本来責任を負うべき上司や社長が全く責任を取らない無法地帯のような腐った組織。
そんな責任を取らない組織の末路は悲惨と言わざるを得ません。
必ず同じ特徴が現れてどうしようもなくなってしまうのです。
そんな責任を取らない組織の末路と責任を取らない上司がいる場合の対処法を説明します。
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責任を取らない組織の末期的特徴
責任を取らない組織は必ず同じような悲惨な特徴が現れます。
そんな末期的な特徴を実体験から紹介します。
上司だけでなく誰も責任を取らない
責任を取らない組織は上司や上の人間だけが責任を取らないかと思われがちですが実は違います。
責任を取らない組織は上下関係なく誰もが責任を取らない状況になります。
責任を取らないという負の風潮が全体に伝播していくのです。
それはそうですよね。
責任を取らなくても何のお咎めもない、給料が減るわけでもないわけですから責任を負うのは単純に損です。
真面目な人だけが損をして疲弊して辞めていく姿なんて見たら責任逃れをすることが大事だとさえ思うようになります。
こんな状況で責任を負ったところで得られるものは何一つ存在しないことになります。
そのため、上司や上の人間が一切責任を取らないと次第に誰もが責任を取らない終わった組織になっていくのです。
職場の風通しも悪い
責任を取らない組織は例外なく職場内の風通しが非常に悪いです。
責任を取らないからみんなで無責任に楽しく仕事が出来るかと思うかもしれませんが実態はそんなことはありません。
むしろ、表面上だけ仲良くしようとします。
責任を取らないということは責任の所在がわからない状況です。
誰もが責任逃れをしているので何か問題が起きても誰も解決しないし、誰も責任を負いません。
そんな状況では、自分からは動かずとりあえず人のせいにします。
そして、公の場では責任を追及できないので陰口を延々と言い続けるだけの何の生産性もなく空気が悪い職場になっていくのです。
業務効率が滅茶苦茶悪い
仕事に対しての責任が無いという事は結果に対してのフィードバックが全くないことになります。
失敗しても意地を張って続けるし、たまたま上手くいけばひたすらそれを繰り返すだけのロボット集団になります。
つまり、前例踏襲と意味のないことをやりまくる業務効率が悪い組織です。
責任を取らないと、誰も何も責められることがないのでどんだけ非効率なことをやっても許されてしまいます。
むしろ、効率的な新しい試みをする方が責任問題に発展してしまうので無駄だと思っても楽なのでいつまでも沼から抜け出せなくなるのです。
やる気のある人はやめてやる気のない人は居座る
責任を取らない組織のメッセージは
「面倒なことは何もやるな!」です。
会社内で上に行く、給料が良くなっていく人間は何もしない効率が悪く、生産性も低い人間です。
こんな状況では仕事に対してやる気のある、生産性の高い人は辞めていってしまいます。
やる気のある人の心を全力でへし折るような環境にあるのです。
すると、自然と部屋の四隅に埃が溜まるようにやる気のない人だけが会社に居座るようになっていきます。
そんなやる気のない人ばかりになり、人がいないからと出世させるとますますやる気のある人は辞めていきます。
管理職になってはいけない人を管理職にしてしまうコストは金勘定だけでは測りきれないくらいのリスクです。
能力が無い人が跋扈する魑魅魍魎の職場となるのです。
ゆっくり確実に衰退する
誰も責任を取らない、コミュニケーションも出来ない、業務効率も悪い、挙句能力の無い人ばかりのなっている。
そんな会社が発展することは絶対に無いですよね。
責任を取らない組織は必ず衰退します。
必ず衰退してダメになっていくのですが、怖いのはゆっくりと衰退することです。
前例踏襲のやり方では急に悪くなることは稀です。
ゆっくり着実に確実に利益が下降線を辿っていくのです。
また、やる気のある人も辞めていき人件費も浮くので利益が上がり下がりを繰り返して確実に下がっていきます。
一気に倒産してくれると踏ん切りがつきますが、ゆっくりでたまに利益が上がることもあるのでグダグダと残りがちです。
そんなこんなでモタモタしていると年齢的に転職も出来ず取り返しがつかない状況になるのです。
責任を取らない組織、上司の対処法
責任を取らない組織、上司がいる場合はどうすればいいのか。
その対処法を紹介します。
やる気なく金だけ貰って働く
やる気をもって働くことも大事ですが、社会人になると簡単に善悪をつけられないことが多いです。
良くはないのでしょうが、責任を取らない組織では変にやる気を出すより肩を力を抜きに抜きまくって働く。
つまり、本当に必要最小限だけのことをしてやる気なく働き金だけ貰うというのも有効な手段です。
周りが責任を取らないのですから、自分だけが頑張るなんてそんな効率の悪いことはありません。
ほとんどの人が金のため、生活のために働いているだけです。
これから先のことを考えると会社は悪化していくでしょうが、逃げ切れそうとかなら諦めてひたすら楽な方を選ぶのもある種の人生です。
割り切って金だけのために心を無にするのも一つの手です。
上司だけがヤバい場合は周りと協力する
責任を取らない組織であってもまだ救いがある場合があります。
責任を取らない組織の初期の初期なのでこういった状況になることは少ないですが、上司だけ上の人間だけが責任逃れをしている場合はまだなんとかなります。
なんとかなるといっても一人で頑張ってはいけません。
大事なのは周りの人と協力しながら解決にあたりましょう。
周りの人と協力して、ちゃんとした組織に変えていくようにしていければ当然その上司は居辛くなるしいつまでもそんな人間を上に置いておくことはなくなります。
不満があるなら変えてしまえという考えも症状が軽いうちは有効です。
転職して違う方向にエネルギーを使う
責任を取らない組織で働いてしまっていたら、特に末期症状が出ていたら一番良いのは転職してしまうことです。
責任を取らない組織って単純にストレスですよね。
誰も何もしない、余計な仕事はいつまでもやるし押し付けてくる、効率の悪さと頭の悪さにイライラしていると思います。
さらに、多くの人がやりがちなのが「こんな会社ではダメだ!」とばかりに一人で頑張ってしまうことです。
こういった行動は大体自己満足で終わりますし、周りも責任を取らない主義でいるので平気で事なかれ主義で裏切ってきます。
正しいことをしているのに立場は悪くなる、人を信じられなくなるなど本当に嫌な思いをしてしまいます。
腐敗したら組織は内部からは変われないのです。
変えようという情熱やエネルギーを会社ではなく、自分に対して使う方が効率的が圧倒的に良いのです。
その効率のいいエネルギーの使い方が転職です。
会社ではなく環境を変えましょう。
在職中でも転職活動は出来ますし、なんでもやらないよりやった方が自分自身の納得感が違い人生の満足度が上がります。
転職活動をする前にまずは自分の本当の適正年収と向いている業種を知っておきましょう。
適正年収を知って搾取されることを防ぎましょう。
敵を知り己を知れば百戦危うからずです。
適正年収の把握にはミイダスが有効です。
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実際に活動するときはキャリアアドバイザーを活用しましょう。
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つまり、キャリアアドバイザーが付くような転職サイトは金がかかるので経営能力が無いブラック企業は登録も出来ず、そもそもが弾かれています。
また、会社の雰囲気や社風まで教えてくれるので自分に合わない社風の会社に入る可能性が激減します。
さらに、めんどくさい履歴書、職務経歴書は上手いこと添削してくれるし、面接では過去にどんな質問があったか教えてくれます。
効率よく転職活動が出来ます。
これが完全無料で使えるので使わないと損です。
あと、実際に活動してみて思ったのがキャリアアドバイザーは複数登録しとくべきです。
人によって相性が絶対にあります。
全員が全員優秀ではないので色々自分の目で見て比較した方が良いです。
完全無料なのでいくつ登録しても安心です。
相手も複数登録前提で話を進めているので逆に一つだけだと足元を見てきます。
失礼なキャリアアドバイザーっていますからね。注意しましょう。
むしろ複数登録でないと損していますよ!
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転職するにあたってこの本を読んでおくと逃げの転職から攻めの転職、そして自分の将来を守ることにも繋がっていきます。
是非読んでみてください。
まとめ
責任を取らない組織は、はっきり言ってどうしようもないです。
腐敗した組織は基本的には内部から自然と変わることはありません。
既に手遅れなことが多いのです。
責任を取らない組織はストレスが溜まるし自分の人生が台無しにされる可能性が高いです。
すぐにでも逃げ出す方が楽しい人生を送れることになると思います。