。
現実逃避を始めるのです。
あまりに自信満々なので信じてしまいそうになりますが、数字を見るとしっかりと赤字幅は拡大していきます。
ヤバい状況なのに楽観視していたら本当に末期症状です。
末期症状の会社からは転職した方が良い
末期症状の会社からは悪いことは言わないので転職した方が良いです。
赤字会社で働いた経験から言うとよくなることはありません。
でも、赤字会社ってしぶとく生き残るので心のどこかで「あれ?大丈夫かも!どこも大変だし転職しなくてもいいかな」
って思ってしまいますが危険です。気付くと転職できない年齢になっていますよ。
会社が残っているうちに転職活動だけはしておきましょう。
在職中でも転職活動は可能です。登録を拒否されることは無いです。
親身になって対応してくれます。早めの行動が自分を救います。
転職するときはキャリアアドバイザーを活用しましょう。
完全無料で履歴書、職務経歴書の添削から面接のアドバイスまでしてくれるので登録しないと損です。
会社の内情まで教えてくれるので末期症状の会社に転職してしまうことを避けられます。
また、必ず複数登録しましょう。
相性がありますし、人によって言うことが違うので自分に合った人と行動するのが効率が良いです。
転職に成功した人は平均4社以上登録しています。
3~4つほど登録すると良いですよ。オススメの転職サイトを紹介します。
1つ目がリクルートエージェントです。
業界最大でありブランド力があり、転職実績も一番です。
そのため、確実な転職のノウハウがあります。
求人数が他と比べて圧倒的に多いので登録しない手はありません!
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とにかく色々な求人を見たいならこれ以上はないです!
2つ目は、DODAです。
個人的な感想としては地元企業のあまり大きくないような会社の求人が結構ある印象なので地元転職にはオススメです。
地元で転職したいと思うなら是非活用した方が良いです。
また、求人数も多く求人検索機能が充実しているので希望する求人が探しやすいです。
3つ目はパソナキャリアです。
お世辞にも求人数は多いとは言えません。
しかし、このキャリアアドバイザーの魅力は親身になって対応してくれることです。
初めての転職でわけがわからない状態のときにいきなり面接にぶち込まれても上手くいきません。
そもそも、末期症状だからと簡単に辞めて良いのかといった不安までしっかりと話を聞いてアドバイスしてくれたので安心感が違います。
履歴書の添削から面接の受け答えまで本当に丁寧に指導してくれるので転職が初めての人はぜったいに登録すべきです。
20代でしたらマイナビAGENTがオススメです。
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20代後半でも6割程度の人が年収アップした転職が出来ているので、20代なら登録しておかないと損です。
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まとめ
末期症状の会社は必ず似たような特徴があります。
そして、例外なく潰れていきます。
末期症状の会社ではストレスも溜まるので自分の人生を守るためにも早めの行動で危機的状況から逃げましょう。