若手だからこそ新しい風を巻き起こしてくれる、今までにない何かを提供してもらいたい、成長するいい機会。
そんな美辞麗句を並び立てる会社は若手に責任を押し付ける単なる搾取を行っている会社です。
責任を押し付ける会社は年寄りが若者を食い物にする日本社会の縮図であり未来がない会社です。
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新しい風・変化という名の若手押し付け
停滞した会社でありがちなフレーズが
「若手による新しい風の呼び込み」とか「若手により時代の変化に対応」などあります。
一見するともっともらしいフレーズですがこんなものに何も意味はありません。
新しい考えということ自体が既に抽象的で意味不明です。
新しい風とか変化は若手が起こさないといけない時点で既に何かがおかしく単なる美辞麗句で仕事と責任を押し付けているだけです。
本来新しい変化とか風が欲しい状況にまで追い込まれた上の人間は一体何の責任を取ってくれるのかって話です。
恐らく何も責任を取る気なんてありません。
若手若手と停滞した組織では言われますし、現代日本でも若手によるなんとかとか色々あります。
でも、本来は失敗して停滞感を招いた年寄りが責任を持って解決するのが筋なのです。
これをしない時点で良いことを言っても単なる押し付けです。
特に仕事や日本でよく見られることとして、日常仕事だけでなく中長期プランまで全て若手に投げる愚行です。
若い人が今までと違ったアイデアで将来像を描くなんていう言葉と状況に酔いしれているだけです。
何事でもそうですが、これからはこれまでとは絶対に無関係ではないです。
それを全て若手に押し付けて年寄りが働ないのは搾取と言えます。
若手に任せて年寄りは何もしない
若手に任せるという言葉は聞こえはいいです。
しかし、本当に若手に全てを任せるのであれば年寄りは何をしているのかという問題です。
恐らく何もしません。
責任は年寄りが取るなんて言いながら何もしないのが若手に任せる作戦です。
責任を取る気なら衰退させた原因についてしっかりと自分たち自身が責任を負って解決するか出来ないなら辞めるべきです。
それをせずに若手というミラクルパワーに頼って若手なんだからと圧力をかけるだけで年寄りは何もしません。
体のいい若手イジメが発生しているだけになります。
年寄りが働かず若手を搾取しているだけなのです。
改革という名の小手先で責任逃れをしているだけ
停滞した組織が好きな言葉は改革です。
改革をして今までの停滞感を打破する。
そのために若手に任せようとするのです。
簡単に言えば改革という小手先で責任逃れをしているだけです。
改革とは今までとは抜本的に変えることなので年寄りの既得権益層にとって痛みが伴います。
この痛みの部分を避けて、痛みも無く画期的な方法で一発逆転の方法を若い人が提案してくれるだろって甘えているだけです。
こんな状況で何かプロジェクトを立ち上げてもなんとなくのやった感があるだけで何も解決なんかしません。
結局若手に任せるとはメンドクサイ解決できない問題を押し付けて自分の身は守って定年までなんとか凌いでやろうということでしかありません。
若手に責任を押し付ける行為は自分たちが甘い蜜を据える期間をなんとか伸ばそうとしているだけです。
甘い汁を吸われたら当然若手は貧乏くじを引かされるので搾取されることになります。
能力がある人間を登用出来ない会社は衰退する
若手に責任を押し付ける会社は結局のところ、もう自分たちにはどうにもならないから押し付けてやれって精神が蔓延しています。
年功序列は楽な制度ですが、年寄りは若手の力で活性化と言って押し付けて若手は給料も少ないのにやりたくないと責任の押し付け合いをしているだけです。
何事においても大事なことは年齢なんかより能力で人を評価して権限と地位をしっかりと渡すことが大事です。
若手とか年寄りとかのカテゴライズが既にしょうもないのです。
これからのことはこれまでとは無関係ではありません。
だから、能力のある人間をバランスよく組織して組織全体で改善に取り組むのが本来の会社のあるべき姿です。
それをせずに年寄りが幅を利かしてメンドクサイ仕事は若手の力を取り入れてなんてやっている組織は確実に崩壊します。
若手に責任を押し付ける会社は能力ある人間を登用するシステムと考えが全くありません。
そんな組織は当然衰退していくのです。