謎だらけだった状態から真相が解明されていき、今までの謎が押し寄せるように解けていく快感。
推理ゲームは、トリックの面白さもさることながら伏線回収の快感が味わえて上質なストーリーを楽しむことが出来ます。
特にストーリー重視なのでキャラもしっかりとしているのでのめり込み度が凄いです。
そんなPS4のおすすめの推理ゲームを紹介します。
逆転裁判123
GBAで発売されてから何度もリメイクされ続けている推理ゲームの名作。
それが逆転裁判123です。
個性的なキャラ達により笑える掛け合いと、トンデモトリックによる大逆転劇を味わえる醍醐味。
そして、シリーズ通してプレイすると全ての伏線が繋がっていく快楽と壮大な構成に痺れます。
2000年代ぐらいはオカルト+推理のようなものが流行していたのでドラマの「トリック」が好きなら逆転裁判にハマること間違いなしです。
絶体絶命の状態から少しずつ逆転していく興奮と謎が解明されていく息もつかせない展開にプレイする手が止まりません。
是非プレイしてみてください。
ダンガンロンパ1・2 Reload
絶望的なサイコポップな展開と事件のトリックだけでなく世界の謎まで楽しめるゲーム。
それがダンガンロンパ1・2 Reloadです。
目覚めたら学校内に閉じ込められた生徒たち。
脱出方法はコロシアイをして残った人たちにバレなければ良いというもの。
逆に犯人を見抜けなければそれ以外の生徒が殺されてしまう理不尽なゲームを突如突きつけられます。
お互いの人生と欲望と人の醜さが前面に出る学級裁判で意味不明な事件を推理して真実を探っていきます。
単純に事件が起こった際の学級裁判でトリックを解いていくのも楽し過ぎるのですが、それに加えて何故こんな理不尽なことが起こったのか。
ストーリーを進めていくごとに謎が深まっていき、最後に自分たちを取り巻く謎が解明されていき、そして圧倒的に絶望できる作品です。
普通は進めていく度に希望が出るのが当たり前ですが、このゲームは真実に気付くほど絶望できる絶望がテーマのゲームです。
ちょっと今までになかったタイプの推理ゲームです。
3はちょっとあれですが、1と2はどこに出しても恥ずかしくない名作です。
ジャッジアイズ
キムタク主演のネタゲームと思いきやキムタク主演の本格月9ドラマ。
それがジャッジアイズです。
発売前はキムタクがプレイできるネタゲームとして話題になりましたが、実際にプレイするとキムタク以外演じられない近年のドラマ以上に完成度が高いドラマです。
キムタクは過去にトラウマを持つ元弁護士の探偵であり、事件に巻き込まれていきながら自分の過去を清算していきます。
事件の犯人が本当に最後までわからないし、ただの極道のドンパチに留まらないスケールのデカさに途中からプレイする手が止まりません。
若干戦闘に問題がありますが、それを補って余りある卓越したストーリーが魅力です。
最後まで息もつかせない展開と壮大なストーリーと伏線回収があるうえにキムタクまでもがカッコイイ最高のゲームです。
仲間も最高の男達しかおらず真のFF15と言われるレベルの名作です。
レイジングループ
民謡+人狼ゲームを足した傑作ノベライズゲーム。
それがレイジングループです。
唯一の欠点は主人公がイキりオタク臭いこと以外ありません。
民謡の伝承に基づいたリアル人狼ゲームが始まる不可解さと老人ほど信心深い気持ちの悪さ。
生き残るために犯人を捜しつつ、同時に部外者である主人公が生き残るために人身掌握テクニックがこのゲームの魅力です。
犯人がわかったとしても、信頼されていないまたはタイミングがあっていないと逆に自分が貶められゲームオーバーになるシビアな感じが最高です。
また、ルートもいくつかありルートをクリアするたびに民謡の謎が解明されていき、不可解な人狼ゲームの謎が解かれていきます。
さらに、主人公が人狼側になり村人を屠っていく展開もあり、騙す側と騙される側の両方を味わえます。
立場によって変わる登場人物たちの魅力と憎さもこのゲームの売りです。
428
ノベルゲームなのにアニメ調ではなく、実写ドラマの様に展開していく名作ゲーム。
それが428(シブヤ)です。
複数の主人公が存在して、一人一人の行動が自分以外の主人公の行動に結果を及ぼしていく複雑さがあります。
始めはそれぞれの主人公が平凡な悩みを抱えているだけだったり、コメディー色が強く特に光るものはありません。
しかし、話を進めていくごとにそれぞれの主人公たちが交差していき渋谷を舞台とする事件の真相に徐々に迫っていく快楽があります。
渋谷で巻き起こっているを複数の視点から謎が解決され犯人がわかっていく快楽はそこらへんのノベルゲームでは決して味わえません。
普通のノベルゲームに飽きているならおすすめです。
十三機兵防衛圏
複数主人公制、今どき珍しいSF設定、ノベルゲームなのにアドベンチャー形式を取る古いようで新しいゲーム。
それが十三機兵防衛圏です。
このゲームはなんというか全てのノベルゲームを過去にするかのような完成度が高いゲームです。
今どきなかなか無いSF設定を扱いながらSF好きでなくてもしっかりと楽しめる構成になっています。
SF設定でありつつ伏線回収と世界の謎に迫っていく推理要素があります。
そのうえ、複数主人公で運命が交差していく興奮が味わえます。
さらに、雰囲気が最高に綺麗でノスタルジックで切ない気持ちにさせてくれるほど美麗なグラフィックです。
また、ノベルゲームのはずなのにアドベンチャー形式になっており、主人公たちを操作することが可能です。
自分が選択した別の主人公が他の主人公をプレイしている時にしっかりと適切なタイミングで動いている状態を見れます。
これだけでもどれだけ作り込まれているのかと驚愕してもらえるゲームだと思います。
ストーリー構成から全てにおいて完成度が高く、世界の謎を推理する楽しさがあるゲームです。
探偵 神宮寺三郎 プリズム・オブ・アイズ
古き良き探偵推理ゲーム。
それが探偵 神宮寺三郎 プリズム・オブ・アイズです。
推理ゲームを探しているなら一度は聞いたことがあると思う神宮寺シリーズ。
シリーズが沢山あるので今さら追えないと考えているならこのゲームはおすすめです。
過去の名作シリーズをリメイクして10本は入っているし、新作が3本収録されている超お得なゲームとなっています。
有名でシリーズが続いているだけあって、主人公は魅力的だしまさに推理ゲームと呼ぶにふさわしい探偵ものに夢中でプレイすることになります。
30年以上愛され続けてきた理由がわかる豪華なゲームです。
一話一話が短いので気軽に楽しめるのも良いです。
コーヒートーク
お洒落なだけのゲームと思いきや少し泣かせる場面がありつつ、実は随所に伏線があって考えさせられるゲーム。
それがコーヒートークです。
現代のようなお洒落な世界観と思いきや異星人が好きに行き交う世界でバーを経営しているのがプレイヤーである主人公です。
異星人だからこその特別なストーリーがあるのではなく、異星人であっても悩みは現実の人間と同様でちっぽけで当人には重大な悩みが中心になります。
ありふれた相談だからこそ感情移入もするし、ほろりと涙するようなシーンもあります。
プレイヤーは客に合った飲み物を提供しなければならないので、何がその場に相応しいのか考えないといけません。
さらに、ストーリーを通して実は何一つ無駄のない伏線もしっかりと存在しているので周回して伏線を考えても面白いです。
レトロでお洒落な雰囲気があるちょっと特別なゲームです。
【中古】[PS4]Coffee Talk(コーヒートーク)(20200130)