転職すればなんでも上手く解決するとは言いません。
しかし、確実に辞めた方が良い会社というのが存在していることも事実です。
そんな会社にいて辞めたいという気持ちを持っていることは正しいです。
そこで、辞めた方が良い会社の特徴を紹介します。
年功序列が色濃く残っている
大企業でも年功序列、終身雇用は終わってきています。
劇的に変わっていて時代において年功序列はデメリットの方が多くなってしまっているのです。
しかし、それでも未だに頑なに年功序列システムを採用している会社があります。
年功序列プラス能力給なら良いですが、完全に年功序列の会社は辞めた方が良いです。
経験に重きを置くことは悪くないですが、今では役に立たない経験とか知識なんてたくさんあるはずです。
それを一律に年寄りは素晴らしいとなってしまうと狂ってきます。
年功序列の場合、上の人間が圧倒的な権力を持つので下の人間は意見が言えません。
いつの時代も新しい時代の新しい考えを会社の中に入れていかないといけないのに、年功序列だといつまでも昔の停滞した空気だけが蔓延します。
そして、意見を潰します。気に食わない奴は排除していこうとするのです。
こんな会社では上手くいくはずなんてありません。必ずいつか目に見える形で崩壊します。
若くても立派な人はいるし、年をとってもダメな人はいる。
そんな当たり前のことを無視して一律でやることは物事を根本から間違えているのです。
しかも、従順なイエスマンが増えてきて気持ちが悪い会社になります。
意見も言えず不都合だけ押し付けられて諦めムードに飲まれていくと会社に染まって手遅れになります。
だから、そんな会社からは早く辞めるべきです。
効率が悪く生産性が低い
日本の会社は基本的に効率が悪いなんて言われていますが、自分が働いている会社で効率が悪いと強く感じるなら辞めてしまった方が良いです。
なぜなら、あなたには才能があるからです。
才能がある人間は物事の全体像が分かって違和感に非常に敏感なのです。
才能がない人間は意味が分かっていないのでとりあえず言われたことだけを何も考えずにやるので効率が悪いです。その代わり何も考えないのでストレスが溜まりません。
反対に才能があってしまうと、会社の非効率な部分が目についてしまいます。
すると、いくら会社の指示だからしょうがないとわかってもイライラとストレスを溜めながら働くことになってしまうでしょう。
それだけでも、最悪なのに効率が悪い会社は頑張ることを頑張るのが好きなので長時間働かされることになります。
早く帰ろうものなら評価されないことだってあります。
効率が悪くても給料が良いなら我慢してもいいですが、効率が悪く給料も低い会社なんて未来が無いと思いませんか?
だから、辞めた方が良いのです。
ちなみに、給料が低いかどうかを知りたい場合はミイダスを活用しましょう。
自分の本当の適正年収がいくらかわかるので、もっと多く給料がもらえるはずなのに不当に低い給料で働いている可能性もあります。
赤字続きで潰れそうな会社
どこも確実な時代ではないというものの赤字が続いている会社には未来があるとは思えません。
赤字続きで潰れそうな会社からは早めに転職すべきです。
赤字会社の何がヤバいかというと組織として腐っていてストレスが溜まるうえに、しぶといからなかなか潰れないことです。
会社は潰れるときは潰れますけど、簡単には潰れません。
給料を下げたりとか色々なことをしてしぶとく生き残ります。
給料を下げられている時点で正直未来は無いです。V字回復は基本的にありません。
そして、赤字にしているくらいですから内部も崩壊しています。
仕事をしない管理職や全くやる気のない同僚など、組織として完ぺきに終わっていることが多いです。
しぶとく何年も勤めていたずらに年齢を重ねるよりは早めに転職した方が有利です。
なあなあにしている会社
表面上だけ仲良しごっこをしている組織は、はっきり言って終わっています。
嫌われたくないからという理由で全てをなあなあにしてしまうのです。
そんな仲が良いのと適当で緩いを勘違いしている会社は辞めてしまった方が良いです。
適当な会社は働くのが楽に思えますが、実際に働いてみると目に見えない焦燥感に駆り立てられます。
まず、しっかりとした指導も無いので自分のスキルアップにつながりません。何年経ってもダメなままです。
大体、なあなあな会社はお互いの顔色をうかがって何も言えない意見が出ない会社です。
今は良くてもいずれは上手くいかなくなってきます。
それに仲が良いからとプライベートの時間まで拘束されるので自分の時間もなくなるので人生=会社になってしまいます。
今は楽でも必ず将来しっぺ返しをくらいます。特にそんな会社の緩い風潮がストレスになっているならそもそもいる必要性すらないので辞めてしまった方が良いです。
辞めた方が良い会社からは転職しよう
どんなきれいごとを言っても辞めた方が良い会社は存在します。
そんな会社からは転職してしまうべきです。
ただ、転職と言っても不安があると思います。必ず上手くいく保障なんてないです。
そこで、オススメなのが在職中に転職活動しましょう。
転職活動って転職しないといけないって考えがちですが、色々な会社を見て「この会社終わっているけど、もう少し頑張ってここでスキルをつけよう」と考えるのも転職だと思います。
実際に転職活動をする前に読んで欲しい本があります。
この本は転職活動のテクニック論に終わらないで自分のキャリアの棚卸から仕事と人生をどのように考えればいいのかまで提示してくれるのです。まさに、一度でも転職を考えたら読んでおきたい本なのです。
そして、実際に転職活動をするときはキャリアアドバイザーを活用しましょう。
履歴書、職務経歴書の添削から面接のアドバイスまで完全無料でしてくれます。
会社の内情まで教えてくれるのでヤバい会社に転職してしまう可能性が減ります。
また、キャリアアドバイザーの登録は複数登録しましょう。
キャリアアドバイザーも万能ではなく当たりはずれというものが確実に存在します。
自分が一番相性がいいと思う相手と進めていきましょう。
転職に成功した人は平均4社以上登録しています。
個人的にオススメしたい転職サイトは4つです。
まず1つ目は、リクルートエージェントです。
業界最大であり求人数もどこよりも多いです。必ず自分が納得できるような求人が見つかると思います。
転職活動をしていて希望する求人が無いってどうにもならない焦燥感に絶望するので、それを回避できるリクルートエージェントはとりあえず登録すべきです。
2つ目は、DODAです。
リクルートエージェントに次いで求人数も多く勢いがある会社です。
DODAは求人に関するこだわりの条件をいくつも設定できます。
自分の理想とする会社を積極的に見つけていけるのが利点です。
個人的な感想としては地元求人が多いと感じました。地元で転職したいと考えているならオススメです。
3つ目はパソナキャリアです。
求人数はそんなに多くないですが、サポートがどこよりも充実していたという印象を受けます。
そもそも転職活動ってどうやればいいのかといった基本的な疑問から親身になって対応してくれました。
初めて転職するなら是非登録しておきたいキャリアアドバイザーだと思います。
20代でしたらマイナビAGENTがオススメです。
20代に完全特化した転職サイトです。利用者のほとんどが20代~30代までで若い人のサポートを中心に行っています。
20代後半でも6割程度の人が年収アップした転職が出来ているので、20代なら登録しておかないと損です。
まとめ
辞めた方が良い会社にいると自分の人生が消耗してしまいます。
是非見極めて素早い行動で良い会社に転職してもらいたいと思います。