女性部下の育て方とは

現代は男性だけではなく女性も働かなくてはならない社会です。

しかし、現状まだ男性が中心となって働くことが多いので男性が上司になる場合が数多くあると思います。

世の中の男性上司は思っているはずです。女性部下って扱いにくいな。男ならある程度適当でも付いてきてくれるのに女性はついてこないと。

そんな悩みを自分も抱えているんですが、なんとなくこうすれば上手くいくんじゃないという考えを経験則から書きたいと思います。

性差を意識する

男女平等だからと何でもかんでも一色くたにすればいいのではありません。男性と女性それぞれ個性というものがあります。それを強く意識することが大事です。

平等だからと重い荷物を女性に運ばしていいわけではありません。

男だから大事な仕事を任せようというのは明らかな差別ですし、男女差で区別する合理的理由がありません。こんなことをすると女部下から嫌われます。

男と女という個性だと考えて柔軟に考えていくことが大事です。その個性の差からこの子には何をやらしたらいいんだろうかと一つ一つ考えていく力が必要です。

情報共有する

基本的に女性は情報共有が大好きです。この情報共有で泣きを見た男性が多くいるんじゃないかと思います。

例えば、付き合っていた彼女が友達に自分の生活の一挙手一投足を喋っていたり、女性にとって都合のいい脚色した話を周りに言いふらして悪者に仕立て上げられたりと色々生きていればあると思います。

ただ、働くうえで女性は常に情報共有というものを一番大事にしているのでここを疎かにすると辞めてしまったり思った以上に働いてくれなかったりと困ることが生じてきます。

これも性差の一つなんですが、脳みその構造が違うからしょうがないんです。男性は物事全体の流れをなんとなく理解して自分はどのような立ち位置でどんな仕事をしなければいけないのかが比較的わかると思います。

それに対して女性はなんとなく全体の流れを理解してどのように振る舞うかが苦手だと思います。

だから、男部下にはなんとなくの説明で勝手にやってくれるのでそんなに詳細に説明しなくても物事がスムーズに進むことが多いです。

しかし、女部下に同じようになんとなくの説明をすると何をやっていいのかわからなくなってしまうので上手く力が発揮できないことが多いです。

これは女性が劣っているのではなく脳の構造の違いですからしょうがないですし、そもそも男女関係なく詳細に説明された方がいいですから女性の方が真っ当な考えを持っていると言えるのではないでしょうか。

そのため女部下に対しては一つ一つの仕事に対して今なぜこの仕事をしなければいけないのか。これをすることでどのような効果があるのか。自分自身にとってどんなことが得なのかなどをしっかり順序立てて説明していく必要があります。さらに、しっかりとあらゆる物事に対して情報を開示してあげればより女部下は働きやすくなります。

情報共有の観点から雑談も非常に重要になります。男性は基本的に黙々と仕事を一生懸命やることが大事で雑談は本当に最小限で構わないという人が多いです。むしろ、無駄とすら思っているかもしれません。

しかし、女性は雑談も仕事の重要な要素の一つであると考えています。自分はどんな人にどんなことを教わっているんだろうということを気にするので雑談をしなかったり黙々と仕事だけしていると女部下はやりにくさを強く感じてしまいます。

多少面倒だとは思っても仕事以外のことを話して自分という人間はどのような人間かという情報も積極的に開示していかなければならない時代です。

プライベートも仕事のうち

男性は仕事とプライベートは全く別です。正直一緒にしている人間を軽蔑することさえあります。

しかし、女性はプライベートも仕事のうちです。なぜなら、女性にとって結婚というイベントはあまりにも大きく一生を左右するものだからです。結婚した後子供を産むことまで考えたら早くから結婚を視野に入れた恋愛をしなくてはいけないと思っています。最初から仕事一筋で結婚なんかしませんと高らかに宣言する人なんていませんよね。だから、女性は仕事が人生の全ての捉えるのではなく結婚というイベントつまりプライベートを含めたうえで仕事について考えています。

なので、常日頃から仕事だけを押し付けるのではなくワークライフバランスを意識働かせないといけません。

これも男女関係なく今の時代に必要ですから女性だけがおかしいのでは決してありません。

女性が働きやすければ男性も働きやすい

性差を意識したり情報共有をしたりワークライフバランスを考えることが女部下を育てるうえで大事なんですが結局全て男性部下にも言えることです。

男は仕事だからと理不尽でも我慢しますが長期的に見たら果たして良いことなのでしょうか。自分は違うと思います。

女性の考えを取り入れて積極的に組織を変えていくことが女部下だけでなく男部下も働きやすい職場になると思います。

また、女性だからと悪いことをしても叱らないのは絶対にダメです。働きやすい職場作りと適当で舐めた働きぶりで許される職場は似ているようで全然違います。そこは、男女関係なくしっかりと上司の責任をもって叱ることが大事です。ただ、叱った内容は女性社員同士で確実に共有するので叱る内容は注意しましょう。理性的に論理的に叱りましょう。理不尽な言い方をすれば一気に全員から嫌われ上司です。そこは気を付けましょう。

こんな感じで女部下と接していけば上手くいきますし会社全体が良くなる可能性を女性社員は秘めていると思うので上手く活用していきましょう。

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