日本でありがちな「人に迷惑をかけてはいけない」という言葉。
こんな言葉を律儀に守っていると正直に言って仕事や人生を通して鬱になる可能性が高いです。
人に迷惑をかけてはいけないなんて思い込みは呪いと同じです。
思いこむことの無意味さについて説明します。
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迷惑をかけてはいけないというのが普通に無理
迷惑をかけてはいけないということ自体がそもそも無理な話なのです。
生きているだけで普通に迷惑をかけますよ。
一人で暮らしていてもゴミが出るのでそれを回収する人に手間がかかって迷惑になっています。
何に付けても全て自分一人で何もかもが解決できるなんてことがないので、どこかで少しずつ人に迷惑をかけながら人は生きているのです。
それなのに、人に迷惑をかけてはいけないなんて思い込んでしまうと、無理なものを実現しようとするので絶望してしまいます。
飛べもしないのにどうにか飛ぶ方法を模索して、自分に翼が無いのを嘆いている状態です。
そんなことをしていても全く無意味です。
無理なことを無理やりやらされれば誰だって鬱になります。
迷惑をかけても他で挽回してやるぐらいの気持ちが無いと常に自分を責めるだけの思考回路になってしまいます。
気持ちが後ろ向きで抱え込むことになる
人に迷惑をかけてはいけないと思いこむと気持ちが後ろ向きになります。
「これをやって失敗したらどうしよう」とか「上手くいかなかったら失望させてしまうかもしれない」
そんな後ろ向きな思考に支配されるようになります。
失敗を恐れる思考回路になって常に後手後手に回るようになってしまいます。
これをやったらいけない、あれをしたらまずいとかありもしない地雷に怯えて常にビクビクするようになってしまいます。
不安が付きまとうので鬱になりがちになるのです。
自分の人生なのに他人本位の人生になってしまう
人に迷惑をかけてはいけないと思いこむ人は自分の人生を生きていません。
常に他人を基軸として生きているので他人本位の人生となります。
人に迷惑をかけてはいけないと思うことは、自分が我慢すれば良いという考えに至ってしまうと思います。
そうなると必然的に仕事でもなんでも人生で貧乏くじを引かされる結果になります。
そんな時、嫌だと言うと迷惑がかかるからと自分で気持ちを押し込めて自分で不利な状況を受け入れてしまいます。
人に迷惑をかけてはいけないって言葉はただの呪いです。
この呪いがあると自分が自分らしく生きるための要素が無くなります。
自分より相手を優先して物事を考えるので頑張っていても、何がなんだか自分でもわからなくなって鬱になってしまいます。
人に迷惑をかけてはいけないなんて無理な話ですから、他人の顔色なんて伺う必要なんて一切ありません。
それ以上に利益を与えれば別にいいだけの話ですし、関わりが薄い人間なら別に迷惑をかけても特に困りません。
人に迷惑をかけてはいけないは自責思考になりがちなので鬱になります。
まとめ
人に迷惑をかけてはいけないという言葉は自分を縛るだけの呪いの言葉です。
迷惑なんて生きているだけでかかるし、かかったらと言ってすぐに何がどうこうなるものでもありません。
それより、自分らしく生きることを第一にして成長したら挽回するくらいの気持ちで良いのです。
人に迷惑をかけてはいけないは他人に流される思考回路です。
常にあるがままに受け流して自分らしく生きることが大事です。