この会社一体どうなっているのかと悩んだことはありませんか。
そんなことを従業員に思わせている時点でその会社は既に魅力のない終わっている会社である可能性があります。
終わっている職場は必ず同じような特徴があり、将来性もなく衰退していく傾向があります。
実体験からヤバい終わっている会社の特徴を紹介します。
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終わっている会社・職場の特徴
終わっている会社は同じような現象が起きて本質に気付けずなすすべもなく崩れていきます。
そんな終わっている会社の特徴を紹介します。
中堅社員がいない
本当に入ったばかりの若手が辞めるのも問題ですが、仕事が向いていないなどの適性やそもそもの本人の性格など色々考えられます。
ただ、中堅社員になると話が違ってきます。
中堅社員は、中堅になるまで働いているので単なる一時の感情や適性がないからと辞めたりはしません。
酸いも甘いも知ったうえで自分のこれからの将来を、この会社で過ごすのは何も得ではないと判断したから辞めていくのです。
中堅社員が辞めるということは会社に未来がないと見切られているのです。
会社の全体像を把握したうえで転職できる年齢だからと決断して辞めていくので、普通だったら辞めてしまうような会社というわけです。
さらに、中堅社員がいなくなることで業務が回らなくなったり、年齢構成もおかしくなるので若手の退職も増える傾向にあります。
中堅社員がいないとじわじわと組織を蝕んでいくのです。
管理職になっていはいけない人が管理職をやっている
まともな中堅社員が辞めていくと必然的に残るのは仕事が出来ない、向上心もないしがみつくしかない人です。
しっかりと組織運営を考えて中途採用するか、退職を防ぐ措置を取らないと年功序列と人手不足からできない人が上に行きます。
管理職になってはいけない人が管理職になってしまうのです。
管理職になってはいけない人が管理職になった時の損失は管理職を育成するコストの10倍以上は絶対に発生します。
管理職になってはいけない人はほとんどの場合、感情論で動いて人を嫌な気分にさせることの天才です。
そして、元々仕事が出来ない人が管理職になっても仕事が出来るわけではないので組織運営が破綻していき終わった会社になります。
やる気のないおじさん、仕事が出来ない人が得する環境
管理職が管理職として機能しないと誰もがやりたい放題の無法地帯になります。
そうなると必然的に年長のおじさんが好き放題するようになります。
完全にやる気がなく一生懸命働かないようになり、楽して高給を得ようとします。
さらに、管理体制が無いと仕事ができる人もできない人も全て同列で扱われるようになります。
仕事量だけは仕事ができる人に押し付けようとするので仕事が出来ない人が結果として得をするようになっていきます。
頑張っても報われない、頑張るほど嫌な気持ちになる、そんな人の心を折るような終わった会社になります。
従業員のモチベーションが低いのに仲良くしようとする
終わった会社は、様々な人の心を蔑ろにするような最低なことばかりおきます。
そうなると、当然従業員のモチベーションなんかは確実に低いです。
モチベーションが低くて仕事に興味が持てない、職場環境に不満があると絶対に周囲の人間に関心を向けるようになっていきます。
関心を向ければ別に友達でもない人たちの集まりですから嫌な部分なんて腐るほどあるわけです。
すると、悪口をお互いに言い合うような最低な環境になっていきます。
ただ、悪口を言い合うような環境ほど自分が嫌われたくない気持ちが働く+人の悪口の情報を知りたいので無駄に集まろうとします。
いい雰囲気の会社も仲良くしますが、雰囲気の悪い会社も仲良くしようとするのです。
ただ、本質は仲良くなく下種な感情で集まっているだけでお互いに気を遣いあうだけのつまらない集まりになります。
そのうえ、仕事もなあなあで過ごすようになり、より終わった会社になるのです。
普段は保守的なのに急に突拍子もないことをしだす
会社はどれだけ時代が変わっても人が大事です。
この人がどんどん質の悪い人ばかりになると業績もどんどん悪くなっていきます。
今のままでもズルズルと悪くなるけど一応なんとかなる、メンドクサイから何もしたくない気持ち。
このままではいけない何かしないといけないという気持ちの葛藤で常に揺れ動くことになります。
完全に終わって手遅れな時点でその質にあった会社にダウンサイジングしていくなど合理化していくしか方法はありません。
しかし、今まで何も問題を解消せず見て見ぬふりをしていたくせに切羽詰まると何故か何の勝算も無い勝負に出始めるのです。
保守的な性格で何もしないくせに急に突拍子もないことを始める会社は基本的には終わっていきます。
もともと駄目なことに加えて勝算も無く勝負に挑むのですから、無一文が借金をしてギャンブルに挑むようなものです。
終わっている状況を思い付きの勝負で更に悪化させて終わらせてきます。
問題を見て見ぬふりをしても解決しない
終わっている会社の何が怖いかと言えば終わっているのにキリよく潰れるとかの決定的な問題が起こらないことです。
ゆるやかに人が辞めながら推移していくのでズルズルと年齢だけ重ねていってしまうようなことが起きてしまいます。
これも仕事だからと見て見ぬふりをしていると年を取ってどうにもならず、かと言って会社の問題は解決しない。
どうにもならない閉塞感がある組織に辞めたいのに辞められず居続けることになります。
そうならないために転職活動だけはしておくべきです。
在職中でも転職活動は出来ますし、活動して残る選択肢も納得してるならありです。
なんでもやらないよりやった方が自分自身の納得感が違い人生の満足度が上がります。
転職活動をする前にまずは自分の本当の適正年収と向いている業種を知っておきましょう。
適正年収を知って搾取されることを防ぎましょう。
敵を知り己を知れば百戦危うからずです。
適正年収の把握にはミイダスが有効です。
無料で自分の適正年収と自分に向いている職種を教えてくれるのでそれを基準に活動できます。
実際に活動するときはキャリアアドバイザーを活用しましょう。
キャリアアドバイザーがいるような転職サイトは成功報酬で転職者の年収35%程度を会社から取っていきます。
つまり、キャリアアドバイザーが付くような転職サイトは金がかかるので経営能力が無いブラック企業は登録も出来ず、そもそもが弾かれています。
また、求人票を見るだけで企業が求めている基準を知ることが出来るので自分がスキルアップする際にも役立ちます。
さらに、めんどくさい履歴書、職務経歴書は上手いこと添削してくれるし、面接では過去にどんな質問があったか教えてくれます。
効率よく転職活動が出来ます。
これが完全無料で使えるので使わないと損です。
あと、実際に活動してみて思ったのがキャリアアドバイザーは複数登録しとくべきです。
人によって相性が絶対にあります。
全員が全員優秀ではないので色々自分の目で見て比較した方が良いです。
完全無料なのでいくつ登録しても安心です。
相手も複数登録前提で話を進めているので逆に一つだけだと足元を見てきます。
失礼なキャリアアドバイザーっていますからね。注意しましょう。
むしろ複数登録でないと損していますよ!
現に転職に成功した人は平均4社以上登録していますから。
自分が登録したキャリアアドバイザーは4つです。
1つ目がリクルートエージェントです。
業界最大でありブランド力があり、転職実績も一番です。
そのため、確実な転職のノウハウがあります。
求人数が他と比べて圧倒的に多いので登録しない手はありません!
圧倒的な求人数があれば必ず入社したいと思える会社が見つかります。
とにかく色々な求人を見たいならこれ以上はないです!
2つ目は、DODAです。
個人的な感想としては優良な地元企業の求人が結構ある印象なので地元転職にはオススメです。
見たことあるような地元の企業が「こんなに良い条件の勤務体系になっているのか!?」って驚くことが多いです。
地元で転職したいと思うなら是非活用した方が良いです。
また、求人数も多く求人検索機能が充実しているので希望する求人が探しやすいです。
3つ目はパソナキャリアです。
お世辞にも求人数は多いとは言えません。
しかし、このキャリアアドバイザーの魅力は親身になって対応してくれることです。
初めての転職でわけがわからない状態のときにいきなり面接にぶち込まれても上手くいきません。
その点パソナキャリならしっかりとサポートしてくれます。
また、自分に合った会社選びも親身になって行ってくれます。
履歴書の添削から面接の受け答えまで本当に丁寧に指導してくれるので転職が初めての人はぜったいに登録すべきです。
20代でしたらマイナビAGENTがオススメです。
20代に完全特化した転職サイトです。利用者のほとんどが20代~30代までで若い人のサポートを中心に行っています。
20代後半でも6割程度の人が年収アップした転職が出来ているので、20代なら登録しておかないと損です。
※マイナビのプロモーションを含みます。
転職するにあたってこの本を読んでおくと逃げの転職から攻めの転職、そして自分の将来を守ることにも繋がっていきます。
是非読んでみてください。
まとめ
終わっている会社・職場は第一に人が終わっています。
長い時間をかけてまともな人が逃げ出して、仕事が出来ない、人間的に問題がある人が熟成されていきます。
そういった会社は時を追うごとにどんどん悪い部分が表面上に現れてくるようになり最終的に終わってしまいます。
終わっている会社で働くことは精神的にも今後のキャリア的にも一切の得はありません。
終わっていると思ったらしっかりと身を守る必要があります。
「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」さて、どうする? [ 上村紀夫 ]