神ゲーと名高いゴーストオブツシマ。
各所から高評価しかないゲームですが、実際にプレイしてみると高評価しかないのが不思議に思えるゲームです。
ゴーストオブツシマはクソゲーではないが、神ゲーとして構えてプレイすると退屈で肩透かしをくらいます。
ゴーストオブツシマがつまらなかった理由を紹介していきます。
ゴーストオブツシマをつまらなく感じてしまう理由
神ゲーと絶賛されているゴーストオブツシマが思った以上につまらなく感じてしまう原因は6つあります。
戦闘が単調でつまらない
ゴーストオブツシマは、面白い面白いと言われていますが雰囲気が最高なだけで肝心なゲーム部分が良くありません。
まず、戦闘が信じられないくらいに単調です。
オープンワールドにありがちな戦闘がつまらない問題をゴーストオブツシマもクリアできているとは言い難いです。
完全にセキロの劣化版です。
相手の攻撃タイミングに合わせて攻撃を弾いて斬り返すことでダメージを与えられるのですが、これがただLボタンを押すだけでつまらないです。
それか、クナイで敵を怯ませて斬るだけの単調なシステムです。
基本的にはクナイはすぐ切れるので、Lボタンでなんとか頑張るだけなのでプレイしていて何も爽快感がありません。
セキロは難易度が高いが、ジャンプが出来たり多彩なアクションで敵の攻撃をカッコよく弾けますがそれが無いので苦痛です。
戦闘がちょくちょくあるのに、それがつまらないとやっていて苦痛になります。
ポイントを溜めると強くなっていきますが、別に劇的に強くならず成長速度も遅いのでそこも苦痛です。
最初はステルスゲームだけど、強くなると無双でカッコよくアクション出来るシャドウオブモルドールの劣化版です。
数の暴力で難易度を上げている
セキロは難易度が高いですが、何回か繰り返すとリズムゲー部分があるので相手の攻撃に気持ちよく対応できてカッコよく弾いて攻撃することが可能になります。
セキロの方が難しいですが、相手の動きを覚えるなどすればクリアできる爽快感がしっかりと存在しています。
ゴーストオブツシマも、ちょっとした死にゲー部分もありますが、ダクソ2みたいに数の暴力で押すだけの雑な感じが否めません。
主人公一人に対して、敵の拠点に行くと10人以上で殴りかかってくるので難しいし楽しくはありません。
ふざけんな!という気持ちしか湧いてきません。
さらに、相手の武器によって怯む攻撃が違うのでわざわざ何種類もいる敵に合わせてその都度攻撃パターンを変更するメンドクサイのが厄介です。
敵が怒涛の如く押し寄せてくるので何回も攻撃種類を選択して変更してとやるのが苦痛に以外の何物でもないです。
しかも、遠くから弓兵が撃ってくるのが絶妙にウザい!!!
こっそり忍び込んで暗殺できる方法もありますが、そんなものの何が面白いのかサッパリわかりません。
時代劇風アクションと言いながらコソコソ暗殺していては、何も楽しくないし固まっているとろくに暗殺も出来ない。
一体何がしたいのか理解不能なゲームです。
セキロをやっていたい方が完全にマシです。
主人公以外のキャラがクズとブスしかいない
ゲームの面白さって、ゲーム性はもちろんのこと、ストーリーです。
そして、ストーリーを通じて主人公や周囲のキャラ達にしっかりと感情移入と愛着を持てるかが大事になってきます。
嫌いな奴のしょうもない物語なんて誰も見たくないのです。
ゲーム性だけならハクスラのような中毒性ぐらいないと話になりません。
ゲーム性が悪いならストーリーが良いのかと思いきやこれが主人公は、生き様がカッコいいけど周囲の奴らがクズです。
クズというか老害と言って差し支えありません。
仲間を助けて進めていくサブクエストがあるのですが、普通に考えて何も助けたくなるような要素が何もありません。
元をたどれば自業自得な部分があり、主人公が諌めるような正論を言えば
「黙れ!!!」やら
「わかっている!!!」
など、しょうもないクズで嫌になります。
そして、主人公の師匠であり叔父の人間は一番最悪です。
敵に捕まって何も出来ないくせに、一生懸命あの手この手で助けたらそのやり方は誉れではないとか文句を言ってきます。
具体的な策は何もなく、誉れ一辺倒の老害です。
ゲームをやっているのに、会社のバカな老人を相手にしているような不快さがあるので最低です。
しかも、自分の作戦で仲間が死んでも戦場で死ぬのは誉れなど悪びれもしない完全な太平洋戦争時の旧日本軍です。
そもそも、誉れがあるなら敵に捕まった時点で自害するのが誉れじゃないのかと常に疑問を付きまといます。
そして、クズと老害ばかりの中で清涼剤となるべきヒロインがブスです。
こいつは、良い奴ですがブスなのでイマイチテンションが上がらないのです。
以上のことからモチベーションが上がらないゲームです。
最初だけグラフィックに圧倒されて後は虚無
ゴーストオブツシマは一言で言えば雰囲気ゲーです。
そのため、雰囲気だけは他のゲームより圧倒的に素晴らしく最初のオープニングは映画の様に綺麗で震えます。
最初のうちはススキの壮大さと美しさなど景色の美しさに興奮してプレイできますが、人間って慣れてしまいます。
そのうえ、似たような景色しかないのでうんざりしていきます。
最初のうちは最高で言うことが無い状態でも、慣れてしまうとひたすら同じような景色を散策しているだけで虚無になります。
似たような景色をひたすら走っている。
遭難状態です。
オープンワールド特有の移動がやっぱりメンドクサイ
オープンワールドの何が苦痛かといえば移動です。
似たような景色をひたすら移動するだけで広さが仇になるのがオープンワールドの宿命です。
これがゴーストオブツシマでもクリア出来ていません。
村にショートカット出来る移動法は存在していますが、ある程度は自分で移動しないといけません。
これが苦痛です。
馬で走るとマシですが、同じ景色をひたすら走っているだけで苦痛です。
自分で走るとスタミナゲージが無いくせに急に遅くなる隠れたスタミナゲージがあるので苦痛です。
そして、示す向きに移動してもわざわざ道を探して遠回りしないといけないこともあるので苦痛です。
さらに、崖のぼりを何度もさせられるのでうんざりします。
こんなことして何が面白いのか疑問です。
クエストがひたすらかったるい
サブクエストを進めていくと強くなりますが、これが辛いです。
まず、キャラがクズなので関わりたくないです。
いざ、頑張って進めれば見つからないように行動しろだの、ヒントを手掛かりに探せだのかったるいです。
これ一体何のゲーム?ってずっと思います。
爽快感が無く道中の移動もメンドクサイしでやっていて本当に苦痛なのです。
神ゲーではなく普通~良ゲー
ゴーストオブツシマは洋ゲーにありがちな最初の1時間だけは至福の時で後は面白く無いオープンワールドゲームです。
雰囲気は最高で痺れるシーンが確かにありますが、それだけです。
後は味のないガムを噛んでいるようなゲームです。
神ゲーと絶賛されていますが、雰囲気だけを求めるなら神ゲーですが総合的に見れば普通~良ゲーの間に位置するゲームです。
ちょっと絶賛される理由が謎です。
ただ、決してクソゲーではないのでその点は安心して楽しめます。