面接や求人内容を信じて一生懸命働こうと決意して入社しても実際は嘘ばかりで本当の部分が少ない会社。
そんな会社で働いていると嫌になって衝動的に辞めたいと思うのは全くおかしいことではありません。
ただ、会社とは基本的には嘘ばかりの最悪な場所なことが多いです。
妥協していい嘘としてはいけない嘘について判断材料を紹介します。
※この記事には広告が含まれています。
会社は基本的には嘘ばかり
会社とは基本的に嘘を平気でつくものです。
会社を運営したことが無くても働いたことがある人なら誰でもわかることですが、完璧な会社なんて存在はしません。
何かしらの問題を抱えて日々の業務をこなしていることがほとんどです。
そして、その問題を馬鹿正直に求職者に話しても会社が得することはありません。
どんな会社にも問題があるとわかっても、実際にそんなことを聞いたら嫌になって入社してくれないことがほとんどだからです。
馬鹿正直にやっても、人が集まらないし、かといって会社側にメリットはないので会社は基本的に嘘をつくように出来ています。
少なくとも嘘がない奇麗な会社なんてバイトも含めて自分は一度も見たことがありません。
大体何かしらの嘘をついていて労働者を失望させます。
会社が嘘をつく理由
会社は基本的には噓つきですが、意味もなく嘘をつく頭がおかしい経営者もたまに居ますが基本的には理由があります。
会社やそこで働く従業員を嘘をつく理由は3つです。
業績が悪くて嘘をつくしか無いから連鎖していく
会社を嘘をつく最大の理由がまずこれです。
それが業績が悪くてそれをごまかすためです。
業績が悪い会社と銀行や株主、転職者などの外部の人、そしてそこで働いてくれている従業員という内部の人にとんでもないショックを与えます。
業績が悪いことを正直に言うことが本来正しいのですけど、それをすると銀行と株主に対する説明。
転職者に対して具体的にこれからどうなっていき、そのためにあなたのこんな力が必要ですと真剣に口説かないといけない労力。
動揺する従業員が辞めないためにしっかりとした説明と給料の支払いをしないといけません。
ここで心が弱い経営者はすぐに楽な方に逃げます。
別に悪意があるわけでなく、誰も傷つけないようにうまく回るように嘘をついてしまうのです。
で、嘘って一度つくと何度もつかないといけないのでそれを繰り返しようになって、入社してみたら業績が悪い。
何かと業務も嘘ばかりの会社となってしまうのです。
モラルが欠落して利己的になるから
人は何事にも慣れる生き物です。
噓をついていると最初は罪悪感があってもそのうちそんな気持ちすらなくなります。
モラルが欠落して平気で嘘をつくような利己的な経営者になるのです。
嘘をつくと一時的にはいい方向に状況が持っていけるので、それに味を占めます。
嘘をついて良い人材を集めた方が得だし、結果としてそれで業績が後から付いてくれば嘘ではないと考えています。
実際はそんなは立て直し出来るどころかズルズル悪くなっていくのですが。
外部や内部に対して嘘をついた方が有利な条件で物事が進むとわかってしまうと実態から乖離している現実を見れません。
嘘=得と覚えてしまうとひたすら罪悪感なく噓をつくようになり嘘が蔓延します。
社風が嘘に染まっているから
会社が嘘つきなのはトップが噓つきだからです。
トップが噓つきだとそれを取り巻く幹部も噓つきになります。
次第に社風が嘘を肯定するようになるのです。
社長が嘘をついたときに、それは間違っていると咎める優秀な幹部はほとんどいません。
大体、社長が言っているからと賛同します。
組織は必ず頭から腐り腐敗します。
基本的に人は弱いので上には意見なんてなかなか言えません。
そうすると、下の人まで忖度して嘘をつくようになるので結果として求人などにも嘘を書いたり、嘘の説明をするようになります。
こうして嘘を肯定する嫌な会社に大なり小なりなっていくのです。
嘘ばかりの会社を辞めた方が良いかどうかの判断
会社は基本的に嘘つきです。
ただ、正義感を出して仕事をして基本的に嫌な思いをすることが多いです。
許容してもいい嘘とすぐに逃げるべき嘘、様子見しながら準備を進めた方が良い嘘について紹介します。
雇用条件が嘘なら即辞める
問答無用で嘘を許容してはいけないもの。
それは雇用条件です。
雇用条件が嘘なのはれっきとした犯罪です。
雇用条件が噓なのにそこで働き続けたら本当に意味が分かりません。
嘘の条件で募集したら働かないですよね!?
それと同じで嘘の雇用条件なら即辞めるがベストです。
ついでに監督署にタレこんで真っ当な処罰を与えましょう。
業績が嘘なら様子見しながら転職に備える
一番多いのが業績が悪いことに関する嘘です。
面接で売上が伸びているとか安泰だとか、これから伸びあがるとか様々な適当な嘘をつくし、恐らく入社してからも噓をつくでしょう。
こういった嘘もはっきり言って最悪ですが、そのたびに転職すると結局自分のキャリアが傷つきます。
なにより、これから先公務員以外でずっと安泰な会社って少ないと思います。
こういった嘘に関しては、今ある仕事をしっかりとやりつつ転職市場で評価される実務経験を積みつつ資格も勉強して転職に備えることです。
そのためには逆算して何が必要とされているかしっかりと知ることです。
そういった意味で転職サイトを活用することが大事です。
まずは、ミイダスで仕事適性を把握することが有効です。
無料で自分の適正年収と自分に向いている職種を教えてくれるのでそれを基準に活動できます。
転職サイトも全て同じ求人が掲載されているわけではないので、複数登録するのがベストです。
また、キャリアアドバイザーもハズレがたまに居るので複数登録で保険をかけておくことが重要です。
個人的なおすすめは4つです。
1つ目がリクルートエージェントです。
業界最大でありブランド力があり、転職実績も一番です。
そのため、確実な転職のノウハウがあります。
求人数が他と比べて圧倒的に多いので登録しない手はありません!
圧倒的な求人数があれば、そこから多くの会社がどんなスキルを求めているかわかります。
とにかく色々な求人を見たいならこれ以上はないです!
2つ目は、DODAです。
個人的な感想としては優良な地元企業の求人が結構ある印象なので地元転職にはオススメです。
見たことあるような地元の企業が「こんなに良い条件の勤務体系になっているのか!?」って驚くことが多いです。
また、求人数も多く求人検索機能が充実しているので希望する求人が探しやすいです。
3つ目はパソナキャリアです。
お世辞にも求人数は多いとは言えません。
しかし、このキャリアアドバイザーの魅力は親身になって対応してくれることです。
自分の今後のキャリアについてしっかりとアドバイスをくれるので、方向性を決めて色々と行動することができます。
20代でしたらマイナビAGENTがオススメです。
20代に完全特化した転職サイトです。利用者のほとんどが20代~30代までで若い人のサポートを中心に行っています。
20代後半でも6割程度の人が年収アップした転職が出来ているので、20代なら登録しておかないと損です。
※マイナビのプロモーションを含みます。
転職するにあたってこの本を読んでおくと逃げの転職から攻めの転職、そして自分の将来を守ることにも繋がっていきます。
是非読んでみてください。
見栄とかの虚言なら心が許すまで我慢する
どこにでもいる見栄ばかりの空っぽな人。
こういった人の相手は疲れますが、基本的には無視スタンスで心が許すまで我慢するのがベストです。
この手の人はある種かわいそうな人なので真剣に対応せずいたわる気持ちで接してあげると自分も相手も嫌な思いはしません。
完璧におかしい人ばかりの会社は辞めるべきですが、どこにでも変な人はいます。
仕事とか給料に直結する嘘以外は適当にあしらいましょう。
まとめ
会社は悪意を持って嘘をつくこともありますが、それは犯罪なのですぐに辞めて監督署に行きましょう。
ただ、大体は目先のごまかしをする悪意がない嘘によって会社が結果として腐敗することが多いです。
こういった場合は、嫌な話ですがよくあるのでしっかりと自分のキャリアを確立しつついつでもダメになったときに逃げるようにしましょう。
上から下まで嘘まみれで特に誰も罪悪感を感じていない、淀みすぎている気持ちの悪い空気になった時が逃げ時です。
それ以外の嘘は心がかわいそうな人なのでいたわりの心で適当にあしらいましょう。