ウィンタースポーツの代表にして大学生が必ず一度はやるスポーツ、スノボー。
学生時代にちょろっとやるだけだとそこまで負担がありませんが、趣味にしてやろうと思うとどれだけお金がかかるとビビりますよね。
そこでスノボーを趣味にしている自分がどれだけお金がかかるのか、スノボーに安く行くにはどうすればいいか紹介します。
お金はかかってもやる価値があるスリリングでエキサイティングな趣味だと言えます。
スノボー1回に行くのにかかる金額は?
まず気になるのはスノボーを1回行くだけで一体いくらかかってしまうのかということだと思います。
何も装備が無い全てレンタルであった場合について金額を計算します。
リフト料金は色々な所でまちまちなのですが、大体5,000~6,000円です。ここでは5,000円ということにします。
そして、レンタルフルセットで借りると大体8,500円くらいです。
スキー場でご飯を食べると思うのでこれが少なくても1,000円はかかります。
つまり、どんなに近所に住んでいたとしても何も装備が無いと15,000円は確実にかかると思って間違いないです。
そして、これが遠方に住んでいるならもっとです。
自分はレンタカーを借りて高速を使っていくので、レンタカー代で8,000円。
ガソリンで6,000円。高速代で8,000円くらいです。
レンタカーで行くとお金はかかりますが、スノボーはとにかく雪で車の中はびしょびしょになります。
なにより、雪で信じられないくらい車体が汚くなるのでレンタカーをオススメします。
愛車を汚すのは忍びないです。
つまり、雪が降らない県から移動すれば単純に37,000円一人で行くなら払わないといけないわけです。
趣味になんて到底できない上級国民だけの遊びになってしまいます。
お金がかかる遊びなのは間違いないです。
スノボー道具は買った方が良いか問題
お金がただでさえかかるのに装備を一式揃えるのにもお金がかかります。
お金がかかるので躊躇う気持ちは痛いほどわかりますが、個人的には全て揃えた方がお得だと断言できます。
少なくともウェアとブーツだけは買っておいて損は無いです。
買った方が良い理由を金銭面などから説明します。
スノボー道具一式揃えるのにかかる金額
スノボー装備をただ眺めているだけでも滅茶苦茶高くてげんなりしますよね。
スノボーはやるのにもお金がかかるし揃えるのにもお金がかかる非常に敷居が高い趣味です。
ただ、スノボー装備一式も安く抑えようと思えば抑えることが出来ます。
ここでは安い時期に買うかつ初心者でこだわりなく初心者向きの安いもので揃えた場合で考えていきます。
自分はシーズンオフに安く買ったのでそれを目安にさせてもらいます。
まず、肝心なボードですが初心者用のものを買えば25,000円程度買えます。
次にブーツですがこれが20,000円程度で購入可能です。
で、ビックリするのがボードとブーツを固定するビンディングと呼ばれる付ける時にカチカチやるやつですが、あれはボードに付いていません。
別売りでかつ20,000円はするぼったくり価格です。
これでウェアが上下で20,000円程度します。
つまり、安く必要最小限に抑えても85,000円程度はかかると思っても間違いないです。
ボードをこだわれば簡単にボードのみで10万近くとかあるので破産します。
さらに、ここからゴーグルは必須なので3,000円程度。
初心者は安全のためにヘルメットしといた方が良いので4,000円。
ボードなど一式入れて運ぶためのバックが8,000円程度かかります。
手袋はワークマンのやつでも十分なので既に冬用のものを持っていれば代用できます。
なので、装備だけでなく周辺の必要なものを最低限抑えても10万円はかかるとみて間違いありません。
10万円は確かに高すぎるのですが、長く出来るエキサイティングな趣味を自分の道具で出来ると考えると買った方良いです。
何回行けば元が取れるのか?
周辺道具含めて10万はかかると考えた方がいいわけです。
すると、レンタルフルセットで8500円程度なので12回以上行けば完全に元は取れるわけです。
趣味にすれば遠方でも大体シーズン中に6回は泊りも含めて行くと思うので2年あれば確実に元を取ることが可能です。
装備も摩耗するのですが、毎週1日中滑っているとかでない限り結構持ちます。
大事に手入れをすれば6、7年は初期装備で戦えると思います。
ただし、上手くなって欲を出すと沼なのでそこは自己責任です。
7年持つとして35万は買った方が得をするわけです。
スノボーって時期が決まってしかやれないので飽きることはなかなか無いです。
7年程度は確実に楽しめるのでガッツリやる気があるなら絶対に買ってしまう方が得だし愛着も湧くのでオススメです。
どうしても迷う場合はウェアとブーツだけは買うこともオススメします。
ボードだけをレンタルする場合3,500円程度が目安です。
つまり、フルセットより5,000円安いわけです。
で、ウェアは当然ピンキリですが初心者は下記で紹介する安いやつで上等なので15,000円以下で揃えられます。
ブーツも15,000円もあれば買えるので合わせて30,000円です。
つまり、6回以上行けば元が取れるので迷っているならその2つだけでも買った方が確実に得なのです。
さらに、ウェアは極寒でも大丈夫なように出来ているので家で寒い時でも着れば十分に有効活用できます。
ブーツは基本役に立たないですが、雪が降った時は滑らないし強い味方になります。
とりあえず迷っていてもこの2つは買って損は無いし、6回程度行けば確実に上手くなっているので虜になっているはずです。
おすすめ道具と買う時期オススメ
実際に道具を買うとなった時に思うのが何を買ったらいいのかと、やっぱり高いよって問題です。
やっぱり高いよ問題については、これはシーズンオフに型落ちのものを買うだけで全て解決してしまいます。
スノボー装備は夏に揃えてしまうのが絶対に初心者の最適解です。
良い最新装備なんていりません。
今必要なのはとりあえず自分の道具であるということだけで十分すぎます。
夏になるとボードは確実に50%オフとかでありますし、その他装備も30%オフにはなっているので安く揃えられます。
と言うよりそうでないと、10万は余裕で超えてしまうので夏に絶対買いましょう。
ウェアとブーツはポイントとか上手く活用して安く買えるなら早く買った方が良いです。
結構なお金を使うのでしっかりとポイント還元を使って買えれば3万円ぐらいバックされたりしたので
オススメ道具なのですが、初心者はとりあえずバートンを買っておけばいいです。
初心者の強すぎる味方です。
価格も安いものがあるし、初心者向きの癖のないものが多いのでバートン製でボード、ビンディング、ブーツを揃えておけばいいです。
同じブランドで揃えた方が何かと都合が良いので特にこだわりがないならバートンの中から探せばいいです。
バートンの中で自分が気に入るデザインのボードを吟味しまくるのが最適です。
ボードのオススメは、 BURTON INSTIGATORです。
とにかく癖がなく初心者向きでありながら価格が安価、それでいてなんか気取ったデザインでなくシンプル。
まさにこれで良いんだよ!を体現しているボードです。
色々見て迷っているならとりあえずこいつを買っておけば問題ありません。
自分もこれを使っていますが、初心者として非常に頼もしいです。
ブーツのオススメは、BURTON スノボ ブーツ Moto BOAです。
ぶっちゃけ何でも良いのですが、レンタルとかで借りると紐で結ぶブーツがありますがあれは不便です。
なので、とりあえずボアタイプと呼ばれるダイヤルでカチカチやって閉まる形状のものを買いましょう。
これだけで大分時間短縮になるし簡単に挑戦できるので楽です。
ビンディングのオススメは、バートン ビンディング ESTです。
これも別に何を買っても全く問題ないのですが、せっかくボードをバートンにしたのだからESTのビンディングにしておくと良いです。
デメリットはバートン以外のボードに浮気が出来ない特別仕様なことです。
その代わり、セッティングがとても楽で自由にスタンスとかもいじれるので初心者からちょっと上達したら楽に色々といじれるようになります。
初心者なのでぶっちゃけ何でもいいのですが、ボードなんて早々と変えないと思うのでスタンスを気軽にいじれる方が良いと思います。
ウェアは基本的に何でもいいので自分の好きなデザインにしましょう。
自分は、これを使っているので安くてそこそこなデザインなので良いと思います。
色の種類がかなりあるのでこの中から選ぶのが手っ取り早くて良いです。
あと、初心者であって良かったと思うのがプロテクターです。
初心者は尋常でない回数こけますし、こけかたも痛いこけかたをします。
痛いと体がこわばって更にこける原因になるし、なにより痛いと嫌になってしまいます。
なので、スノボーにはプロテクターを付けていくのがオススメです。
高い奴は本当に高いので自分が使っているのはこれで安い抑えています。
あとは、お手入れのための道具があるかないかでサビとか滑りが違ってくるし、高い買い物なのですぐにダメになってしまうと泣けます。
お手入れセットは一式で付いてきて3,000円程度で買えるので買っておくことを強くオススメします。
GALLIUM(ガリウム) スキー&スノーボード GENERAL・F・Set
年間にかかる大体の金額
スノボーを一式揃えたら少なくとも余分なお金はかからなくなります。
で、ここから余分なものがかからない状態でいくらかかるという話です。
近隣に住んでいるなら1回5,000円と飯代1,000円で6,000円で1日楽しむことが可能です。
でも、大体そんな恵まれた人はいないと思うので自分の例で行くとこれにレンタカー8,000円とガソリン6,000円、高速代8,000円で28,000円です。
これで6回行くとなると168,000円となるので気合を入れないと立っていられないような衝撃的な金額になってしまいます。
スノボーを少しでも安く行く方法
何も対策をしないと嫌気が差す金額になりますし、かと言っていかないと趣味として楽しめないし道具まで買ったのに意味不明になります。
絶対にやるべきなのはリフト代を極力抑えることです。
SURF&SNOWで自分の行きたいスキー場を調べて11月に買えば大体30%以上割引された価格で買うことが出来ます。
さらに、3枚綴りで買えばもっと割引をしてくれるので大体1回3,000円程度で遊びに行くことが出来ます。
11月を過ぎていくと徐々に割引が渋くなっていくので早めに買った方が良いです。
色々な所に行きたい気持ちはわかりますが、初心者は練習ありきで考えた方が良いし下手なうちは景色なんて見れないのでどこでも同じです。
あとは無難に友達と行けばそれだけで割り勘になるので当たり前ですが安いです。
2人で行ったとしても諸々50%引きになります。
2人で行けば1回15,000円で楽しめるので高いけど普段無駄遣いしなければ余裕で行けます。
6回行っても9万なので大台には乗らず冬の間楽しめるなら許容範囲になってきます。
まとめ
スノボーを趣味にするとお金はかかります。
これは間違いないです。
ただ、しっかりと趣味にするなら道具を買った方が安いですし、リフト券を安く済ませる方法もあります。
あとは、雪質にこだわらなければ近場でも済むのでそんなにお金がかかることもありません。
贅沢に良い所に行っても10万程度で済むので考えようによってはもの凄くお金がかかってしょうがないというレベルでもないのです。
スノボーはスリリングで楽しい趣味なので是非工夫しながら挑戦してみて下さい。