20代の貯金はどれくらい?若いうちから貯金した方が絶対に良い理由

100ドルの束

若いうちは貯金せず遊んだ方が良い、自己投資するべきだという意見があります。

そんな意見に惑わされて貯金も自己投資も出来ずに無為なお金の使い方をしていませんか?

結論から言えば20代の若いうちから貯金するほうが絶対に良いです。

アラサーの自分が若いうちから貯金した方が良い理由を説明します。

20代の貯金額はどれくらいか?

20代の貯金額は単身世帯で平均106万、2人以上世帯で平均165万です。

 

人によっては多いと感じることもあると思いますが、20年以上生きてきて貯金が100万程度しかないのは心もとないと思います。

さらにこれを平均ではなく中央値でみると悲惨です。

単身世帯5万、2人以上世帯71万です。

 

中央値なのでこちらの数字の方が馴染みがあるかもしれませんがあまりにも悲しい数字としか言えませんね。

簡単に言うと20代は貯金が少しでもあれば独身の場合勝ち組であると言えます。

 

参考までに各年代の貯金平均と中央値を提示します。

年代 2人以上世帯 単身世帯
平均 中央値 平均 中央値
全年代 1,139 419 645 45
20代 165 71 106 5
30代 529 240 359 77
40代 694 365 564 50
50代 1,194 600 926 54
60代 1,635 650 1,335 300
70歳以上 1,314 460 データなし

参照:令和元年(2019年) 家計の金融行動に関する世論調査

 

20代はほとんどが貯金していない、出来ていない状況なのですが貯金をすることが自分の人生を豊かにする最善だとアラサーでコツコツと貯金した自分は強く思います。

若いうちの貯金が絶対に良い理由

若いうちから貯金した方が良い理由は3つあります。

  1. 人生の選択肢が増やせる
  2. 資産形成は時間が最大の味方
  3. 若いうちから浪費すると一生貯められない

 

この理由から20代の貯金が最適解だと断言出来ます。

詳しく説明していきます。

人生の選択肢が増やせる

世の中お金が全てじゃないと言いますが、お金がないと世の中何も出来ません。

何をするにもすべてはお金です。

 

若いうちに貯金しないということはそれだけやれることが少なくなってしまいます。

 

海外旅行に行きたいとかの大きな出費もそうですが、一番良くないのは何かをしたいのにためらって挑戦できないことです。

 

例えば気軽に副業しようなんて風潮がありますが、何でも初期投資でいくらかはかかります。

この時に貯金が5万では挑戦できません。

 

また、会社が嫌で嫌で辞めたい時も貯金が無いと辞めた瞬間に終わってしまいます。

若くて一番やりたいことがやれる、挑戦できる期間に貯金がないという理由でほとんどが出来なくなってしまうのです。

 

人生で一番重要な自分が自由に選べる選択肢が少ないのです。

 

若いうちからの貯金は貯めておけばそれだけでセーフティーネットになるし、何かやりたいことがあった時に行動に移せます。

選択肢があるという心持ちだけで安心感があり、人生楽しく生きられます。

若いうちの貯金は防御でありながら最大の攻撃でもあるのです。

資産形成は時間が最大の味方

手取り額が減り続ける、年金もいつから貰えるかわからない状態で老後のために2000万円を貯めないといけません。

いきなり2000万貯めようと思っても不可能です。

そして、普通に貯めるだけでは2000万なんて到底貯まりません。

 

そのため、資産形成が必要なのですが資産形成は時間が最大の味方です。

 

物事を成功させるためには圧倒的な才能か人の2倍以上の努力か人より早く始めることが重要です。

 

若いうちから貯金をして一部を資産形成に回せればそれだけで並居る天才たちに太刀打ち出来て資産形成が可能です。

長期の分散投資でインデックス投資をすれば高確率で資産が増えることが証明されています。

才能なんかいらないのです。

 

ひたすら、決まった額を決まった日に長期的に積み立てれば天才と呼ばれる投資家たちに負けないのです。

詳しくはこの本を読めばインデックス投資がいかに最強の資産防衛手段であるかがわかります。

若いうちから貯金することで将来に対しての圧倒的な安心が得られます。

年を取ってお金がなくしかも働けないという悲惨な状況を回避できます。

若いうちから浪費すると一生貯められない

若いうちから貯金せず、30代40代と年収が上がってから貯金すれば良い。

30代40代に稼げるように自己投資をすべきと主張する人もいると思います。

 

しかし、若いうちから浪費癖を付けるといくら年収が増えても貯金が出来ません。

 

手取りが800万あっても毎年800万使っていたらお金は無いです。

手取りが300万でも200万しか使わなければ100万貯金出来ます。

 

いくら稼ぐかではなくいくら貯金するようにしてその中で自分がどこにお金をかけて幸せを追求するかが大事です。

支出の最適化は若ければ若いほど良いのです。

 

現に30代40代の貯金の中央値は100万もありません。

このことから若いうちから貯金しない人は年を取っても貯金しない、出来ない人だということがわかります。

 

だからこそ、若いうちから貯金する習慣をしっかりとつけることが重要です。

自己投資は無駄になりがち

貯金せず自己投資が絶対に悪いわけではありません。

 

ただ、多くの場合自己投資は無駄に終わります。

 

自己投資は浪費であってはいけません。

つまり、投資した分年収が増えるなどのリターンがしっかりとあるのが投資です。

自己投資という言葉に騙されてこの視点が欠けている人が多いです。

 

30代40代でも貯金出来ないことを考えると自己投資と言ってお金を使いまくってもリターンが無い人の方が多いことの証明だと思います。

 

自己投資にお金をかけるのであればそれが自分にどれだけ将来的に返ってくるのか考えて投資できれば問題ないです。

逆に何もなく、ただ楽しかったで終わるものは趣味や浪費の分野なので本当にそこまでお金をかけるべきか考える必要があるのです。

インドルピー硬貨
若いうちは貯金なんてせずに自己投資することが一番良いという論調があります。 せこせこ貯金している人からすれば確かにこのままで良いのかなって...

まとめ

若いうちから貯金することは挑戦心が無く悪いことの様に言われることが多いですが、絶対に若いうちから貯金する方が人生を豊かに暮らせます。

貯金をするには支出の最適化が必要です。

これが出来ると本当に自分の好きなもの必要なものにお金をかけられて人生の満足度が上がります。

 

また、貯金はいくらあっても困りません。

是非20代の若いうちから貯金しましょう。

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