お金を稼ぐために働いているだけですから過重労働は避けたいですが、かと言ってせっかく働いているのに必要とされていない状態で疎外感を感じるのも最悪です。
仕事で必要とされていないと劣等感と罪悪感で楽だけど毎日会社に行くのが嫌になってしまいます。
必要とされていない辛い時の対処法を紹介します。
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仕事で必要とされていないと感じる瞬間
仕事で必要と普通に嫌な気持ちになってしまいます。
仕事で必要とされていないと感じ自分が何も悪くないのに罪悪感だけが募ってしまう瞬間は3つです。
仕事が暇すぎる時
仕事で忙しく残業ばかりでも嫌ですが、同じ位に嫌なのが仕事で暇すぎて何もやる事がない状態です。
仕事をしに来ているのに仕事が無い状態だと一体何のためにここに来ているのか全く意味が分からない状態になります。
やることが無いからとくつろげるなら良いですが、やる事も無いのに拘束だけはしっかりとされるので一種の拷問です。
仕事だからと来ているのに何もやることが無いと、そもそも来る意味なんて無いのではと思い、そこから自分なんていらないと繋がっていきます。
適度な忙しさが仕事には無いと充実感も何もありません。
ただ、ひたすらに自分は何故ここにいるんだろうと虚しく惨めで嫌な気分になっていきます。
暇だと余計なことを考えてしまい、自分なんか必要が無いのに会社に居ると思ってしまうのです。
重要な仕事を任されていない時
物事に熱中できる時は自分の実力より少し上の課題に取り組んでいる時です。
これが上回っても下回っても熱中することは出来ません。
働いていて慣れてくるともう少し難易度が高い仕事をしたいと思うようになるのは当然です。
それなのに、重要な仕事を任されずひたすら何の責任も無いつまらない、別に誰がやっても構わない仕事をしていると自分っているのかと感じてしまいます。
重要な仕事が回ってこないということは単純に評価されていない状態でもあるので、評価もせず生殺しの状態でいくらでも替えが効く仕事だけをする。
組織の中で疎外感を感じられると必要が無いと思ってしまいます。
舐めた態度を取られた時
社会人はマウント合戦の宝庫です。
くだらないマウントを取ることで自分の地位を守ったり確認したりする人ばかりです。
社内の人にマウントを取っても得られるものなんて存在しませんが、舐めた態度を取って来られるとなんだか必要が無いと感じがちです。
あからさまに自分も業務に関係があるのに省いて話をしたり、これみよがしに違う人に自分と関係がある業務の話をする。
目の前にいるのに違う人に質問をする。
そんなことを繰り返されているうちに自分を低く見積もって必要ない人間ならこの場から消えてしまいたいと感じてしまっても無理はありません。
必要とされていないと思っても焦らなくていい理由
仕事で必要とされていないと感じて劣等感や罪悪感を感じられるだけで立派だと思います。
本当のクズはとことん絞り尽くそうとしますからね。
そして、大体悪いのは本人ではなく会社側に問題があることが多いです。
仕事で必要とされていないと思っても焦らなくていい理由は4つです。
本当に必要ないならクビになっている
仕事で必要とされていないと思っている時点で仕事にやる気があって真面目なので職場にこれから必要な人であることは間違いなしです。
本当にいらない人材ならそこまで会社には余裕がないので普通はクビになるなり、なにかしらの対策をされてしまいます。
クビにならないとか、それに近い勧奨をされない限り必要とされていないわけではありません。
一時的にそんな風に自分が思っているだけのことが多いので悩む必要がありません。
自分より年上を見て必要とされていない人が平気で切られていて自分も同じような境遇な時以外は大体大丈夫です。
会社の制度が悪いだけ
会社で必要とされていないと従業員に感じさせている時点で大体の場合は仕事で暇でやることが無い状態です。
もっと言うとある人は忙しくて、ある人は暇であるというアンバランスな状態が出来ているわけです。
みんなで暇だったらみんなでボケっとしているか、全員でぼんやりとやべえなと思っているはずです。
自分だけ仕事が暇で必要とされていないと自分を責める必要はありません。
暇になってしまうのは会社の制度がおかしくて、しっかりとした業務分担などが出来ないだけで個人が悪いわけではありません。
せっかく採用したのに暇にしておく必要性なんてこの世のどこにも無いのに、暇にして罪悪感を感じさせる会社が悪いのです。
自分が悪くないのに自分を責めても何も解決しません。
仕事が属人化しているから
制度が整っていないかつ人間性が粗悪で少人数精鋭を謳っている会社で確実に起こることは仕事の属人化です。
仕事が属人化していると、基本的に属人化させた人は仕事を手放しません。
実際は大した仕事なんてしていないのに、自分しか出来ない仕事にして専門家気取りで働くようになります。
属人化すると内容がわからないので、仕事は手放さないから効率が悪く仕事は偏るし、なによりそれ以外の人は暇になります。
なんだったら、大したことない仕事なのにマウントを取ってくるようになります。
こうなると、属人化した専門家気取りだけで仕事をすれば良いと思うし蚊帳の外みたいに感じて必要ないと感じます。
しかし、悪いのは仕事が属人化していることであなたが悪いわけではありません。
周りは言うほど仕事が出来ない
自分だけ暇だったり、属人化している、重要な仕事を回してもらえないと自分が惨めで仕事が出来ない必要とされていない人だと考えてしまいます。
しかし、それは気分が落ち込んでいるからネガティブに考えてしまうだけで冷静に周りを観察すると周囲の人間はそれほど仕事が出来ません。
実際に引継ぎをしてみたらわかりますが、適当に仕事をしていたりミスがあるのに放置していることが平気であります。
仕事が出来ると言っても周りに丸投げしているだけだったり、なんとなく分かった気で指示を出しているだけで質問すると実はよくわからないと言う人もいます。
仕事って結構適当にやっている人の方が多いです。
見えない相手に対して必要以上に大きく見積もっているだけで、大したことが無いのが大半です。
なので、必要とされていないと仕事で落ち込むより今できることをコツコツとこなしていくだけで普通に人より出来ている状態に絶対になります。
なので、焦る必要は無いのです。
仕事で必要とされていない時の対処法
仕事で必要とされていないと思っても基本的には何か切羽詰まって行動を起こさなくても大丈夫なことが多いです。
本当に必要ないなら最初から採用なんてしませんから。
ただ、本当にヤバい場合もあり少しでも自分の人生が好転する方法もあるので3つ対処法を紹介します。
時間が解決してくれるまで待つ
今現在必要とされていないと思っても、必要になるから採用されたわけです。
転職や入社したばかりは確実にどうやって扱っていけば良いのか持て余すので暇になったり、変に気を遣われて仕事を振られないことがあります。
また、現状のやり方でやることを選びがちなので今いるメンバーで回そうとしてしまうと自分だけ暇になります。
ただ、この会社でやっていけると思われたから採用されたので多くの場合は時間が経って馴染んでいけば仕事を任されるようになっていきます。
周囲との関係性も築ければ仕事で頼られる場面が必ず存在してくることになるので必要とされていないと感じる場面は減ります。
時間が経っても必要とされていないと露骨な態度で接してくる場合はパワハラですし、入社する会社を間違えているので耐えてはいけません。
必要そうな勉強をコツコツと続ける
会社で必要とされるにはサラリーマンであれば、媚びを売ることも必要ですが、やっぱり実力がないといけません。
必要とされていないと感じると嫌気が差して努力を放棄したくなってしまう気持ちは痛いほどわかりますが、それではいつまでも必要とされていない。
腐った現状から抜け出すことは不可能です。
重要なのは、自分の仕事で必要ありそうな勉強を地道にコツコツと積み上げていくことです。
実務経験が重視されるのが会社ですが、知識があれば習得早いし努力する姿勢が評価に繋がり必要とされる存在になります。
資格をコツコツと取れば手当てが付くこともあるので、必要とされていない時こそ早く帰れるので将来を見越して基礎固めをするのが一番です。
制度、人間性が悪い職場なら転職してしまう
時間が経っても自分で一生懸命勉強しても自分が必要とされていない、仕事で暇になっているようなときは基本的に会社が悪いです。
しっかりとした人員配置をする制度が無かったり、そもそも業績が悪いと仕事量が減っていきます。
仕事も少ないし、人件費はかさむので赤字会社は人を必要とはしていません。
自分の不勉強を棚に上げてスーパーマンが入社するのを待っているだけです。
そんな制度や業績が悪い会社にいたり、平気で人を必要ないとする雰囲気を出す最低な人間性の場所で働くと自分の人生の損失です。
必要とされていないと楽な仕事で給料が貰えますが、将来を考えるとスキルは一切つかない、粗悪な人と関わることで人間性が歪む。
結局自分が損をするようなことになるのです。
そのため、やるだけやって駄目なら転職してしまうのが一番良いのです。
特に資格を取ったり努力をしていた場合は評価されやすく年収も上がりやすいのでやるだけやってみるのが一番です。
転職活動をする前にまずは自分の本当の適正年収と向いている業種を知っておきましょう。
仕事は合う合わないが存在するので今一度自分がどんな仕事に向いているのか知っておきましょう。
敵を知り己を知れば百戦危うからずです。
仕事の適性把握にはミイダスが有効です。
無料で自分の適正年収と自分に向いている職種を教えてくれるのでそれを基準に活動できます。
実際に活動するときはキャリアアドバイザーを活用しましょう。
キャリアアドバイザーがいるような転職サイトは成功報酬で転職者の年収35%程度を会社から取っていきます。
つまり、キャリアアドバイザーが付くような転職サイトはお金がかかるので経営能力が無いブラック企業は登録も出来ず、そもそもが弾かれています。
また、求人票を見るだけで企業が求めている基準を知ることが出来るので自分がスキルアップする際にも役立ちます。
さらに、めんどくさい履歴書、職務経歴書は上手いこと添削してくれるし、面接では過去にどんな質問があったか教えてくれます。
自分のキャリアの棚卸しも様々な事例をキャリアドバイザーとして見ていることから、手伝ってくれたり方向性を示してくれます。
時間がない中でも効率よく転職活動が可能になるのです。
これが完全無料で使えるので使わないと損です。
あと、実際に活動してみて思ったのがキャリアアドバイザーは複数登録しとくべきです。
人によって相性が絶対にあります。
全員が全員優秀ではないので色々自分の目で見て比較した方が良いです。
完全無料なのでいくつ登録しても安心です。
相手も複数登録前提で話を進めているので逆に一つだけだと足元を見てきます。
失礼なキャリアアドバイザーっていますからね。注意しましょう。
むしろ複数登録でないと損していますよ!
現に転職に成功した人は平均4社以上登録していますから。
自分が登録したキャリアアドバイザーは4つです。
1つ目がリクルートエージェントです。
業界最大でありブランド力があり、転職実績も一番です。
そのため、確実な転職のノウハウがあります。
求人数が他と比べて圧倒的に多いので登録しない手はありません!
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2つ目は、DODAです。
個人的な感想としては優良な地元企業の求人が結構ある印象なので地元転職にはオススメです。
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地元で転職したいと思うなら是非活用した方が良いです。
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3つ目はパソナキャリアです。
お世辞にも求人数は多いとは言えません。
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転職するにあたってこの本を読んでおくと逃げの転職から攻めの転職、そして自分の将来を守ることにも繋がっていきます。
是非読んでみてください。
まとめ
仕事で必要とされていないと感じる時は基本的には暇な時です。
暇なときは自分が悪い様に感じてしまいますが、悪いのは会社のせいであって従業員個人の問題では決してありません。
そして、周囲が忙しくしていても変に意識して相手を高く見積もる必要はありません。
大体みんな仕事が出来ません。
自分と同じような境遇の人がクビになったり、人間性が悪い職場や完全に会社が傾いたとき以外は変に焦らずじっくり実力を付けていけば良いのです。