6月15日三重県営サンアリーナのB’zLIVE-GYM2019 Whole Lotta New Loveに参戦してサポートメンバーを一新したNew B’zを存分に堪能したうえでの感想とグッズ販売が非常に激戦だったので注意点を紹介します。
チケットだけでなくグッズ販売が激戦
今年のB’zはチケットがとにかく当たらないことで話題になっていました。小さい場所とは言っても1万人クラスの所も回っているのですがB’zレベルになると全く足りないことが判明してB’z人気の凄まじさと同時にチケットが当たらない絶望感に苦しむ人が多いライブであったと思います。
当たらない人は直前販売とマッチングが残っているので最後まで足掻きましょう。それだけの価値がB’zにはあります。
辛うじてチケットを手に入れた自分はバーミリンオンカードも持っているし人数も少ないから余裕だろうと高をくくっていましたが大失敗でした。
チケットも激戦ならグッズ販売も激戦なのが今年のB’zのライブなのです。
グッズ販売開始の時間に行ったら既に長蛇の列!!!
バーミリンオンカードの列ですらもの凄い並んでいるし、一般の人なんか余裕であふれ出ていて絶望感しか無い様な状態でした。
並んでもグッズが手に入れば良いのですが売り切れるのが早過ぎるのが問題です。
ハンドタオルなんか1時間経たないうちに完全に売り切れていました。
また、マキシワンピースも1時間程度で売り切れてしまいました。
特にショックなのがライブに行ったら絶対に買いたくなるメモリアルプレートまでもが何故か1時間程度で売り切れる事態になっていることです。
グッズ販売の始まりの時間に行ったのでは絶対に上記3点は手に入れることが不可能なのでグッズ販売開始の30分前には遅くても並んでいないといけません。
本当にメモリアルプレートを目前で逃すと絶望感しか湧かないので悔しい思いをしないためにも是非30分前行動で欲しいグッズをゲットしてください。
一般の場合は人が多すぎて未知数なので買えたらラッキーぐらいに思わないとやってられません。
稲葉さんが絶好調
今回のライブは運よくアリーナ席の前の方が当たりもの凄く間近でB’zのお二人の見ることが出来ました。
ライブが始まる前は去年稲葉さんが喘息からくる気管支炎を患ってしまい絶不調でギリギリの状態でライブを行っていたことから非常に不安でした。
しかし、ライブが始まれば杞憂でした。
最高で最強のセクシーでカッコイイ日本一の稲葉さんを拝むことが出来ました。
歌声自体も不調の時が嘘のようにCD音源以上の声で会場全体を震わせながら、とても54歳とは思えないほどアクティブに縦横無尽に動きまくっていました。
特に今回のライブでは稲葉さんがクルクル回っていることが多く個人的には回っている稲葉さんが大好きなので興奮が治まりませんでした。
シャウトなども全く問題が無く絶好調で終始圧倒されるようなド迫力の声量にただただ感動するしかありません。
また、直前販売のバックステージ側にもしっかりと配慮してくれた動きやパフォーマンスも取り入れてくれていたので直前販売だからとがっかりせず、がむしゃらにチケットを取りに行くことをオススメします。
稲葉さんがお尻を振ってくれたりと間近で小さなキュートなお尻を見ることが出来るのでむしろ得なんじゃないかと思えるレベルで羨ましかったです。
どんな席の人でも楽しんでもらえるように自分が今持っている限界まで振り絞ってファンに対して真摯に向き合いパワフルな声量でCD音源以上の感動を与える稲葉さんの姿が見れて感無量です。
松本さんのテクに磨きがかかり過ぎている
今回のアルバム『NEW LOVE』ははっきり言って松本さんのギターが光り過ぎです。
B’zのロック色をかなり強めたアルバムで松本さんが本当に楽しんで作ったと言っている理由がよくわかるアルバムでギターの音色が素人の自分からしても最高だとわかります。
ライブでも松本さんのギターが鳴り響いていました。衰えるどころか新しいサポートメンバーも加わったことでより進化していると確信できます。
今回のアルバムはロック色が強いので否定的な意見がありますがライブを体験すればいかにレベルの高いアルバムであったかがわかります。
松本さんのギターテクにはいつも驚かされて感動させられますが今回のライブではその頻度が従来と比べて多いと感じました。
松本さんにスポットライトが当たりギターのテクニックを披露するような楽曲が非常に多かったため改めてギタリストとしての松本さんがレベルの高さを感じられるようなライブであったように思います。
むしろ、B’zのライブはここ最近稲葉さんメインの稲葉さん頼みな所があったかもしれませんが今回はむしろ松本さんのソロに稲葉さんが参加してB’zとしてライブ活動をやっていると言ってもいいくらい松本さんの良さが光るライブです。
稲葉さんばかりスポットライトが当たりますが、リーダーである松本さんもしっかりいい意味で化け物なんだなと思わせてくれます。
MCでもいつもと同じお茶目で可愛い松本さんが多く見れたのも素晴らしかったです。
新しいB’zのサポートメンバーは最高
今回のライブで話題になったのはチケットが取れないこともそうなのですが、一番はサポートメンバーの全交換だと思います。
長年活動してきてバリー、シェーン、増田さんに特に愛着が湧いている人も多くB’zのメンバーの一員として考えているところもあったので驚きました。
これに関して松本さんが今までのメンバーとしては完成されてしまったので新しいことにチャレンジして新しいメンバーで新しい音、グルーヴ感を出していきたい。
と言うことを仰っていました。
インタビューでのこの内容を見た時は??????という感想しか持ちえませんでした。
だって、考えてみてください。
完成されているならいつもの完璧で鉄壁なB’zの音楽とライブを見せてくれるのがファンにとって最高じゃないですか!!!
メンバーにも愛着が湧いているし新しいグルーヴ感とか素人には意味不明な所が多すぎると思っていました。
しかし、新生B’zのライブを体験してみて新しいサポートメンバーは最高であり松本さんが言っていたことは一言一句正しいことだと理解出来ました。
今までのメンバーが悪いとかではなくて、平成という時代で頂点を取ったB’zとしての音楽は完成され過ぎており逆に言えばあれ以上の成長はほとんど難しかったのだろうと思います。
それが常に真摯で真理を追究するB’zのお二人からすれば怠慢であり新しいことにチャレンジしてもっと成長した最高の姿をファンに見せようという気持ちを邪魔してどこかで甘えが来ると思ったのだと思います。
誰が悪いとかではなくゲームで言うとPS4の機能で出せる最高のレベルまで作ってしまったのでPS5で最高のものを作っていこうとしている感じなのかもしれません。
ドラムのBrian Tichyはシェーンと違ってもの凄くパワフルで荒々しく激しい感じで今まで以上に迫力のある演奏に一助をかっていると感じました。単なる上手いだけでなく迫力のある荒々しいサウンドは今作のアルバムにぴったりでした。
キーボードのSam Pomantiは癒し系の増田さんの代わりに入ってもちろん技術自体ももの凄くレベルが高いのですが日本がペラペラ喋れたりサポートメンバーで一番笑いを取ったりと増田さんに変わる新しい癒し系で楽しいメンバーだと感じました。
ボーカル&ギターのYTは、あの氷室京介さんが上手いと絶賛するだけあってテクニックが半端ないです。今作のアルバムはハードロック系で荒々しく難しい音のはずなのに松本さんとギターをかき鳴らして会場を興奮させまくっていました。
ベースのMohini Deyはバリーの代わりに入ったのですが、個人的に彼女が一番サポートメンバーの中で存在感があり会場を魅了していたと感じます。
バリーももの凄く上手く特に2013年ライブでのネイティブダンスの入りなんか最高でした。
上手いのベクトルが違う全く新しい音楽であり一番新生B’zの違いを体現してくれたと思います。
高速の弾きなんか全く理解が出来ないレベルで完成度が高いですし曲の要所要所でモイーニが入ってくることで今まで聴いていた曲でも随分印象が違って感じ方の違いが判ります。これがグルーヴ感なのかもしれません。
ネタバレ無しと言ったのですが、比較的新しい曲の演奏があったので2015年ライブと2017年ライブを見ておくとより深く今回のメンバーでの違いを理解できます。
稲葉さんも松本さんも絶好調で更に進化を遂げてサポートメンバーも新しいB’zの音楽に貢献していてどこを取っても最高のライブです。
あと、三重県営サンアリーナのファンももの凄くノリが良くて最高でした。同じ空間を共有出来て本当に感謝しています。一緒になってライブを作っている感が今までで一番ありました。三重ベイベー!!!
本当に胸いっぱいの新しい愛を届けてくれた忘れられないライブでした。