会社の人間関係が嫌で辞めると甘えだとか忍耐力が無いとか散々に言われます。
しかし、実際に辞めた方が良い職場が存在することも事実です。また、会社って合う合わないが意外と大きいと思います。
そこで、こんな職場だったら我慢せず辞めた方が良い場合を紹介します。
人生は人間関係が全て
人間関係が上手くいかないごときで辞めるなんてと言われたり自分で強く思っている人が多いのですが人生って人間関係が全てなところがあります。
もちろん、一人で頑張る時も大事ですが人間てなんだかんだ言って人と人との関わりの中で生きています。
本当に誰とも関わらず孤独で生きることなんて人間出来ません。
そうなると問題はどうやって人と関わって生きていくのかが大事になるのです。
この人間関係で何もかもが嫌になったり自分らしく一切生きることが出来ない苦痛だけの毎日なら人生無駄にしていると言っても過言ではありません。
そして、今いる職場を社会だと思っている人が多いですが自分が勤めている会社は社会のごく一部であって社会そのものではありません。
したがって、次の職場に行けば次の職場なりの社会があるのです。狭い世界に閉じこもって全て台無しにする必要はありません。
どうしても無理なら人間関係で辞めることは一切悪いことでもありません!思い切って転職しましょう。
人間関係が嫌で辞めても良い場合
人間関係が嫌なら辞めても良いですが、なんでもかんでも辞めるのは良くないです。そのため、こんな場合は勇気を出して辞めても良い場合を紹介します。
パワハラセクハラされている
未だに昭和の時代を引きずっている様な化石みたいな職場は平気で存在します。
そんな化石みたいな職場では普通にパワハラだったりセクハラが行われることがあります。
パワハラセクハラ自体が既に人としての尊厳を脅かすもので絶対に許されないものです。そして、そんなことをする職場は未来がありません。
なぜなら、権力がある人間がパワハラをしてそれを誰も止められないような腐った組織に未来があるとは到底思いません。
パワハラセクハラをする会社は犯罪だし未来が無く悩んでいる時間すらもったいないので辞めるべきだと思います。
職場で孤立している
本人に理由があるのか無いのかはこの際どっちでもいいとして、現実問題として現在職場で孤立してしまっている人間は辞めてしまっても良いと思います。
孤立していると言っても表面上は上手くやっているけど内心「この会社頭のおかしいクズ野郎しかいないじゃねえか!辞めたいわ!」ぐらいの関係を築けている人は辞めずに我慢して働いた方が結果的には楽です。
問題は本当に会社の人間と関わりが無い、持とうとしない人間です。雑談とかも一切なく事務的な会話しかしない。会社の人間関係のあれこれを何も知らない状態です。
大体の場合職場で孤立している時点で殺意が湧くぐらい会社の人間が嫌いだと思います。
相手も人間なので孤立している奴には冷たい態度を取るカスが普通にいます。悪い相乗効果が働いてますます会社の人間を心底ゴミの様に思います。
さらに、本当にくだらないことですが会社の人間関係から孤立していると仕事の情報だったり役立つ情報が回ってこないことがあります。
そうなると、仕事が非常にやりにくく仕事でも人間関係でもストレスだらけで大変なことになります。
だから、孤立してしまっている人間は会社を辞めても良いです。
今の職場で孤立したからと言って次の職場でも孤立するとは限りません。人間関係って結局縁なので行動あるのみです。
精神面で不調が出ている
上記どれに当てはまらなくても会社のやつらにムカつきすぎて精神面に不調が出ているなら辞めましょう。
体は資本と言うように元気なうちはいくらでもやり直しがききますが体がダメになるとどうにもならないです。
特に人間関係で精神をやってしまうと何故か自分はどこでも通じないとか甘えとか今の職場は比較的恵まれているとか意味不明なことを考える人が良いです。
敢えて言うならば、そんな考えそのものが不調の原因であるため辞めるべきです。
結局今の会社しか知らず選択肢が狭いからここから逃げたら終わりとか思うのです。
大企業や公務員に勤めている人間がどんなに嫌でも今の地位を失いたくないからと生きる希望を失ったまま肩書に囚われてうつ病になっているのと同じです。
会社は本当にたくさんあります。一つの所で諦めることがいいはずありません。
とにかく不調が出ている時点でアウトなので無理せず辞めるべきです。
人間関係に改善の見込みが無い
ある程度の我慢は人生には必要ですが仕事での我慢はあまりにも長期的過ぎます。
大体40年間は働かないといけないので自分が調子に乗れる年齢に達するまでかなりの時間を平均的な日本企業ならかかります。
なんかもう可哀想なくらい頭がおかしい老害ならあと何年かで辞めてくれるので我慢する価値があると思います。
珍種の動物を観察する感覚で過ごすと気分が晴れやかになります。
ただ中堅がおかしい場合はどうにもなりません。定年するまでずっと一緒に過ごすわけですからこれは大変なことです。
しかも、中堅は辞める見込みのない奴らばっかりなので人生のほとんどの時間をストレスを抱えながらうんざりして過ごすことになります。
どこの職場にもおかしい奴らがいますが、中堅でおかしい奴らの数が多い場合誰かが更生しようというシステムが働かないので長期にわたってイカれた環境が続くことになります。
そのため、長期にわたって人間関係に悩まされそうなら悩むだけ時間が無駄なので次の職場を探し始めることを勧めます。
まとめ
なんとなく嫌だから辞めるのは駄目です。しかし、本当にどうしようもないくらい人間関係に悩むのであれば辞めてしまってもいいです。
変に真面目ぶってしがみついて精神をおかしくするよりよっぽどいいです。
環境が変われば違った評価を受けるなんてことは普通にあります。
だから、甘えとかなんとかで自分を追い込まず冷静に自分の状況を把握して辞めるべき時は勇気を出して辞めましょう。
そして、少しでも良い職場を見つける行動を起こしましょう。
会社・仕事・人間関係が「もうイヤだ!」と思ったとき読む本 /あさ出版/斎藤茂太